大切な人の誕生日に何を贈ろうか悩んでいる場合には、誕生花がおすすめです。誕生花とは、その月や日にちにちなんだ花のことで365日毎日設定されています。
自分の生まれた日の花を知ることは、自分が生まれたことへの感謝や祝福を意味します。そんな誕生花は、大切な人への贈り物にぴったり。
誕生花を調べると多くの情報が出てきます。いろいろな情報をみるとどれが正しいのかわからなくなるほど。実は誕生花には明確な決まりがありません。贈り物として考えている場合は、花言葉や花の色なども組み合わせて考えてみてください。
そこで本記事では、誕生花について調べました。それぞれの月におすすめな誕生花も一緒に紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
誕生花の歴史や由来を解説
誕生花とは、生まれた月日にちなんだ花のことです。誕生花の由来は世界各国でさまざまあり、植物に宿る神に由来するものや、神話や伝承を起源とする誕生花などもあり、実に様々。
誕生花は、365日のすべての日に定められているものですが、情報によって紹介されている花は異なり、正解というものもありません。
複数の花が1つの日付の誕生花とされていたり、1つの花が複数の日付の誕生花となっていたりするものなのです。
それでは、誕生花の由来や歴史について、もう少し詳しく見てみましょう。
誕生花は誰がきめた?
じつは、正しい誕生花というものは存在しません。誕生花は、国や公の機関や統一された団体などにより正式に定められたものではないため、正しい誕生花というものは存在していないのです。
誕生花は365日それぞれの日のイメージから慣習的に選ばれたお花であり、誰かが決めたというものではないのです。
ここからは、誕生花がいつ、どこで始まったのかということについて詳しく見ていきたいと思います。
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誕生花の歴史や起源
誕生花の歴史や起源は地域によりさまざまです。最も神秘的な伝承として伝わっているのは、古代ギリシャ・ローマ時代の「自然界には神がいる。『時』にも神が存在する」という考え方です。
自然界にあるものは皆神が宿っているため、人間が生れ落ちる瞬間にその神が見守ってくれている、として誕生花が生まれたのではないかといわれています。
ヨーロッパで伝わる神話には、それぞれの民族の伝承だったり、時代による思想、宗教などが組み込まれています。
誕生花の由来がはっきりと存在しないといわれているのは、それぞれの民族や思想の持ち主に合わせて独自の進化を遂げたからではないでしょうか?
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誕生日には誕生花を贈りましょう
誕生花に関する歴史や由来などの正しい回答はどこにもありません。
ですので、贈り物として誕生花を贈る場合にも特に決まりは無く、相手の好みに合わせて好きな色や形から選んだり、誕生花をいくつか知ったうえでお気に入りの1本を選んだりしても良いでしょう。
もしも相手の誕生日がわからないときには、相手と会う日の誕生花を選ぶこともできます。花を介してお互いに素敵な印象の残る記念日になるでしょう。
花言葉のメッセージを添えれば、その後の人生で同じ花を見るたびに思い出される、素敵な想い出になりますね。
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1月の代表的な誕生花「スイートピー」
1月を代表する誕生花は、「スイートピー」です。
スイートピーは、もともとマメ科の植物でつたのように絡まりながら成長します。
お花屋さんでみかけるまっすぐなスイートピーは、手間暇をかけて何世代もかけて交配を繰り返した結果なのです。
ジャコウに似た香りを持つスイートピーは、きれいな白やピンクが可愛らしいお花。
花束の主役でも、他の花と組み合わせてもおすすめです。
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2月の代表的な誕生花「チューリップ」「梅」「フリージア」
2月の代表的な誕生花はチューリップや梅、フリージアなどがあります。
形もかわいらしい花が多いことから、花束やアレンジなどのプレゼントにオススメです。
まだまだ寒い時期なので、花があることで春を感じることができるでしょう。
2月の花は選択肢が多く、花の持ちも良い季節なので誕生花を贈るには最適な季節とも言えますね。
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3月の代表的な誕生花「ガーベラ」「フリージア」
3月の代表的な誕生日の人に贈りたい花は、ガーベラ、フリージア、スイートピーです。
フリージアは、少しうつむき加減で控えめな女性をイメージさせる花として人気があります。フリージアの香りは、キンモクセイやバラのように甘めの香りが特徴。香りがするたびに花を贈られた瞬間が思い出されることでしょう。
スイートピーはブーケやアレンジメントで人気が高く、ガーベラは明るく華やかな印象を与えることができますので、どちらもフラワーギフトに向いています。
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4月の代表的な誕生花「カスミソウ」「ラナンキュラス」
4月の代表的な誕生日の人に贈りたい花は、カスミソウ、ラナンキュラス、アルストロメリアです。
春らしい明るい色がそろっているので、自分の気持ちを表す花言葉を持つ花と組み合わせたり、個性あふれるアレンジメントもおすすめです。
贈る相手の雰囲気に合わせたり、アイデア次第でいろいろな贈り方ができそうですね。
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5月の代表的な誕生花「スズラン」「カーネーション」
5月は日差しが眩しくなり緑もいきいきと輝く季節です。
そんな5月に生まれた人に贈る代表的な誕生花は、スズラン、カーネーション、ライラック、フジです。これまでの誕生花とは違い、夏向けの色の花ですね。
ひとつひとつの誕生花を生かしたフラワーギフトを仕上げるには、いくつかのお花の組み合わせがおすすめです。
5月の誕生花は花が小ぶりなため、それだけで花束やアレンジメントを作ってもちょっと物足りない印象になることがあります。
