2024/06/10

プリザーブドフラワーのギフト 想いを美しい色に込めて

生花のようなみずみずしさを保つ「プリザーブドフラワー」。造花やドライフラワーとは全く異なる特殊な加工を施された花です。
枯れることがなく長期間美しい花色を楽しめるプリザーブドフラワーは、結婚祝いや結婚記念日、母の日や父の日、還暦などの長寿のお祝い、退職祝いやお悔やみなど、さまざまな場面で贈られている人気のギフトです。

この記事では、プリザーブドフラワーの特徴から人気の理由、おすすめのギフトなどを紹介していきます。
プリザーブドフラワーのギフトを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

プリザーブドフラワーとは? 花の命を色でつなぐ

プリザーブドフラワーとは? 花の命を色でつなぐ

プリザーブドフラワーは、1991年にフランスで発明されました。特別な方法で生花の色を抜いた後、もう一度染料で染めあげられた繊細な加工花です。
どのような色にも染めることができるため、生花以上の鮮やかな色目を出すことが可能です。
プリザーブドとは英語の「preserved」、保存されたという意味を持ちます。保存期間は2年?5年、条件が揃えば約10年にも及ぶ、その名の通り、長期間美しい状態を保つことができる花です。
プリザーブドフラワーといえばバラが一般的でしたが、近年ではガーベラやカーネーション、菊や胡蝶蘭、観葉植物とさまざまな種類が登場しています。

関連記事:プリザーブドフラワーとは? 鮮やかな色を長く楽しむ技術

関連記事:バラについて徹底解説!贈るシーンや花言葉・育て方や買い方まで

プリザーブドフラワーがギフトにふさわしい理由 さまざまな場面で

プリザーブドフラワーがギフトにふさわしい理由 さまざまな場面で

贈り物ランキング特集で常に上位を占めている「プリザーブドフラワー」。
多くの場面で贈られている人気のプリザーブドフラワーですが、ギフトにふさわしい理由はどこにあるのでしょうか?

最大の理由は、なんといっても「長期間美しい花を楽しめる」という点です。フラワーギフトは誰にでも喜ばれる贈り物の定番ですが、生花の寿命は5日?10日ほどと短いです。
一方でプリザーブドフラワーは、長期間花を楽しむことができます。

また、プリザーブドフラワーは生花と違い水やりなど手入れの必要がありません。においもなく花粉が舞う心配もないため、飲食店や病院などへも贈りやすいギフトと言えます。
普段から花を飾る習慣のない方へも安心して贈ることができるでしょう。

見た目の美しさはもちろん、保存期間の長さや手入れのしやすさから多くのギフトの場面で選ばれているのですね。

プリザーブドフラワーのギフト −贈る場面−

プリザーブドフラワーのギフト −贈る場面−

プリザーブドフラワーはイベントを問わず利用できるギフトといえますが、実際にどのような場面で贈られているのでしょうか?

誕生日のお祝いでは、ボックスタイプのプリザーブドフラワーが人気です。ボックスタイプは箱を開ける際のサプライズが演出できますね。
さらに、思わず食べたくなってしまうようなバースデーケーキデザインのプリザーブドフラワーもあったりします。

また結婚祝いでは、華やかなアレンジメントの花束(ブーケ)が人気です。いつまでも美しい花が、2人の永遠の愛を祝福します。
その他にもアレンジメントの花束は、出産祝いや歓送、送別、新築祝いや退職祝い、米寿・喜寿といった長寿の祝いなどさまざまな場面で贈られています。

また近年では、プリザーブドフラワーはお悔みやお供えなどの場面で選ばれることが増えています。
菊や胡蝶蘭などを使用した仏花も豊富で、手入れがいらずいつも綺麗なお花をお供えすることができると人気です。

プリザーブドフラワーのギフト −母の日に−

プリザーブドフラワーのギフト −母の日に−

お母さんに日頃の感謝を伝えられる母の日。母の日ギフトといえばカーネーションが定番ですね。
プリザーブドフラワーのカーネーションは、赤色はもちろん、ピンクやオレンジ、青色や紫色、さらにはレインボーカラーなどカラーバリエーションが豊富です。
また、一輪挿しから花束、ガラスドームに入ったアレンジメントまで、インテリアにぴったりなデザインが揃っています。

