2024/06/16

バラについて徹底解説!贈るシーンや花言葉・育て方や買い方まで

バラといえば古くから愛を象徴する花。告白のシーンや恋人・夫婦での贈り物として人気が高い花です。夜景の見えるロケーションでバラの花束を贈るというのは、プロポーズの定番であり憧れのシチュエーションといえるでしょう。

古来から愛されてきたバラは、歴史が古いだけあってかなりの数の品種があり、それぞれに花言葉があります。

最近では恋人や夫婦などの間だけでなく、親しい友人などへの友情を示す贈り物としても選ばれるようになってきました。贈る相手の変化にともなって、プレゼントしやすいアレンジメントやドライフラワー、ミニブーケやミドルブーケといった商品も増えてきています。

これからも進化していくであろうバラについて、今回は花言葉を中心に徹底的に解説していきます。

バラの花言葉は?バラは色別でも誕生花になっています

バラの花言葉は?バラは色別でも誕生花になっています

バラは「花の女王」という呼び名にふさわしい、華やかで美しい花です。
それだけに多くの日付の「誕生花」になっています。

バラが誕生花として定められている日付

  • 2月25日
  • 6月19日
  • 7月14日
  • 7月15日
  • 12月25日

また、バラは色別でも誕生花になっています。

バラの色別の誕生花

  • 赤 : 6月1日、12月15日
  • ピンク : 3月26日
  • 黄 : 6月7日、7月29日
  • 白 : 7月17日、12月11日
  • オレンジ : 11月15日

誕生花に色も考慮して贈ることで、一味違うプレゼントになるでしょう。

関連記事:花の女王『バラ』は何月の誕生花?花言葉やおすすめギフトも紹介

バラ全体の花言葉は「愛」「美」です。恋人への贈り物やプロポーズなど、メモリアルなシーンでの贈り物の定番として浸透しています。

そういったバラは、たとえばどのようなシーンで贈るとよいのでしょうか?

バラが贈られるシーンは?シーンに合わせた花言葉

バラが贈られるシーンは?シーンに合わせた花言葉

バラを贈られるシーンとして真っ先に思い浮かぶのは、プロポーズではないでしょうか?

深紅のバラの花束を贈られてのプロポーズは、女性なら誰しも憧れるものです。

バラの花束は本数によっても意味があり、熱烈な愛の言葉になるものから、片思いや愛している気持ちを告げるものまでさまざまです。

また、母の日のプレゼントとしてもバラは人気があり、カーネーションが定番となっていることから少し変化を付けたいという場合にはバラはおすすめの母の日のプレゼントです。

信頼と感謝の気持ちをバラに込めて贈ると、たいへん思い出深い母の日になるでしょう。

関連記事:深紅のバラの花束で一生忘れられないプロポーズに

関連記事:【母の日】絶対に喜ばれるバラの渡し方!セットアイテムも紹介!

記念日や大切なシーンを思い出に残るものにするためのバラは、どういった贈り方があるのでしょうか?

バラは花束やドライフラワーなどスタイル多様!花言葉にも変化が

バラは花束やドライフラワーなどスタイル多様!花言葉にも変化が

ドライフラワーとしてバラをいただくこともあると思いますが、バラを多くもらった時にもドライフラワーにするのはおすすめです。
バラはドライフラワーに適した花で、ドライフラワーにすると長く楽しめます。

関連記事:バラのドライフラワーを自作しよう!失敗しないための注意点

バラは品種が豊富なうえ、色ごとに花言葉が違うことはご存じでしょうか?
以下にそれぞれみていきましょう。まずは定番中の定番の、赤いバラからみていきます。

赤いバラの花言葉!「情熱」「愛情」など

赤いバラの花言葉!「情熱」「愛情」など

赤いバラは6月1日と12月15日の誕生花で、花言葉は、「情熱」「愛情」「美」などで、バラ全体の花言葉とほぼ同じです。
赤いバラはプロポーズの定番ですが、ネガティブな意味になる本数もあるので注意しましょう。

関連記事:赤いバラの花言葉紹介!本数別の意味やおすすめギフト方法も!

赤の次に馴染みがある、白いバラについてみていきます。

白いバラの花言葉!「純潔」「深い尊敬」など

白いバラの花言葉!「純潔」「深い尊敬」など

白いバラは7月17日と12月11日の誕生花で、花言葉は「純潔」「深い尊敬」や、「私は貴方にふさわしい」などです。
白バラは「純潔」の花言葉からもわかるように、結婚式にてブーケやテーブルなどの装飾にも、よく使われる花です。

関連記事:白いバラの花言葉|届けたい思いに合ったバラを大切なあの人へ贈ろう

赤と白を合わせた色といえばピンクです。愛らしいピンクのバラは、どういった花言葉なのでしょうか。

ピンクのバラの花言葉!「感謝」「しとやか」など

ピンクのバラの花言葉!「感謝」「しとやか」など

ピンクのバラは3月26日の誕生花で、花言葉は、「感謝」「上品」「感銘」「しとやか」などです。
可愛い印象の花ですので、友達へのプレゼントや母の日などで、感謝を伝えたいときの贈り物にぴったりといえます。

