薔薇の贈り物は、花束やアレンジメントといった商品をはじめ
ありとあらゆる場面で活躍するプレゼントです。
薔薇を知らない人はいないでしょうが、色や本数ごとの花言葉を把握している人の割合は少ないかもしれません。
調べてみると多種多様な意味があり、どう薔薇の花束を買えばいいのか迷ってしまうほどです。
- 薔薇の花束はいつ誰に贈ればいいのか
- 代表的な花言葉を知りたい
- 予算や相場がどのくらいか教えて欲しい
この記事を最後まで読めば、知っているようでよくわからない薔薇の花束について理解できるようになります。
これから購入する予定がある人は、ぜひ参考にしてください。
実は奥が深い「薔薇の花束」は
花言葉が非常に多い
プロポーズや結婚記念日など、薔薇の花束が登場する機会は多々あります。
つい見た目の美しさに惹かれて買う人が多いかもしれませんが、実は色によっても別々の花言葉があります。
それどころか本数やお花の状態、更にお花の組み合わせによっても花言葉が変化するのです。
ここまで複雑な花言葉の組み合わせをもつお花は、バラだけです。
単純なようで奥が深いため、購入する前に薔薇の基礎知識を調べる必要があるのです。
知っているようで知らない薔薇の花束について、わかりやすく説明しましょう。
薔薇の花言葉にはどんなものがある?
花束にするまえに知っておこう
まずは薔薇の花言葉を知ることが重要です。
全てを把握するのは難しいものの、一部だけでも知っておくと役に立つでしょう。
【カラー別】代表的な花言葉
最近の薔薇は品種改良によって色の種類が増えています。
生花店でよく見かける定番のカラーはもちろん、珍しいものも含めて一覧にまとめました。
プロポーズにふさわしい花言葉だけでなく、友人や知人、そして母の日に渡すのに適しているものもあります。
贈る相手やその時の状況に応じて、適切に使い分けるといいですね。
【本数別】代表的な花言葉
続いては、薔薇の本数ごとの花言葉に移ります。
本数で意味が変わる点は、あまり浸透していないかもしれません。
全て紹介しきれませんが、ご興味があれば他の本数についても調べてみてくださいね。
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1本 |
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2本 |
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3本 |
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10本 |
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99本 |
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100本 |
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108本 |
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999 |
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主にプロポーズで使える花言葉が多いですね。
愛情を表現するのに、薔薇ほどふさわしい品種はないでしょう。
恋人や家族に気持ちを伝える際に活躍するはずです。
花束を贈る前に確認しておこう!
注意したい薔薇の花言葉
意中の異性に薔薇の花束を贈る場合は、花言葉に細心の注意を払ってください。
薔薇そのものにネガティブな印象はないものの、色や本数次第でマイナスの意味になってしまいます。
花の色
黄色い薔薇には「嫉妬」や「揺らぐ愛情」などの意味もあります。
父の日や友人へのプレゼントとして購入する分には問題ないのですが、女性に渡すと誤解されかねないためご注意ください。
また黒い薔薇だと「憎しみ」「束縛」といったメッセージになります。
愛情が深すぎるがゆえの花言葉といえるでしょう。
本数
注意すべき本数は、以下の3つです。
- 15本:ごめんなさい、永遠の友情
- 16本:不安定な愛
- 17本:絶望的な愛
プロポーズや告白の場面では、これらの本数は避けるべきでしょう。
生花店で薔薇の花束を注文する場合、店員に希望を伝えて花束をおまかせして作ってもらうのもよいでしょう。
薔薇の花束の予算・相場を確認!