関連記事:母の日について徹底解説!ギフトの花はカーネーションに限りません

プリザーブドフラワーのギフト —贈る相手—

プリザーブドフラワーのギフト —贈る相手—

恋人や妻や夫、両親、祖父母、兄弟姉妹、我が子、友人・知人、お世話になった人……。

手入れのかからないプリザーブドフラワーは、相手を問わず贈ることができるギフトのひとつです。

プリザーブドフラワーのギフト —想いを伝える—

プリザーブドフラワーのギフト —想いを伝える—

「ありがとう」「好きです」「ごめんね」「がんばれ」「おめでとう」「おつかれさま」

直接伝えるにはちょっと照れくさいメッセージも、プリザーブドフラワーのギフトに想いを乗せて伝えてみてはいかがでしょうか?

プリザーブドフラワーのギフト —色で選ぶ—

プリザーブドフラワーのギフト —色で選ぶ—

プリザーブドフラワーにはさまざまな花色があり、色によって雰囲気やイメージも異なってきます。
色には心理的な効果や意味があるので、知っているとプレゼントするときに役立ちます。

赤系、ピンク系、オレンジ系の暖色は、温かみを感じさせるため誕生日や記念日などのお祝いにぴったりの色です。
青系の寒色は、さわやかで涼しげなイメージがありリラックス効果も期待できます。ビジネスシーンやお見舞いで選ばれることが多い色です。
紫系は、エレガントで華やかな印象。高級感や大人な雰囲気を出したい時におすすめの色です。
白系は見た目の通り、清楚でフレッシュなイメージ。結婚祝いにぴったりな色ですね。

プリザーブドフラワーのギフト —ビジネスで—

プリザーブドフラワーのギフト —ビジネスで—

プリザーブドフラワーは、ビジネスの場面でも多く選ばれているギフトです。

開業・開店・移転祝いや、昇進・昇格・就任祝い。またプロジェクトの成功・上場の祝いなど、贈る場面を問いません。

ギフトにするプリザーブドフラワーが欲しいときは

ギフトにするプリザーブドフラワーが欲しいときは

プリザーブドフラワーのギフトはどこで購入できるのでしょうか?
花屋ではもちろん、近年では通販での取り扱いも増えています。また、プリザーブドフラワーは手作りすることも可能です。

花屋で

プリザーブドフラワーは多くの花屋で取り扱いがあります。
実際に見て選びたいという方は、花屋の店舗で購入することをおすすめします。

通販で

近年、プリザーブドフラワーは通販、特にネット通販での取り扱いが増えています。雑貨やスイーツとのコラボなど商品構成は多彩。さまざまな商品を一覧で比較できる点もメリットですね。
さらにギフトシーン別や予算別などでも検索ができるため、贈る方にぴったりなギフトを注文することができます。

手作りで

作るのが難しそうなプリザーブドフラワーですが、手作りできることをご存知ですか?
新鮮な生花を、脱水・脱色液に漬けた後、着色・保存液に浸けるというシンプルな工程で完成します。
完成するまで一週間と少し手間がかかりますが、世界にひとつだけの想いの込もったプリザーブドフラワーを贈ることができます。

プリザーブドフラワーの関連商品はこちら≫ ≫

関連記事:プリザーブドフラワーの作り方 基礎を覚えればとても簡単!

まとめ

プリザーブドフラワーギフトについて紹介していきました。

一輪挿しからアレンジメントの花束、仏花まで豊富なバリエーションが揃うプリザーブドフラワー。
誰にでも、どのような場面でも贈ることができる点が人気の秘訣なのですね。

近年では花屋だけでなく、通販からも手軽にギフトを購入できる点も魅力的です。
世界にひとつだけのプリザーブドフラワー作りに挑戦してみるのも良いかもしれません。

大切な方へ、想いを込めたプリザーブドフラワーを贈ってみてはいかがでしょうか?

関連記事:お花を加工して楽しむ!ドライフラワーなどの作り方一覧

RECOMMENDED ITEM