赤い薔薇は愛情や情熱を素直に伝える人気のお花です。
告白やプロポーズ、結婚記念日、誕生日など、特別な日に赤い薔薇をプレゼントすることで、心に残る素敵な時間を過ごせるでしょう。
大切な記念日、シリアスな想いを伝えるタイミングには、赤い薔薇に対応する花言葉や本数の意味を理解してから贈ることで、きっと相手の心に深く響くことでしょう。
この記事では、赤い薔薇の花言葉や本数の意味を紹介するとともに、色や部位別、組み合わせ別の花言葉、ネガティブな花言葉、おすすめの赤い薔薇の品種についても解説しています。
これらの意味を把握して、赤い薔薇を贈る際にあなたの想いをより伝えやすくできます。薔薇に関する知識を深め、贈り物に活かしたい方は、ぜひ最後までお読みください。
赤い花のイメージの強い薔薇の語源は「いばら」
薔薇の語源は、もともと「いばら（茨）」という言葉から派生しました。いばらは、薔薇やカラタチなどの棘のある低木類を総称する言葉で、古代の日本では薔薇も同じ意味で使われていました。
しかし、時が経つにつれて「薔薇」はバラ属の植物を指す言葉として使われるように変化したのです。
漢字での「薔薇」は中国語から借用されたもので、日本の古典文学では「そうび」という音読みで読まれることが多く、実際に、古今和歌集では「そうび」と詠まれている歌も存在しています。
このように、薔薇の名前には長い歴史と文化的背景が関わっていることが分かります。
確かに薔薇には茎の部分が茨ですから、納得してしまいますね。
語源は過去につけられた言葉の由来ですが、現在の赤い薔薇を表す言葉には「花言葉」があります。
赤い薔薇の花言葉は「愛」にまつわる意味が多い
お花にはそれぞれに花言葉があり、複数の花言葉をもつお花もあります。
赤い薔薇の花言葉は以下のとおりです。
- あなたを愛しています
- 愛情
- 美
- 情熱
- 熱烈な恋
- 美貌
- 模範的
赤い薔薇のイメージ通りに、愛にまつわる言葉が多数を占めていますね。
それでは赤い薔薇以外の薔薇では、どんな花言葉になるのでしょうか？
赤以外の薔薇の花言葉を色別に6種類を紹介
薔薇は色によっても花言葉が異なります
それぞれの色に秘められた意味を説明します。
- 白色：純潔 深い尊敬 無邪気
- ピンク色：上品 恋の誓い かわいらしさ
- 青色：夢が叶う 奇跡 不可能
- 黄色：友情 平和 献身
- オレンジ色：絆 信頼 愛嬌
- 紫色：気品 誇り 尊敬
青色の薔薇の花言葉は「夢が叶う・奇跡」と「不可能」では正反対に思えますが、実は青い薔薇の開発は「不可能」だと言われていたので、存在しない青い薔薇の花言葉は「不可能」とされていたのです。
しかし、熱心の研究と約20年もの開発の結果、「夢がかなって」青い薔薇の開発に「奇跡的」に成功したため、花言葉も「不可能」から「夢が叶う・奇跡」と変化したのです。
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赤や白など色だけではない！薔薇には部位別にも花言葉がある
他のお花ではあまりないことですが、薔薇は部位によっても花言葉が変化します。
- 薔薇のつぼみ：愛の告白 恋の告白 約束
- 赤い薔薇のつぼみ：あなたに尽くします 純粋な愛 愛の告白
- 薔薇の葉：あきらめないで 希望
- 赤い薔薇の葉：無垢の美しさ あなたの幸せを祈る
部位により花言葉が変化するだけでなく、色が加わると全く違ったものに変容しますね。
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赤い薔薇の本数の意味を1本〜999本まで解説
続いて、赤い薔薇の本数別の花言葉の意味を説明します。
なお、これらは別の色の薔薇でも同じ意味をもちます。
- 【1本】あなたしかいない 一目ぼれ
- 【2本】この世界は2人だけ
- 【3本】愛しています 告白
- 【4本】死ぬまで気持ちは変わりません
- 【5本】あなたに出会えて心から嬉しいです
- 【6本】あなたに夢中 お互いに愛し、分かち合いましょう
- 【7本】ひそかな愛
- 【8本】あなたに感謝します
- 【9本】いつもあなたを想っています いつも一緒にいてください
- 【10本】あなたは完璧な人です
