2023/05/24

ハーバリウムを手作りしよう!材料や作り方を解説

ハーバリウムはインテリアとして人気があり、 フラワーギフトになっています。
初心者だと「自分で作るのはハードルが高そう」と思うかもしれませんが、 そんなことはありません。
この記事では、下記のような疑問にお応えします。

  • ハーバリウムを作るのに必要な材料とは?
  • どう作ればいいのか?
  • お花や植物なら何でも入れられるのか?

これからハーバリウム作りに挑戦する人は、 この記事を参考にしてください。
最後まで読めば、上手に仕上げるコツをつかめるようになります。

ハーバリウムは
自宅で簡単に作れる

おしゃれでかわいいハーバリウムは、 手軽にお花を飾れるアイテムとして人気があります。
花瓶に生花を生ける場合はスペースが必要ですが、 小ぶりな瓶のインテリアなら狭い場所でも問題ありません。

一見難しそうですが、実は材料さえあれば初心者でも簡単に作れるのです。
おうち時間を楽しく過ごしたい人に最適な趣味といえるでしょう。

お子さんの自由研究にもうってつけですので、 夏休みの研究テーマに悩める親御さんは、ぜひ検討してください。

ハーバリウム作りに
必要な材料・道具

まずはハーバリウムの材料と道具について説明します。
なお、花材や専用オイルなどは100円ショップでも入手可能です。
店舗によって品揃えは異なるため、探してみてください。

花材

生花だとすぐに傷んでしまうため、 ドライフラワーかプリザーブドフラワーを用意しましょう。
市販のものを使っても、手作りのものを用いても構いません。
お気に入りのお花を入れたハーバリウムは、お気に入りのインテリアになりますよ。

オイル

ハーバリウムのオイルには、ミネラルとシリコンの2種類があります。
ミネラルオイルは手ごろな価格で花の色落ちが少ないため、 初心者でも使いやすいのが特徴です。
ただし寒さが厳しい地域には適していません。
一方のシリコンオイルは寒冷地向きですが、 花材が浮きやすいというデメリットがあります。
そのため、ハーバリウム作りに慣れている人に向いているでしょう。

密閉できる蓋つきのタイプを選んでください。
作業する前に瓶を湯煎またはアルコールで消毒して、内側の水分を飛ばしましょう。
乾燥が甘いと、完成後にカビが生える原因となります。

ピンセット

瓶の中に花材を入れる際に使用します。
瓶の形状によってピンセットを変えると、作業しやすくなりますよ。
縦長のボトルなら長く真っ直ぐなもの、 曲線があるタイプならカーブしているものがおすすめです。

はさみ

花の茎を切って長さを調整するために必要です。
茎が短すぎるとオイルの中で浮くため、切り過ぎないよう気を付けてください。
少しずつ切り落とし、ちょうどいい長さにそろえましょう。

ハーバリウムの作り方

続いては、ハーバリウム作りの手順を解説します。
重要な部分ですので、じっくり目を通してください。

花材の配置を考える

瓶の中に花材を詰める前に、デザインを考えましょう。
慣れないうちは、地層のようにお花を重ねると上手くいきます。
コツがわかってきたら、自分なりにアレンジしてみてください。

瓶に少量のオイルを注いで花材を入れる

完成図ができたら、実際に花材を瓶に詰め込んでいきます。
まず少量のオイルを注ぎ、そこにお花を置きましょう。
後からレイアウトを修正するのは難しいため、 気になる箇所はその都度直すことを推奨します。
中身がボトルの口に到達するまで、この作業を繰り返してください。

