2023/05/18

薔薇のドライフラワーを手作りしたい!コツと注意点を解説

薔薇は数あるお花の中でも知名度が高く、人気があります。
自宅で薔薇を栽培している人なら、ドライフラワーを手作りしてみたいと考えるかもしれません。
しかし挑戦してみると思うようにいかず、下記のような失敗をしがちです。

  • 色が黒ずんで見栄えが悪くなった
  • 薔薇にカビが生えてしまった

そこでこの記事では、薔薇のドライフラワーを作るコツと、押さえておくべきポイントについて解説します。
プロポーズや誕生日などの機会に薔薇の花束をもらったら、ぜひ試してみてください。
以前にやってみて上手く作れなかった人も、この記事を参考に再挑戦してみましょう。

自宅でも
薔薇のドライフラワーは作れる

バラの花が好きな人なら、自宅でドライフラワーを作りたいのではないでしょうか。
形に残しておけば、より長く美しい姿を楽しめますよ。

しかし薔薇のドライフラワーを作るのは難しいといわれがち。
ただ乾燥させるだけではきれいに仕上がらず、想像以上に色が抜けたり変色したりしてしまうのです。
しかしコツさえ知っていれば、誰でも薔薇のドライフラワーを作れるようになります。
薔薇特有の注意点や、ドライフラワー全般に共通するポイントを押さえておきましょう。

薔薇のドライフラワーを作る
4つのコツ

ここでは、薔薇をドライフラワーにする際に知っておきたいコツについて説明します。

花びらが満開になる前に乾燥させる

第一に、鮮度を重視してください。
満開になってから加工すると、乾燥後の発色が悪くなるからです。
ベストな時期は、薔薇が七分咲きくらいの頃ですね。
美しい姿を眺めていたくなりますが、ドライフラワー用にする際は少し早めに作業に取りかかりましょう。

大きさや質感を考慮する

薔薇と一口にまとめても、品種によって大きさや咲き方、花弁の質感が異なります。
たとえば花びらが幾重にも重なっていたり、薄くて柔らかかったりと、実にさまざまな特徴があるのです。
ドライフラワーにするなら、小ぶりで花弁に厚みがあり、かつ通気性に優れた種類がおすすめです。

乾燥させる前後で色が変化すると知っておく

生花をドライフラワーにすると、基本的に変色します。
なかには色がそのまま残るお花もありますが、残念ながら薔薇はそうではありません。
赤なら黒っぽく、オレンジなら白っぽく、ピンクのカラーや白ならオフホワイトに近くなります。
もともと色が濃い薔薇だと、乾燥前後でそれほど色が変わりません。

ドライフラワー作りに適した季節を知る

自然乾燥でドライフラワーを作るなら春か冬、人工的に水分を抜くなら夏から冬にかけて作業しましょう。
湿度が高い梅雨の季節は、ドライフラワー作りに適していません。
乾燥させている最中に湿気を感じたら、除湿器を稼働させたり、風通しの良い場所に移したりしてください。

ドライフラワーを作る
3つの方法

続いては、ドライフラワーを作る方法について説明します。
薔薇以外のお花にも共通する部分ですので、覚えておくと役に立つでしょう。

ハンギング法

いわゆる自然乾燥法です。
薔薇の茎から葉を落とし、涼しくて直射日光が入らない部屋に紐を張って1本ずつ吊るします。
葉は全部落とさなくても問題ありませんが、明らかに傷んでいるものは取り除いてください。
およそ1週間で水分が抜け、乾いた状態になれば完成です。

ドライインウォーター法

花瓶に生けた状態で乾燥させるやり方で、これも自然乾燥に含まれるでしょう。
器の底から1㎝〜5cmほどの高さまで水を入れ、そこに薔薇を挿します。
そのまま放置すればドライフラワーのできあがりです。

シリカゲル法

乾燥剤を用いて、手っ取り早く水気を抜く方法です。
先に登場した2つと比べると、乾燥期間を短縮できるメリットがあります。
コツは薔薇が埋もれるくらいシリカゲルを入れること。
花びらの隙間にもしっかり詰めてください。
色をきれいに残しつつお花を乾かせるため、元の状態を保ちたい人におすすめです。

関連記事:紫陽花のドライフラワーを作るコツとは?上手に乾燥させる方法

よくある2つの失敗例

薔薇のドライフラワーを作る際にやりがちな失敗をまとめました。
ぜひ参考にしてください。

薔薇の花びらが黒ずんでしまった

湿気のある場所で時間をかけて乾燥させると、色が悪くなりやすいので注意してください。
時期にかかわらず、なるべく短期間で水気を抜くようにしましょう。
天気予報をみて、空気が乾いているタイミングを選んでください。

乾かしている途中でカビが生えてしまった

湿度に気を配っていても、カビが生えることはあります。
一見ホコリに似ていますが、表面を払って落ちなければカビである可能性が高いです。
いちどカビが生えたら、周囲に胞子が飛び散っている可能性があり、カビがでやすくなります。
他の薔薇に被害が及ぶ前に、潔く処分すべきでしょう。

薔薇のドライフラワーの
寿命と手入れ

ドライになったフラワーの寿命は、一般的に3ヶ月〜半年とされています。
徐々に色褪せていき、最終的にはもとの色がほぼなくなるでしょう。
少しでも長持ちさせたいなら、直射日光と湿気から遠ざけるといいですね。
蛍光灯の光でも劣化するため、照明に近い場所は避けてください。
表面にホコリが溜まったら、表面を優しく拭って清潔に保ちましょう。
カビの温床になるかもしれません。

薔薇のドライフラワーを
おしゃれに飾る方法

ドライフラワーは、アンティーク調のインテリアとして活躍します。
たとえば以下のように飾れば、室内がおしゃれになるでしょう。

  • あえてそのまま飾る
  • 花瓶に挿して飾る
  • 箱に入れて飾る
  • 紐に吊るして飾る
  • リースやスワッグにする

シンプルに棚の上に置いても素敵ですし、お好みのやり方で飾ってもいいでしょう。
いろいろ工夫してみるとおもしろいですよ。

関連記事:ドライフラワーでアレンジメントを楽しむ!センスが光るアイデア集

思い出の花束を
ドライフラワーにしよう

薔薇の花束を入手する機会があれば、ドライフラワーにして保存するといいかもしれません。
誕生日プレゼントや結婚式のブーケを記念に残しておけば、ドライフラワーを眺めるたびに楽しかったときを思い出すでしょう。
実際に「アフターブーケ」を作る花嫁が増えており、ドライフラワーとして保存する手段もあります。

関連記事:結婚式のブーケで人気のお花とは|ウェディングブーケの基礎知識

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薔薇のドライフラワーを作るのは
難しくない

薔薇のドライフラワーは、コツさえ掴めば誰でも作れます。
お気に入りの薔薇を長期間手元に置いておきたい人は、挑戦してみてはいかがでしょうか。
美しい姿を心ゆくまで堪能した後は、ドライフラワーとして愛でるのもまた一興です。
家にお花があるだけでも、日常に彩りを添えてくれますよ。

関連記事:失敗しないドライフラワーの作り方!インテリアにもギフトにも◎

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