2月は、厳しい冬の寒さも終わりが近づく頃です。
新芽やつぼみを出し始める植物もあり、春の訪れを感じる日も増えますね。
そんな2月の誕生花はたくさんありますが、代表的な花は3種類。
今回は、2月の誕生花でアレンジメントを作るコツを紹介します。
今回紹介する花はガーデニングにも、祝いのフラワーギフトにもぴったりです。
アレンジでは近づく春を表現できるので、贈る側も受け取る側も季節の到来に心が弾むでしょう。
希望や友情、純潔と言った花言葉のメッセージを伝え、大切な人の誕生をお祝いする贈呈用でアレンジメントをしたい人は、参考にしてみてください。
2月全体の誕生花は「ウメ」
春の訪れを感じさせるのが、ウメの開花です。
日本では、古くからさまざまな分野でウメが使われてきました。
春の訪れを歌う俳句や短歌にウメが登場するのは、ウメが初春の季語だからです。
誕生花は1月から12月まで月ごとに割り当てられているだけでなく、365日毎日割り当てられており、ウメは2月1日の誕生花でもあります。
実梅と花梅の違い
ウメと言っても、実梅と花梅で品種が異なります。
実梅とは、実を収穫して梅干しや梅酒に加工する品種です。
花梅は、花を鑑賞して楽しむ品種を指します。
明確な定義はなく、品種によっては花も実も両方楽しめるものもあります。
2月の誕生花「ウメ」の種類は3種類ある
中国から輸入されたウメは日本で品種改良が進み、300種類を超える品種があるそうです。
多くの品種があるものの、大きく3種類に分けられます。
1つ目は原種に最も近い「野梅系（やばいけい）」です。
紅白どちらの色もあり、花や葉は小ぶりですがとても良い香りがします。
2つ目は「緋梅系(ひばいけい)」です。
花だけでなく、枝や幹も紅色や緋色に色づきます。
3つ目は「豊後系」です。
梅でも有名な楊貴妃や武蔵野といった品種は、ほとんどが豊後系です。
2月の誕生花「ウメ」の花言葉は「忠実」「高潔」「忍耐」
2月の誕生花であるウメは、フラワーギフトにもおすすめです。
花言葉は「忠実」・「高潔」・「忍耐」です。
菅原道真がウメを大切に育てており、大宰府へと左遷された際に、大切に育てられたウメが菅原道真のそばにいるべく、飛んで後を追ったという伝説があります。
この伝説から「忠実」という花言葉がつけられたのだそうです。
由来はさまざまですが、3つの花言葉はウメの「美」を見事に体現していると感じる人も多いでしょう。
誕生花は日によってそれぞれ違う！
代表的な3種類を紹介
ここからは、ウメ以外でも代表的な2月の誕生花を紹介します。
どれも、フラワーギフトやアレンジメントでも人気の品種です。
2月の誕生花「チューリップ」
3月から4月にかけてが開花シーズンというイメージのチューリップですが、気候や天気、品種によって2月から開花するものもあります。
チューリップはカラーバリエーションも豊富なので、いち早く春気分を楽しみたい人におすすめです。
関連記事：チューリップの植え方・育て方｜基本は秋植え春咲き！
2月の誕生花「フリージア」
春の訪れを知らせるのがフリージアです。
和の名前は「浅黄水仙（あさぎすいせん）」です。
定番カラーの白や黄色のほか、赤や紫もあります。
そして、優しく甘い香りがあるのも特徴です。
色合いや愛らしさだけでなく、香りも一緒にプレゼントできるのはとても素敵ですね。
2月の誕生花「マーガレット」
秋の終わりから春にかけて咲くマーガレットは、開花時期が長い花です。
白や紫、ピンクや黄色などがあり、品種によって花の形や大きさが異なります。
花は小ぶりですが、アレンジメントではアクセント効果抜群です。
2月の誕生花を使った
アレンジメントのコツ
ここからは、2月の誕生花を使ったアレンジメントのコツを紹介します。
一足早く春らしいアレンジメントに仕上げられるので、自宅用だけでなく贈り物としても活用してみてください。
チューリップ×フリージア
カラーバリエーションが豊富なチューリップと、華やかで甘い香りが楽しめるフリージアは、どちらも花びらの形に丸みがあるので、愛らしく柔らかい雰囲気を演出できます。
2月の誕生花アレンジメントの組み合わせで、ベストコンビといっても過言ではありません。
ポップな色使いで可愛らしくまとめる
チューリップとフリージアは、カラーバリエーションが豊富です。
たくさんある色の中から自宅用に好きな色を組み合わせたり、フラワーギフトとして贈りたい相手の好きな色を選べたりします。
オレンジや黄色、ピンクや赤など春らしいカラーでポップにまとめると、可愛らしいおすすめアレンジになるでしょう。
シンプルにまとめたいなら色を統一する
同系色または一色でまとめるのも、2月の誕生花を使ったフラワーアレンジメントの方法のひとつです。
例えば、オレンジのチューリップと黄色のフリージアでまとめると、明るく元気なデザインに仕上がるでしょう。
黄色で統一すると、間近に迫った春の香りや雰囲気をいち早く楽しめるアレンジになりますよ。
誕生花とグリーンとの組み合わせる
チューリップもフリージアも、春を思わせる明るい色が魅力です。
そこにみずみずしいグリーンをプラスすると、グリーンが絵画の余白のような役割を果たし、バランスの良いアレンジに仕上がります。
贈り物としてボリュームを出したい場合には、葉先のとがったグリーンと組み合わせて縦横のバランスを整えると良いでしょう。
2月の誕生日を祝う
誕生花を使ったフラワーギフト
春を感じ始めるこの季節に誕生日を迎える方には、2月の誕生花を贈るのはどうでしょうか？
記事で特集されたアレンジメントのコツを活かして、特別なフラワーギフトを自宅で作るのも良いでしょう。
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春の訪れと共に、深い愛や「ありがとう」の感謝を伝えるために、花百花を活用してみてください。
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2月生まれの方には
誕生花を使ったアレンジメントを贈ろう！
2月の誕生花で有名なのはウメです。
チューリップやフリージア、マーガレットも人気があります。
まもなくやってくる春を思わせるカラーや形がたくさんあるので、2月生まれの人へフラワーギフトを贈りたいときや、自宅に飾りたいときに選んでみましょう。
さまざまなシーンで幸せな気分を運んでくれるはずです。
花だけでなくグリーンとの組み合わせも含めて、アレンジメントしてみてくださいね。