白バラは清楚で清純なイメージをもつ花です。
ウェディングでは白のドレスや白無垢が定番であるため、白という色には純潔な印象がありますよね？
また、神職や巫女などの聖職者の祭服（さいふく）も白が多く使われているので穢れなき色としての理解が根づいています。
この記事では、清廉なイメージをもつ白バラの花言葉や本数別の意味、白バラの色味などを解説します。白バラを贈り物にする場合には、花言葉や本数別の意味も添えると、印象深い贈り物になるでしょう。
また、白いバラは単体でも美しいですが、他の色と組み合わせても一層引き立ちます。プレゼントとして贈る際の具体的な説明もしていますので、大切な方への贈り物を考えている方は、ぜひ最後までお読みください。
白バラの色「白」のもつイメージは「純粋」
白は何色も混じっていない神聖な色として純粋さを象徴しています。一方で、どんな色にも混じりやすい特徴を兼ね備えていることから、古くから婚礼に取り入れられています。
黒と対称となる純色のため、「白黒つける」、「明白」など物事を明らかにする意味や、「白紙で臨む」など再スタートの意味をもつ慣用句にも用いられています。
白バラの花言葉は多岐にわたる！代表的な花言葉を紹介
白バラの花言葉は以下の意味をもちます。
- 純潔
- 心からの尊敬
- 相思相愛
- 私はあなたにふさわしい
さらに、白バラのつぼみは「少女時代」、小輪の白バラは「恋をするには若すぎる」と多岐にわたっています。
贈り物では用途に応じて、選ぶとよいでしょう。
白バラの本数の意味を1本〜50本まで解説
バラは本数によって意味を変えます。
贈る相手への関係性やシチュエーションによって最適な本数を選ぶと、プレゼントの意味も深まります。
具体的な本数の意味を見ていきましょう。
1本
白いバラ1本の意味は「一目惚れ」です。
あなたに恋をしているとの意味も含みますので、愛の告白に贈るとよいでしょう。
3本
白いバラ3本の意味は「愛している」です。
普段はなかなか伝えられない思いを届けるのに、ぴったりですね。
恋人や夫婦、パートナーなどの間柄に渡すのが最適です。
5本
白いバラ5本の意味は「あなたに出会えたことへの心からの喜び」です。
普段、言葉にして思いを伝えるのが苦手な人は、本数に思いを託すのもよいでしょう。相手と出会えた喜びや、積み重ねられた年月を表現するのに最適です。
8本
白いバラ8本の意味は「あなたの思いやり、励ましに感謝します」です。
花言葉に「心からの尊敬」もありますので、両親や上司、友人などに普段の感謝を伝えるのもいいですね。
12本
白いバラ12本の意味は「私と付き合ってください、私の妻になってください」で、好意を寄せる相手への告白やプロポーズにぴったりでしょう。
欧米ではこの12本のバラを、ダズンローズと言います。 12月12日をダズンローズデーとし、男性が12本のバラ（ダズンローズ）を女性に贈り、愛を表現することが習慣とされています。
12本のバラは、それぞれ「永遠、真実、栄光、感謝、努力、情熱、希望、尊敬、幸福、信頼、誠実、愛情」を表します。 12本の意味の全てを誓いながらプレゼントし、そのうち1番きれいなバラを男性の胸元に飾るのが風習です。
ダズンローズは恋人以外にも夫婦やパートナーへの贈り物にも最適です。サプライズで贈ると、2人の忘れられない思い出が1つ増えるでしょう。
50本
白いバラ50本の意味は「永遠」です。
本数が多いことからボリュームがあり見栄えがするため、プロポーズにも人気のある本数です。
片手でギリギリもてる量であるため、持ち運びや家で楽しむのにもちょうどいい量です。
年齢や記念に合わせた本数
誕生日プレゼントとして、年齢分の白バラを贈るのも好まれるでしょう。 相手の人生に敬意を表して、喜びを共有してみてください。
同様に、付き合った年数や結婚した年数をバラの本数に見立てて、感謝や気持ちを示すのにも最適です。
関連記事：バラを贈るなら花言葉を知っておこう！本数が違えば意味も変わる
白バラの色味にもバリエーションがある
白バラと一口にいっても、色味のバリエーションは豊富に存在します。
- 透き通るような純白
- クリームイエローを含む白
- ピンクがかった白
どの色がイメージに合うのか、想像を膨らませて色味を選択するといいでしょう。
お花屋さんの商品の中にも白バラは複数ありますが、多数の種類の中から選びたいのであれば、ネット通販のフラワーショップで探すほうが適しています。
白バラの花束は組み合わせの自由度が高い
白バラを贈り物にする際には、次の選択肢を参考にしてください。
白色は無彩色であるため、どんな色とも調和します。そのため、異なる色との組み合わせに効果的です。
白いバラと他の色のバラとの組み合わせについて、どんなパターンがフィットするのかを見ていきましょう。
白バラと赤バラの花束
華やかな赤いバラと清楚な白いバラを混ぜると、「結婚してください」という花言葉を表すため、プロポーズを申し出る場面に最適です。
その他、紅白のイメージからおめでたい場面、例えば結婚式の花束贈呈にも有効でしょう。
関連記事：赤い薔薇をプレゼントしよう！花言葉や本数の意味を解説
関連記事：プロポーズを考えている人が知っておくべき重要なポイント
関連記事：結婚式のブーケで人気のお花とは｜ウェディングブーケの基礎知識
白バラとピンクバラの花束
ピンクバラの花言葉は「感謝」、「可愛い人」、「愛の誓い」です。
見た目のかわいらしさと花言葉を添えて、恋人やパートナーへの感謝のプレゼントにおすすめです。
関連記事：ピンクのバラの花言葉とは？色と本数で変わる意味を解説
白バラと青バラの花束
サムシングブルー（something blue）をという風習をご存知でしょうか？
サムシングブルーは結婚式に青いものを身につけると、幸せになれるという伝統的な演出・おまじないの事をいいます。また、青色は聖母マリアの色であり、純潔や誠実な愛情を指します。
白バラと青バラの花束を、結婚を控える友人に贈ってはいかがでしょうか。青いバラの花言葉である「夢かなう」を添えてプレゼントすれば、きっと喜ばれるでしょう。
関連記事：青い薔薇は存在する！開発ストーリーや花言葉を解説
白バラと黄バラの花束
黄バラの花言葉は「友情」、「献身」、「励まし」、「幸福」などがあります。一方、「嫉妬」、「恋に飽きた」などのネガティブな意味もありますので、恋人やパートナーには不適でしょう。
友人の栄転や上司の昇進、父の日や敬老の日のお祝いに父や祖父母に贈るのも素敵ですね。
関連記事：黄色いバラの花言葉をご紹介！おすすめの品種7選も
魅力的な白いバラを贈ろう！
白バラは性別や年齢に問わず、手に取りやすいお花です。
花言葉や本数の意味は多様にありますので、相手との関係性やシチュエーションによって選んでみてください。
白色自体がどんな色とも調和するので、他の色と組み合わせて華やぎを加えるとよいでしょう。
あなたの思いを花言葉や本数に込めて、白バラを贈ってみてくださいね。
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