ドライフラワーの作り方をご存知ですか?
ドライフラワーは生花とは異なり、長期間その鮮やかさを保つことができ、またそのお手入れも簡単であることから人気が出てきています。
お店の店頭でも販売されていますが、アレンジメントのドライフラワーが多く、生花よりも手間暇がかかっている分、お値段もお高めになるのは理解できますが、価格もそれなりなお値段という印象をお持ちの方も多いはず。
実はドライフラワーは自分で自宅で作ることが出来ます。
自宅に飾るドライフラワーを自分で作ってみてはいかがでしょうか?
この記事では、初めての方でも簡単にできるドライフラワーの作り方をご紹介していきたいと思います。
自分で作ることで、費用が抑えられ自分の好きなようにアレンジできるので、お部屋に合ったものなど装飾の幅も広がりますよ!
紫陽花(あじさい)のドライフラワーの作り方
ドライフラワー初心者の方でも挑戦しやすい「紫陽花」のドライフラワーの作り方についてみていきましょう。
シックなくすみカラーが魅力的な紫陽花のドライフラワーを作る際のポイントは、アジサイのお花が新鮮なうちに作業を行い、完全に乾燥させることです。
枯れてしまった、しおれてしまったお花をドライフラワーに!と考えている方もいらっしゃいますが、ドライフラワーこそ新鮮さが命なのです。
それでは、さっそく下準備から見ていきましょう。
アジサイのドライフラワーの作り方の手順
1. 水を吸わせる
生花を買ってきたら、まずはお水につけてしっかりと水分を吸わせます。
こうすることで、仕上がりの花びらがくしゃっとなってしまうのを防ぐことができます。
2. 乾燥させる
しっかりと水が吸えたら、すぐに乾燥に入ります。
茎にしっかりとぶら下げるためのひもを結び、お花を下にしてぶら下げるだけです。
3. 待つ
約1週間ほど待ちますとドライフラワーが完成します。
このドライフラワーを作る方法は「ハンギング法」という作り方で、とても簡単なので、ぜひ挑戦してみてください。
ハンギング法の他には、「シリカゲル法」という乾燥剤をいれて容器に密封した状態で乾燥しやすくした方法もあります。こちらも初心者向きの方法です。
関連記事:紫陽花(あじさい)のドライフラワー 手作りも簡単!
かすみ草のドライフラワーの作り方
次にご紹介するのは、無数の小花が可愛らしいかすみ草のドライフラワーです。
かすみ草は、その見た目の上品さや清潔さで人気のあるお花です。
ドライフラワーとしてもとてもポピュラーな品種ですね。
かすみ草はもともと水分量の少ないお花のため、こちらもドライフラワー初心者の方でも比較的簡単に作ることができます。
かすみ草のドライフラワーは、バラのドライフラワーと組み合わされる事が多く、相性がとても良いので、かすみ草のドライフラワー作りと合わせて挑戦してみましょう。
かすみ草のドライフラワーの作り方の手順
1. かすみ草を選ぶ
かすみ草のドライフラワーを作る際のポイントは、より新鮮なかすみ草を選ぶこと。
採取してから日にちが経っているものでは、ドライフラワーになった際にかすみ草特有のふんわり感を出すことができなくなります。
したがって、購入の際には新鮮なものを選ぶようにしましょう。
2. 吊るして乾燥させる
かすみ草は1本ずつに離して逆さに吊るして乾燥させます。
吊るす場所は、風通しが良く、直射日光の当たらない場所が最適です。
3. 待つ
1週間〜2週間乾燥させればドライフラワーが完成します。
ドライフラワーをうまく作るには、やはりよく乾燥させることが重要になります。
したがって、もともとの水分量が少ないかすみ草は、初心者の方にぜひ一度試して貰いたいお花です。
関連記事:かすみ草とはどんな花?ドライフラワーで活きる可憐な花
ドライフラワーの作り方をおぼえたら飾り方にも注目
生花に比べて長期保存が可能なドライフラワーは、せっかくなのでおしゃれに飾りたいですよね!最近では、おしゃれなお家やカフェなどのお店にハンギングされているものもよく見かけます。
では、ドライフラワーをどのように飾るとおしゃれな空間をつくることができるのでしょうか?
ドライフラワーのおしゃれな飾り方は、実はたくさんあります。
インテリアとしておしゃれに飾る方法としては、ハンギングやリース、ガーランド等があります。その他、1輪挿しでも簡単におしゃれな雰囲気をつくることができます。
ドライフラワーをおしゃれに飾るには、容器を工夫するのもおすすめです。
最近では、小さいものから大きいものまで、さまざまな花瓶をお手頃で購入することができます。
いろんな花や容器を組み合わせることで、さまざまな表情のドライフラワーを楽しむことができますよ!