ガーベラやバラなど大きめで存在感のある花と組み合わせたり、グリーンを合わせることでお互いの良さが引き立つようになるでしょう。
あえてこだわりを持って1種類だけで贈る時には、ボリューム感を意識してください。ボリューム感があることで花の良さ、香りが思い出を魅力あふれるものにします。
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6月の代表的な誕生花「薔薇(バラ)」
6月の代表的な誕生花はバラです。
バラは地球で最も美しい花との呼び声も高く「花の女王」と呼ばれています。
紀元前から生活に彩りを与えていた花で、香りにはリラックス効果、ホルモンバランスを整える効果があるといわれています。
見た目・香り・存在感の全てにおいて女王の座に君臨するにふさわしい花です。
誕生花としてバラを考えている場合は、本数にこだわってみてください。バラは贈る本数によって意味が変わります。
プロポーズの時などは108本のバラの花束で「結婚してください」という意味になります。花束の豪華さにもらった相手もびっくりするかもしれません。
108本では多いなと感じる時には、12本または1本もおすすめ。12本は「パートナーになってください」、1本のバラは「私にはあなただけ」という意味があります。
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7月の代表的な誕生花は、ハス、ポピー
7月の代表的な誕生花は、ハス、ポピーです。夏を飾る代表的な花ですね。
7月の誕生花はそれだけで十分主役になる存在感があります。あえて1種類だけでブーケを作ったりしてもいいですね。
ほかの花と組み合わせたい時には、グリーンを上手に組み合わせましょう。
夏の本格的な暑さが始まる前に、さわやかな雰囲気を感じることができます。
ポピーは色が豊富で赤や黄色などのポップな色が人気です。最近では黒やグレーといったシックな雰囲気のものも出ているので、組み合わせ次第で個性あふれる誕生花を贈ることができるでしょう。
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8月の代表的な誕生花「ひまわり」「トルコキキョウ」
8月の代表的な誕生花には、夏の季語でもあるひまわりや、トルコキキョウがあります。どちらも多くのフラワーギフトで用いられる人気のある花です。
誕生花として贈る時には、色と本数も意識しましょう。
誕生日がはっきりとわかる場合は、その日の誕生花を調べて贈るのもおすすめです。
誕生花に込められた気持ちを知ることで2人の仲がより一層深まるでしょう。
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9月の代表的な誕生花「ダリア」「デンファレ」
9月が誕生日の人に贈りたい代表的な誕生花は、ダリアやデンファレ。
ダリアはボールのような独特な形をした大変特徴のある花です。品種によってはまた違った形もあり、多くのバリエーションが楽しめます。
デンファレは洋ランとも呼ばれ、連なった形をした花です。こちらは花束の素材としてだけでなく鉢植えとしても人気が高い花です。
初心者でも育てやすいため、お花好きな人にはとても喜ばれます。
9月の誕生花では贈る形にこだわってみてください。花束だけではなく、アレンジメントや鉢植え、プリザーブドフラワーやドライフラワーという形も考えてみましょう。
誕生花を個性あふれる形で贈ることで、贈られた側は素敵な思い出として残るでしょう。
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10月の代表的な誕生花「ガーベラ」
植物の色合いが変わり始める10月。10月の代表的な誕生花はガーベラです。
色や大きさのバリエーションが豊富で、品種も多いガーベラは、さまざまなフラワーギフトで活躍しています。
寒くなってくるとだんだんとおうち時間が増えていきますが、室内を彩るガーベラのハーバリウムやプリザーブドフラワーがあれば、素敵ですよね?
明るい色が有名なガーベラですが、ダークカラーの品種も増えてきています。
シックで大人の雰囲気を出せる色なので、相手の雰囲気に合わせて組み合わせてもいいですね。
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11月の代表的な誕生花「シクラメン」
11月生まれの人に代表的な誕生花を贈りたい時には、シクラメンがおすすめです。
クリスマスの花としてイメージが強いシクラメンですが、実は11月の誕生花なのです。
ギフトとしておすすめな形は鉢植え。シクラメンはデリケートな花なので、切花としてはあまり向いていません。鉢を工夫することで、部屋のインテリアとして楽しむこともできます。
育て方に注意をすれば翌年も花を楽しめます。色鮮やかでたくさんの花を咲かせるシクラメンが部屋にあると、寒さを感じる日でも頑張ろうという気になれますよ。
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12月の代表的な誕生花「ポインセチア」「カトレア」「赤バラ」
誕生日が12月の人には、ポインセチア、カトレア、赤いバラが代表的な誕生花とされています。クリスマスのイメージに近い花ですが工夫次第でより素敵になります。
花束やアレンジメントで組み合わせる場合は、12月を引き立たせるために他の花を取り入れましょう。組み合わせるお花は色や形で選んだり、花言葉で選ぶのもおすすめです。
取り合わせ次第でロマンチックな演出ができるのも12月ならではの楽しみです。
街のイルミネーションとともに、雰囲気を盛り上げてくれる誕生花をぜひプレゼントしてみてください。素敵な思い出が作れるでしょう。
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まとめ
今回は月別の誕生花についてご説明いたしました。誕生花の定めに明確なルールはありませんが、多くの人達が長い年月をかけて認めてきた結果がいまの誕生花です。
月ごとの代表的な誕生花をご紹介しましたが、1年365日のすべての日に誕生花はあります。
大切な人と過ごす時間を素敵に彩ってくれるので、ぜひ贈り物として誕生花を使ってみてください。