バラの花は、数ある植物の中でも認知度が高い花です。赤や白、ピンクなどカラーバリエーションも豊富で、男性が告白したり、プロポーズをしたりする際に欠かせないアイテムというイメージもあります。「愛」のイメージを抱きやすいのは赤のバラという方も多いかもしれませんが、黄色のバラとなると、やや陰に隠れた印象を持つかもしれません。しかし、黄色いバラの花言葉には温かみのある言葉が多く、友人へのプレゼントなどに最適です。また、黄色の濃さによっても花言葉が変わります。
今回は、黄色いバラと花言葉についてご紹介します。品種も数多くあるため、プレゼントをするときに最適な品種もまとめました。微妙な色の違いがあり、同じ黄色でも印象が異なるバラ。ぜひ、プレゼントをする際の参考にしてください。
黄色いバラの基本情報
黄色のバラはあまり多く語られることがありませんが、特徴と歴史を知るとこれまで以上に興味をそそられるかもしれません。まずは黄色いバラの基本情報についてご紹介します。
黄色いバラの特徴
黄色いバラは、日本では父の日に贈る花として有名ですが、これは日本ファーザーズ・デイ委員会による父の日黄色いリボンキャンペーンがきっかけになっています。
黄色のバラは、華やかな黄色が目をひきます。明るさがあり、生命力に満ちあふれている花といった印象です。花びらの巻きも多いため、1輪でもボリュームがあります。
意外にも黄色のバラは品種が多く、同じ黄色でも花によって色の濃さに差があります。薄黄色のバラもあれば、濃い黄色のバラもあるため、異なる品種をまとめると色のグラデーションが感じられる花束を作ることもできるでしょう。
黄色いバラの歴史
バラの歴史の中では比較的新しい存在でもあるのが、黄色いバラといわれています。1590年頃に、中近東原産のバラだけが黄色であったとされる説が有力です。現在でもこの「ロサ・フェティダ」という品種は、ごく少数ですが栽培されています。
黄色いバラの開花時期
バラは品種によって一季咲き系と四季咲き系があります。
一季咲きは見ごろが年に1度だけです。開花時期は4月から6月までの間となり、春の時期から初夏にかけてきれいな花を咲かせます。一季咲きは、原種に近いものに多く見られる咲き方です。別名オールドローズとも呼ばれ、中世ヨーロッパ時代から栽培されていました。
一方、四季咲きローズは季節に関係なく咲きます。温度と日光を一定に保てば開花するので、冬であってもハウスなどでバラを咲かせることができます。1年を通して楽しめるからこそ、私たちはフラワーショップでいつでもバラを購入でき、プレゼントとして利用できるといえるでしょう。
黄色いバラには「友情」「嫉妬」など数多くの花言葉がある
黄色いバラの花言葉には、実はポジティブなものだけではなく、ネガティブなものもあります。雑学として知っておくと花の話題になったときに楽しめるのではないでしょうか。
黄色いバラが持つポジティブな花言葉
黄色のバラの花言葉は「友情」です。この他にも「友愛」「平和」「献身」「愛の告白」といったものもあります。
黄色いバラが持つネガティブな花言葉
黄色いバラの花言葉にはネガティブなものもあります。「不貞」「嫉妬」「薄らぐ愛」といったものがあるので、プレゼントに利用するときは注意するようにしましょう。
黄色いバラのおすすめの品種7選
黄色いバラのおすすめの品種を7つ紹介しましょう。黄色いバラは色の濃さもさまざまであり、想像以上に個性があります。ネーミングもしゃれていて、生産者が我が子のように大事に育ててきたことが分かります。
黄色いバラのおすすめの品種�@インカ
1992年にドイツの生産者が作り出したバラの品種です。鮮やかな黄色の花が咲く品種であり、花の大きさは10cmほどとなっています。葉や枝が大きい樹形のわりには若干小ぶりな印象のある花です。黄色いバラの中では丈夫で育てやすい品種であるため、初心者でも無理なく育てられるでしょう。
黄色いバラのおすすめの品種�A恋きらら
爽やかな印象を与えるふんわりとした黄色のバラです。ブーケのような房咲きであり、繰り返し咲きます。花枝にとげが少ないので切り花としても用いられます。香りは、グリーンノートにスパイシーなアクセントが加わったような香りです。苗も販売されており、鉢植えにもおすすめです。万能な黄色いバラといえるでしょう。
黄色いバラのおすすめの品種�Bれもん
爽やかな黄色の花を持つれもん。咲き方はカップ咲きであるため、一枝には1?3輪ほどのつぼみが付きます。香りは、ダマスク・シトラス・ティーなどがミックスされたような香りがします。名前の由来は、梶井基次郎の短編小説「檸檬」のイメージから名付けられたものです。
黄色いバラのおすすめの品種�Cモッコウバラ
一重、八重の花があり、一般的にお目にかかる機会が多いのは八重のものです。クリーム色に近い黄色いバラで、ちょっとくすんだ色味となっています。しかし、全体的な印象は優しく可愛らしい雰囲気です。とげのない品種がほとんどなので、お庭でも楽しみやすいといえるでしょう。
黄色いバラのおすすめの品種�Dイリオス
爽やかなレモンイエローの花びらが印象的な品種であり、色や香りが上品であるため、プレゼントとして人気があります。紅茶の葉を連想させるような上品な微香が特徴です。
黄色いバラのおすすめの品種�Eピスカップ
淡い黄色が可愛らしい、カップ咲きのスプレーバラです。1本に4?6輪ほどついているため、ボリューム感があります。開花すると中心にかけて黄色味が強くなるため、色のグラデーションが楽しめます。
黄色いバラのおすすめの品種�Fキャラメルアンティーク
花弁数が多く、大輪でボリュームのあるバラです。開花すると中心部は濃い杏色となります。香りも心地よく、アレンジメントもしやすいことから人気の品種です。
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バラを贈るなら「花百花」!伝わる心温まるメッセージ
黄色いバラは、その明るく温かな色合いで、私たちの気持ちをポジティブにしてくれますね。この花が持つ「友情」「思いやり」「幸福」「温かさ」という花言葉は、特別な誰かへの心からの感謝や友情を表現するのにぴったりです。
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晴れ晴れと咲く黄色いバラを大切な人に贈ろう
黄色いバラの花言葉は友情や温厚なイメージを与えるものが多いため、親しい友人やお世話になった方に贈るのに向いています。日本では、父の日に贈る花としても認知度が年々高くなっているようです。もらった人を明るい気持ちにさせてくれる花なので、誰かを元気付けたいときに贈るのもいいでしょう。
近年では、アレンジメントやプリザーブドフラワーといったすぐに飾れる花や長持ちする花もあります。言葉ではうまく伝えられない思いも、フラワーギフトとして送ることができるので便利です。オンラインでも利用可能なこのようなサービスは、全国各地、どこにいる方にも気軽にギフトが贈れます。ぜひ、大切な方へ黄色いバラを贈ってみてはいかがでしょうか。
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