関連記事:おしゃれに、手軽に。ドライフラワーの飾り方
関連記事:ドライフラワーをインテリアに活かす!場所と飾り方で印象の違いも
ドライフラワーで作るフラワーアレンジメントの作り方
ドライフラワーを使ってフラワーアレンジメントを作ることもできます。
フラワーアレンジメントとは、水分を含んだスポンジにお花を刺して作ったものを言います。その作り方は生け花とよく似ていますが、フラワーアレンジメントの方が洋風なイメージがあります。
ドライフラワーでフラワーアレンジメントを作る際には、ドライフラワーとスポンジ、容器が必要となります。
フラワーアレンジメントに使用するドライフラワーには、同色系のものを揃える、あるいは主役の花を決めておくことでおしゃれな仕上がりになります。
生け花のような芸術的なセンスが無くても作りやすいのが、フラワーアレンジメントの魅力です。
今までに挑戦したことがない方でも、店頭にあるものを真似てみることから始めることで、次第にコツとセンスが磨かれていきます。
どうしても難しいという方は、教室に通ってみるのもいいかもしれません。
関連記事:フラワーアレンジメントの作り方の基本!初心者さんならまずはここから
ドライフラワーのアレンジメントの作り方は教室で学べる
ドライフラワーのアレンジメントは、スクールや教室で教えてもらうことも可能です。
教室に通うことで、独学では得ることのできない知識を身につけることもできるのでおすすめです。
アレンジメントの教室に通う際には、事前に教室について知っておくことが重要になります。
例えば、教室の雰囲気や場所、費用などをチェックしましょう。
雰囲気があまりよくなかったり、少し自宅から遠買ったり、費用が高すぎたりすると、通うのが難しくなってしまいます。
そういった失敗がないように、事前に教室についてしっかり調べておくと良いでしょう。
最近ではオンラインで行っている教室もあるので、通う時間がないという方や手軽に始めたい方は、そういったものを利用してみるのも良いかもしれません。
関連記事:フラワーアレンジメント教室の失敗しない選び方!体験レッスンは必須
関連記事:フラワーアレンジメントの資格は必要?�h資格の種類や難易度も解説
ドライフラワー作り方を知っているとイベントの贈り物にも最適
長期保存が可能で、お手入れの手間がかからないドライフラワーのアレンジメントは、贈り物としてもおしゃれな上に、汎用性の高いギフトです。
特に母の日や敬老の日などのイベントでのギフトには最適で、手間がかからず常に美しいお花がたのしめることに喜んでもらえるはずです。
また、花粉症で生花が楽しめないという方にもうってつけですね。
花言葉にメッセージをのせて
お花の贈り物がプレゼントに人気の理由は、お花が嫌いな方が少ないことももちろんですが、それぞれのお花が持つ花言葉の存在が大きいでしょう。
関係性が近いほど感謝の気持ちや愛情を直に伝えることは難しいものですが、普段なかなか伝えられない気持ちを花言葉によって伝えることができるので、お花は贈り物に人気があるのです。
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プリザーブドフラワーの作り方!ドライフラワーに並ぶ人気
ドライフラワーと並んで人気があるのが、プリザーブドフラワーです。
ドライフラワーと異なるのが、専用の液を用いて保存処理を施すという点です。保存処理によって、生花に近い彩りや手触りを感じることができます。
プリザーブドフラワーはエタノールやグリセリンなど特殊な薬剤を使いますし、工程もドライフラワーに比べると多いのですが、1つ1つの工程が難しいわけではありません。
一度基礎を覚えれば、比較的簡単に自分で作ることができます。
また、気をつけたい点として、すべてのお花がプリザーブドフラワーに向いているという訳ではないという点です。
大きいお花や散りやすいお花、花弁が薄いお花は向いてないとされています。
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ハーバリウムの作り方はドライフラワーの発展形
おしゃれな雑貨屋さんなどでよく見かけるようになった「ハーバリウム」。
ハーバリウムとは、専用のオイルを瓶に入れ、その中にドライフラワーやプリザーブドフラワーを浸したものを言います。
ハーバリウムは植物研究用の標本をストックしておく施設を表す言葉でしたが、いつしか保存用の植物標本を指すようになり、現在ではインテリアとしてのハーバリウムと認識されるようになりました。
ドライフラワーやプリザーブドフラワーを使用していることや、さらにそこからオイル漬けにしていることで、より長く観賞できるのが特徴です。
ライトアップしたり、鉢植えや生花と組み合わせたりすることによって、さまざまな楽しみ方があります。
ハーバリウムでは器にも凝ることができるので、ガラス瓶や試験管などもおしゃれなハーバリウムに利用できますよ。
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ドライフラワーの作り方の次は材料調達!通販サイトが便利!
ドライフラワーやプリザーブドフラワーをご自身でつくる場合、初めに材料を通販サイトで揃えておくと便利です。
お花屋さんでドライフラワーやプリザーブドフラワーをつくる道具や材料まで揃えていることはまずありませんから、初期に一式そろえておくというのが正しい方法です。
生花を購入する場合も、店頭になかなか買いに行けないという方でも通販で生花を購入することができます。
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まとめ
ドライフラワーやプリザーブドフラワー、ハーバリウムは作り方を覚えてしまえばそう難しいものではありません。
もちろん、商品として販売されているようなレベルのドライフラワーはその作業工程から仕様している材料からして全く別のレベルかもしれませんが、趣味として楽しむ分には、道具や材料を一式そろえてしまえば長く楽しめます。
比較的簡単に挑戦できる趣味ですので、ぜひトライしてみてください!