関連記事:ピンクのバラの花言葉|条件で変わる意味やおすすめの渡し方について

自然界には存在しなかった青いバラにも花言葉は存在します。

青いバラの花言葉!「奇跡」「神の祝福」など

青いバラの花言葉!「奇跡」「神の祝福」など

青いバラの花言葉は、「奇跡」「喝采」「神の祝福」「一目ぼれ」「夢かなう」「神秘的」です。

かつて青バラを作るのは、不可能といわれていました。しかし、日本とオーストラリアの企業が共同で研究開発し、実現させたのです。バラとしては珍しく「愛」にちなんだ花言葉がないバラです。

前向きでポジティブな花言葉で、未来への希望や幸福を感じられる花言葉なので、新しい門出や今後の夢を応援したい方へ贈るのにピッタリですね。

関連記事:青いバラ(ブルーローズ)とは?誕生までの熱い開発ストーリー

関連記事:青いバラの花言葉は「夢かなう」その他の色のバラの花言葉も解説

大人っぽさが美しい黒いバラには、少しダークな意味も込められています。

黒いバラの花言葉!「永遠の愛情」「永遠の死」

黒いバラの花言葉!「永遠の愛情」「永遠の死」

黒いバラの花言葉は、「永遠の愛情」「憎しみ」「永遠の死」「決して滅びることのない愛」などです。

少し怖い意味の花言葉もありますが、どこまでも黒く深い色合いを表すような、深い愛情を表すものもあります。希少な品種なので、一度は手にしてみたいものです。

色合いは真っ黒というより深い赤や紫なので、アレンジメントのアクセントとしても使われます。

関連記事:少し怖い意味の花言葉を持つ『黒バラ』それでもお勧めな希少品種

ここまでバラ一本一本についてみていきましたが、バラは本数単位でも花言葉が存在します。本数別にバラの花言葉をみていきましょう。

本数別のバラの花言葉!1本「一目ぼれ」7本「片思い」など

本数別のバラの花言葉!1本「一目ぼれ」7本「片思い」など

バラの花束を贈るときに、色とともに気にしたいのは本数別の花言葉・メッセージです。

1本なら「一目ぼれ」、2本なら「この世界はあなたとわたしだけ」です。さらに7本なら「片思い」、108本なら「結婚してください」など、細かく分かれています。

すべて覚えるのはおそらく至難の業でしょう。その都度調べるか、お店で買う場合は店員さんに確認しつつ、購入することをおすすめします。
15本や16本、17本はネガティブなメッセージになるので、気を付けたいところです。

関連記事:【本数別】バラの花言葉紹介!それぞれ意味が異なるものまとめ!

関連記事:本当に喜ばれるバラの花束の選び方|本数ごとの値段や意味をご紹介

贈るだけではなく育てるには?花言葉も美しく強いバラの「強健種」

贈るだけではなく育てるには?花言葉も美しく強いバラの「強健種」

バラを初めて育てるなら、「強健種」と呼ばれるバラからチャレンジしていくのがおすすめです。

病気になりにくく、害虫も付きにくいので手がかからず育てやすくなっています。

強健種のバラはいくつもありますので、気に入ったものも見つかりやすいでしょう。ぜひともチャレンジしてみてください。

関連記事:【バラ育成初心者必見】とにかく病気に強いバラ10選!

バラを贈るときには花言葉に加えて渡すシーンにも配慮

バラを贈るときには花言葉に加えて渡すシーンにも配慮

バラを贈る際には、ただ花言葉や見た目の美しさだけに目を向ければよいのではありません。
贈るということは相手がいることで、相手への配慮しすぎるということはありません。

バラの花束の大きさに配慮する

バラを買う時に悩むのは、値段だけではなく、花束にしたときにどれくらいの大きさになるのかです。

実際バラ100本は重量が3キロほど、上半身が隠れるぐらいの大きさにもなります。

そんなサイズのバラの花束は、自宅に届くならまだしも、デート先で受け取った場合には、嬉しいのはもらった瞬間だけで、もって帰るのにも一苦労です。

贈るシーンに合った大きさや価格の相場などを知っていると、マナー違反や失礼にあたることもありません。せっかくのギフトは喜んでもらうことが一番大切です。

関連記事:花束のちょうど良い値段や大きさは?渡す場面ごとの価格帯を解説!

まとめ

バラの花言葉はお花全体の中でもかなり多い方です。

バラは全体の花言葉の他にも、色ごとの花言葉や、本数別の花言葉がありますから、複雑なのです。

ですから、色々な花言葉をもったバラを組み合わせることで、深い愛情を表現するメッセージになったり、愛を告白するメッセージになったりするものです。

古来から愛の象徴として愛されてきたバラは、これからもさらに品種や色を増やしながら、恋人やパートナー・夫婦の愛を伝えていくことでしょう。

RECOMMENDED ITEM