- 【12本】私と付き合ってください 私の妻になってください
- 【13本】永遠の友情
- 【24本】一日中思っています
- 【40本】真実の愛
- 【99本】永遠の愛 ずっと好きでした
- 【100本】100％の愛
- 【101本】これ以上ないほど愛しています
- 【108本】結婚してください
- 【365本】あなたが毎日恋しい
- 【999本】何度生まれ変わってもあなたを愛する
薔薇は本数によって、さまざまな意味をもちますので、相手に伝えたい思いとリンクする数を選びましょう。ただし、本数によっては以下のようにマイナスな意味を持つものもあります。
- 【15本】ごめんなさい 永遠の友情
- 【16本】すぐに変わってしまうような不安定な愛
- 【17本】絶望的な愛
意中の人や愛する人への薔薇をプレンゼントする場合は、避けた方がよいでしょう。
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薔薇の花言葉は「斑点」や「部位」「状態」でネガティブな意味も
ここまで、薔薇の花言葉を色別、部位別、本数別に説明しました。
花言葉の中には否定的な意味も含まれますので注意しましょう。
気をつけるべき点を項目別に説明します。
花色
赤に斑点が入った薔薇は「戦争」を、黒赤色の薔薇は「死ぬまで憎みます」や「憎悪」を意味します。
部位
トゲは「不幸中の幸い」を、枝は「あなたの不快さが私を悩ませる」を意味します。
状態
しおれた赤い薔薇は「はかない」を意味します。
このように、それぞれの花色や部位、状態によってはマイナスの意味を表すこともあるので注意しましょう。
薔薇は花言葉の多様性が他のお花や植物とは桁違いに複雑で多いのです。
極めつけは「組み合わせ」です。
なんと、薔薇は色や部位、状態、そして本数の「組み合わせ」でも花言葉が変わってくるのです。
色や状態、そして本数の「組み合わせ」でも薔薇の花言葉が変わる
薔薇は組み合わせによっても花言葉を変えます。
たとえば、赤い薔薇の中に白い薔薇を組み合わせると「結婚してください」や「温かい心」になります。
一方で、咲いている薔薇1本と薔薇のつぼみ3本の組み合わせは「あのことは永遠に秘密」、咲いている薔薇2本と薔薇のつぼみ1本は「あのことは当分の間秘密」と含みのある言葉になります。
黄色の薔薇の中に赤い薔薇を組み合わせると「あなたがどんな不実でも」を意味します。
組み合わせによってマイナスな意味をもちますので注意してください。
色や本数、薔薇の状態、部位、花びらの色、それらの組み合わせで、薔薇の花言葉は複雑に変化するのです。
このように複雑な薔薇の花言葉から、お目当ての薔薇を選ぶのは一苦労だと思ってしまいますよね。
そこで、赤い薔薇の中からおすすめの3品種をご紹介いたします。
おすすめの赤い薔薇の品種3選
おすすめの赤い薔薇の品種は「アマダ」・「フリーダム」・「サムライ08」です。
それぞれどんな赤薔薇の品種なのかをご説明します。
アマダ
濃い赤色で花びらの巻きが強く、花自体が大きめで存在感があります。
葉の色は濃く、茎がしっかりしています。
フリーダム
鮮やかで明るくて発色はいいですが、花びらの大きさにばらつきがあります。
多くの人がもつ薔薇のイメージに近い品種です。
サムライ08
花形はオーソドックスで、上向きをしています。
深紅色でボリュームがあり、長く楽しめます。
赤い薔薇は特に種類が多く、色や形、花びらの多さにはばらつきがあります。
贈る相手に合う品種はどれか、好みをプラスしながら選ぶのも楽しいですね。
赤い薔薇を贈って思いを伝えよう
赤い薔薇は愛にまつわる花言葉が多く、大切な人への贈り物には最適です。
特に女性は花が好きな人が多いので、薔薇のプレゼントに驚き歓喜するでしょう。節目となる記念日に、赤い薔薇をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。花言葉や本数の意味もプラスすると、忘れられない記憶として残るでしょう。2人のかけがえのない時間を、素敵に演出してみてくださいね。
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