1輪で200円〜1000円
薔薇の花束を買いたいと思ったら、気になるのが値段です。
日頃から生花を買う習慣がない人だと、ピンと来ないかもしれません。
結論からお伝えすると、薔薇の色や大きさ、購入する時期などによって販売の価格は上下します。
ここでは、サイズごとの違いを例に説明しましょう。
【薔薇のサイズ別の値段】
- 小サイズの薔薇:1輪あたり200円程度
- 中サイズの薔薇:1輪あたり300〜400円程度
- 大サイズの薔薇:1輪あたり400〜1,000円程度
プロポーズによく使われる赤い薔薇を108本買うと想定して計算してみましょう。
安めの小輪の薔薇で21,600円、人気の大輪のものだと最高で100万円以上になります。
上記の金額はあくまで目安ですが、なかなかのお値段になりますね。
大輪の薔薇108本となるとかなりの大きさ、重量になります。
持ち運びが困難な場合は、お届け可能かまたは配送サービスが利用できるかなど事前に確認が必要になります。配送の場合は、日時や場所の指定など発送前にしっかり伝えておきましょう。
お手頃な予算に抑えたいなら、本数を減らしたりサイズを小さくしたりしてみてはいかがでしょうか?
小サイズを50本という花束のスタイルであれば、1万円で収まりますし、
お店からの持ち運びと、受け取った相手も自宅までの持ち帰りに困ることがありません。
また、もう一つのアイデアとしてダズンローズがあります。
12本の薔薇の花束を「ダズンローズ」と呼び、一年に12か月があることから、すべての月に愛を贈る意味でプロポーズに使われます。
結婚式のお祝いの演出としてのフラワーブーケにも使われることもありますので、こちらを検討するのも良いでしょう。
【プロポーズ】
薔薇の花束におすすめの色・本数
薔薇の花束の予算がおわかりいただけたところで、具体的な状況に合った色や本数を紹介します。
もっとも登場回数が多いのは、おそらくプロポーズでしょう。
この場合にふさわしいと考えられるのは、以下のいずれかです。
色は上記の3色から選ぶのがおすすめ。
本数については、多くの選択肢があります。
ボリュームがあり過ぎると飾る場所に困るため、最大でも108本くらいにしておくといいですね。
【結婚記念日】
薔薇の花束におすすめの色・本数
結婚記念日に薔薇の花束を贈るなら、今までの感謝を伝える花言葉を意識してみましょう。
同時に「これからもよろしくお願いします」という気持ちを込めると、配偶者に喜ばれるかもしれません。
情熱的な赤も捨てがたいですが、あえて穏やかな色と花言葉を持つ薔薇のミックスにしてもいいでしょう。
オレンジには「絆」や「信頼」といった意味があり、パートナーに贈るのにぴったりですね。
【誕生日】
薔薇の花束におすすめの色・本数
薔薇の花束は、家族や友人への誕生日のギフトにしても喜ばれます。
相手に対する感謝や信頼の証として贈ってはいかがでしょうか。
5本の薔薇は「あなたに出会えて嬉しい」、30本だと「縁を信じている」になります。
「永遠の友情」を表す13本は、誕生日に贈るなら問題ありません。
還暦をはじめ、ご長寿の祝いとしても適しています。
家族愛や友情を形にしたい人におすすめですね。
【送別会】
薔薇の花束におすすめの色・本数
会社の上司や同僚、部下などの退職のお祝いなどで薔薇の花束を渡すなら、以下の色や本数を推奨します。
新たな門出を祝うにふさわしい花言葉を念頭に置いて選びましょう。
青には「奇跡」という意味があります。
虹色にも同じ意味があり、さらに「無限の可能性」といった幸先のよい花言葉が含まれているのです。
一般的になじみがない色ゆえ、生花店に在庫を問い合わせるといいですね。
薔薇の色や本数の意味を知って
花束を購入しましょう
薔薇の花束と一口にまとめても、色と本数により違う意味の花言葉を持ちます。
定番のお花ではありますが、購入する際によく調べましょう。
花束にメッセージカードを添えると、花言葉に託した意味が伝わりやすくなります。
すべての人が薔薇に精通しているわけではないため、ちょっとしたひと手間を加えると親切かもしれませんね。
この記事を参考に、身近な人へ贈る薔薇の花束を選んでみてください。
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