「薬草・香草」の意味を持つラテン語が由来のハーバリウムは、
2017年頃から日本でブームになりました。
ハーバリウムは瓶の中にハーバリウム専用のオイルと花を入れた美しいインテリアで、
元々は研究用で花の標本として作られたものですが、
今では人々を癒すアイテムの1つになっています。
しかし、ハーバリウムはなぜここまで人気なのでしょうか?
他にもいろいろな種類のフラワーギフトがある中で、
プレゼントに選ばれ続けているのは、一体どんな理由があるのでしょう?
本記事では、ハーバリウムのおすすめプレゼントや人気の理由、
贈る時の注意点を紹介していきます。
ハーバリウムが喜ばれる理由は?
コンパクト・キレイ・手間要らず
プレゼントとしてハーバリウムが選ばれているのは、
どんな理由からでしょうか?順番に説明していきます。
コンパクトで飾りやすい
ハーバリウムは透明な小瓶が使われるのが主流で、
一般に50ml、100ml、150ml、200ml、300mlといったサイズがメジャーです。
瓶の形は円柱・角柱・円錐・六角柱などさまざまな形が使われています。
自宅やオフィスなどのほかのインテリアの邪魔にならず、
コンパクトで飾りやすいアイテムです。
キレイで見栄えがする
クリアなガラス瓶の中に
色鮮やかなお花がゆらゆら揺れているキレイなハーバリウムは、
見る人の心を癒します。
ちょっとしたスペースに置くだけでも見栄えがするので、
コーディネートが苦手な方でも使いやすいアイテムです。
中にはウィスキーボトルのような一風変わった瓶を使ったハーバリウムもあり、
おしゃれな空間の演出にも役立つでしょう。
お手入れがいらない
ハーバリウムには、生花を使うと水分により腐敗しやすくなるため、
衛生的な面からもプリザーブドフラワーやドライフラワーを使用します。
その結果、
長期保存が可能になり、水やりなどの面倒なお手入れの必要がありません。
使用する花の種類によっても変わりますが、
寿命はおよそ半年から1年程度と言われています。
ハーバリウムの良いところは美しいお花を長く楽しめることが最大の魅力です。
コンパクトで手入れがいらず、キレイで見栄えもするハーバリウム。
大切な人への贈り物に最適です。
では、どんなシーンで贈ると喜ばれるのかを次項で解説します。
関連記事:固めるハーバリウムって何?気になる特徴と作り方
ハーバリウムが喜ばれるシーン3選
特別な日に大切な人へ贈ろう
大切な人に喜んで欲しい。
そんな気持ちも一緒に届けたいというプレゼントだからこそ、
特別な日に贈るとさらに喜ばれるでしょう。
ハーバリウムのプレゼントが喜ばれるシーンを3つ、紹介します。
誕生日
1年に1回の記念すべき日が、誕生日です。
長いもので1年は持つと言われているハーバリウムならば、
観賞するたびにもらった瞬間の感動も一緒によみがえってきますね。
贈る相手の誕生花を使ったハーバリウムをプレゼントすると、
より特別な感じがして喜ばれるプレゼントとなるでしょう。
母の日
日頃の感謝を伝える日でもある母の日に、
毎年何をプレゼントすればいいかと迷う方も多いはずです。
母の日と言えばカーネーションやフラワーギフト(生花)のイメージが強いのですが、
いつもとは少し違ったものを贈りたいと思う方にもハーバリウムをおすすめします。
彼女・奥さんとの記念日
2人にとっての思い出が詰まった記念日に、
心のこもったプレゼントをもらうことは何より嬉しく、新たな思い出になります。
2人でどこかに出掛けた時の思い出の花や、
伝えたい気持ちを花言葉として持つ花を
ハーバリウムに入れてみるのも良いかもしれません。
なんでもない日にもらうのも嬉しいですが、
やっぱり特別な日にもらうと嬉しさも喜びも倍増ですね。
次に、ハーバリウムをプレゼントするのにおすすめな方法を紹介します。
ハーバリウムの
おすすめプレゼント方法3選!
ハーバリウムをプレゼントするといっても、いくつかの方法があります。
ここでは、おすすめのプレゼント方法を3つ紹介します。
通販などのギフトを贈る
ネット通販でギフトコーナーを見てみると、
お花やカラー、デザインも違ったさまざまな種類のハーバリウムが販売されています。
ギフトショップなどで探すよりもたくさん見つかるので、
贈る相手に合った商品が見つけやすいでしょう。
通販の場合は売れ筋の人気ランキングがあり、
そこから商品を選べるのも利点です。
何を選ぶか迷ってしまった方は、ランキングを利用して注文してみてください。
ハーバリウムを使った小物を贈る
小瓶だけでなく、ハーバリウムを使った小物も数多くあります。
ペンや時計、小物入れなど、日用品の中にハーバリウムが使われていることもあり、
置物に留まらず雑貨として使える商品があるのもハーバリウムの魅力です。
普段の生活でも使えるものを贈りたい方には、特におすすめします。
手作りして贈る
ハーバリウムは、
コツを押さえれば初心者でも簡単に手作りできるグッズとしても知られています。
手作りの良いところはなんといっても、唯一無二の作品ができあがることです。
相手を良く知っているからこそ、
好みに合った手作りのものを贈れる場合もあります。
真心のこもったハーバリウムは、相手に気持ちが伝わりやすく、
とても喜ばれやすいでしょう。
どんな方法でも自分のことを考えてくれた贈り物は、
きっとどれも喜んでくれること間違いないでしょう。
ハーバリウムをプレゼントする方におすすめなセットを次項でお伝えしていきます。
関連記事:ハーバリウム初心者はキットを使って作ろう!おすすめハーバリウムを紹介
関連記事:ハーバリウムに必要な材料とは?大切な選び方のポイント
セットでプレゼントするなら?