関連記事:ハーバリウムの瓶を選ぶポイントは3つ!初心者でも簡単に作れる瓶の選び方

空気を抜いてボトルの蓋を閉める

完成直後はオイルの中に気泡が含まれています。
余分な空気を抜くために3〜5分ほど瓶を放置し、 完全に抜けたのを確認したら蓋をしましょう。

ハーバリウムを作る際の
注意点

ここからは、知っておきたい3つの注意点を紹介します。

花材を詰め込みすぎない

おしゃれなハーバリウムを作るためには、 適度な余白が欠かせません。
花材が少なくても多くても見栄えが悪いため、 詰めながらちょうどいい分量を探りましょう。

違う種類のオイルを混ぜない

シリコンオイルとミネラルオイルを一緒にすると、 液体が濁ってしまいます。
必ず同一のオイルでそろえてください。

火の気のない場所で作業する

ハーバリウムのオイルは耐火温度が高く、 引火する可能性は低いでしょう。
とはいえ、火の気がある場所は避けるのが賢明です。
ガスコンロやライターなどから離れた場所で作業してください。

関連記事:ハーバリウムに必要な材料とは?大切な選び方のポイント

関連記事:ハーバリウム初心者はキットを使って作ろう!おすすめハーバリウムを紹介

ハーバリウムの保存期間

置き場所や花材によるものの、おおむね3ヶ月から1年はもちます。
直射日光が当たる場所に飾るとすぐに色落ちするため、ご注意ください。
ちなみに花の色が抜けてきたら、劣化した証拠です。

関連記事:ハーバリウムの正しい捨て方について解説!油を袋に詰めて流すだけ

ハーバリウムの
アレンジ方法

ここからは、ハーバリウムが活躍する場面を紹介します。
あくまで一例ですので、お好きなようにアレンジしてみてはいかがでしょうか。

ボールペン

日常的に使う筆記用具に、ハーバリウムの装飾を加えるとおしゃれです。
大切な人へのプレゼントにすると喜ばれるでしょう。
簡単に作れるキットが販売されているため、 初めの一歩として挑戦してもいいですね。

ペン立て

自宅や職場のデスクに、必ず1つは置いてあるペン立て。
普段使いのアイテムだからこそ、変化があると楽しいですね。
机が華やかになり、勉強や仕事のモチベーションにつながる効果を期待できます。

ソープディッシュ

せっけんを置くソープディッシュは、 たいてい無機質なプラスチックのケースです。
洗面台の周辺をおしゃれに変えたいなら、 ハーバリウムで素敵な空間にしてみませんか。
毎日の手洗い習慣に、ちょっとした彩りを添えましょう。

ハーバリウムに向いている
お花3選

花材選びは、ハーバリウムの出来栄えを左右します。
ここではポピュラーなお花を紹介しますので、参考にしてください。

カスミソウ

メインのお花にはならないものの、 他の花材を支えるクッションの役割を果たします。
ボリュームが足りないときに、さりげなく追加するのにも役立つでしょう。
種類によって色や大きさが豊富なため、選ぶ楽しさもありますよ。

アジサイ

人気があるお花の1つで、よく使われています。
枝つきのまま入れると、他の花材が浮かないよう押さえてくれる優れものですね。
ボリュームの調整が利くのも良いところ。
種類や色がとても豊富なので、アジサイだけの組み合わせをしてもオシャレになり魅力的です。

ミニシルバーデイジー

瓶に入れやすいサイズで、使い勝手の良さから重宝します。
オイルの中に入れるとお花が開き、色鮮やかな仕上がりになり、
バックからライトを当てるとより花びらの透明感が増しキラキラしてるようにみえます。

ハーバリウムは
フラワーギフトに最適

気軽に飾れるハーバリウムは、自分用にはもちろん、プレゼントとして贈るのにぴったりです。
生花のように手入れする必要がなく、 忙しい人でもお花のある生活を楽しむことができるでしょう。

大切な友人への贈り物、お祝い、そして母の日のギフトにすれば喜ばれるかもしれません。
家事や仕事をがんばっている自分へのご褒美にするのも素敵ですね。

手作りのハーバリウムで、生活に彩りを与えましょう。
この記事をきっかけに、お花のある暮らしを始めてみませんか。

関連記事:ハーバリウムはなぜ人気?プレゼントにおすすめな理由と注意点を紹介

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