おすすめ3選
ハーバリウムに何かをプラスしてプレゼントしたい方は必見です!
おすすめのギフトセットを3つご紹介します。
ハーバリウムギフトセット
種類がいろいろあって選べない、相手がどれを気に入るか分からない、
という方におすすめなのが、ハーバリウムギフトセットです。
セットになると見栄えも豪華になり、
組み合わせるアイテムの種類もさまざまなので、
相手の好みに合ったプレゼントを贈る事ができますね。
ギフトセット例
- アロマディフューザーセット
- ハーバリウム&スイーツセット
ハーバリウムの文房具
文房具がセットになったハーバリウムは普段使いに最適な商品です。
落ち着いた雰囲気のものや華やかなものまでいろいろな種類があり、
男性、女性に関わらず、またどの年代の方でも使いやすいでしょう。
文房具セット例
LED付きハーバリウム
色鮮やかなハーバリウムにプラスすることで、
よりキレイで華やかな印象を与えてくれるのがLED付きハーバリウムです。
通常のハーバリウムの下にLEDの付いたコースター(台座)をプラスしたもので、
キラキラ光るとてもかわいい空間を演出してくれます。
LED付きハーバリウムセット例
- LEDライトステージ付きハーバリウム
- ハーバリウムキット(LED台座付き)
どんなものが入っているのか?という
ワクワク感もあるようなセットばかりでしたね。
では、ハーバリウムをプレゼントする時に
注意した方が良い点について次項で解説します。
ハーバリウムを
プレゼントするときの注意点2つ
ハーバリウムをプレゼントする際に
気を付けてもらいたい注意点についてお伝えしていきます。
注意するべき点は、下記の2点です。
直射日光や高温を避けるよう伝える
ハーバリウムを直射日光や高温の環境に置くことは、
オイルや花の劣化にもつながるため、NGです。
光の反射がキレイなので窓際に置きたくなりますが、
少しでも長く楽しんでもらうために、贈る時には置き場所や温度の説明もしてください。
長持ちするハーバリウムですが、
オイルが変色したりお花が色あせたりしたときは、
それが「処分するタイミングのサイン」です。
食用油と同じ方法で処分すれば良いので、特に難しくありません。
寿命や注意点に加えて処分する方法も伝えると、心遣いが感じられて好印象です。
プレゼントする人に合った花や色を選ぶ
喜んでもらいたくてプレゼントしたものが、
相手の好みと合わなければ意味がありません。
ハーバリウムを選ぶときは、
贈りたい相手に合ったお花や好きな色を基準に選ぶと間違いないでしょう。
せっかく心を込めて選んだ贈り物が相手に合っていなければ、
双方が悲しい気分になります。
そうなることを防ぐためにも、
相手をイメージしながら好みに合ったハーバリウムを選びましょう。
関連記事:母の日にはハーバリウムがおすすめ!人気の理由を紹介
結婚や卒業祝い、還暦やご長寿のお祝い、クリスマスや記念日などの特別な日に、
手作りのハーバリウムをプレゼントしませんか?
ハーバリウムを手作りする際に適したお花探しは、「花百花」にお任せください。
花百花では、ハーバリウムづくりに最適な生花やプリザーブドフラワーを
豊富に取り揃えております。
もちろん、祝いや記念日にぴったりなお花・植物も、
リーズナブルな価格でご購入いただけますよ。
お祝いメッセージを添えて、大切な人に感謝の気持ちを伝えましょう。
特別な人にハーバリウムを!
気持ちを込めて贈ろう
本記事では、プレゼントにおすすめのハーバリウムについて紹介しました。
5〜6年ほど前から人気があるハーバリウムですが、
今ではフラワーギフトの1つとして定着しつつあります。
お花を愛する方やキレイでかわいいものが好きな方にとっては、
もらって嬉しいプレゼントです。
特別な人だからこそ贈りたい。
そう思って選んだものであればなおさら、喜びが倍増するはずです。
大切な人へのプレゼントには、
気持ちを込めたハーバリウムをプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
関連記事:小さな自然「ハーバリウム」はポケットに入る植物の世界