2023/10/15

春に咲く人気の花5選!3~5月までに次々と咲く花を育ててみよう

春は、サクラをはじめとしてチューリップやネモフィラなどの花が日本各地で次々と咲いていき、気持ちがわくわくする季節です。
花の苗も豊富なので、自分の家の庭やプランターで花や野菜などを栽培したいと思われる方も多いでしょう。

  • 春に咲く花を球根から育ててみたい
  • 初心者でも育てやすい花は何なのか知りたい

そんな方向けに、この記事ではガーデニング初心者にも育てやすい花を取り上げ、育て方のコツを解説します。
コツをつかめば、球根から花を咲かせることは簡単です。
ぜひ参考にして、花のある生活を楽しんでください。

3月から5月の春に咲く
花の種類を紹介!

3~5月は花が輝いて見える季節です。
どんな花がこの時期に咲くのかを紹介します。

3月が開花時期の花

  • スイセン
  • ペチュニア
  • ムスカリ
  • ヒヤシンス
  • アネモネ

4月が開花時期の花

  • チューリップ
  • ラベンダー
  • マリーゴールド
  • ネモフィラ
  • ツツジ
  • ワスレナグサ
  • スズラン
  • クレマチス

5月が開花時期の花

  • バラ
  • ナデシコ
  • フジ
  • ルピナス

春の訪れとともに、自然は息を吹き返し、輝く花々がその姿を表す季節。
そんな季節にふさわしい顔ぶれのお花たちですね。

つぎに、ガーデニング初心者にも育てやすい花を取り上げます。

春に咲く花
「スイセン」の育て方

スイセンは、品種によっては早春から咲きはじめ、まだ寒い時期から目を楽しませてくれる多年草の球根植物です。
原産地は地中海沿岸で、ギリシャ神話のナルキッソスの話が花言葉「自己愛」の由来と言われています。
花色は白・黄色・オレンジなどで、日本の各地に群生している二ホンスイセンや、花びらの中の部分がラッパのように突き出しているラッパスイセンが有名です。

 

土手にもよく自生していることから、ガーデニング初心者にも育てやすい花です。
大きな球根を選び、日当たりのよい場所に植えると、植えっぱなしでも毎年花が咲きます。
鉢植えの場合は、鉢の中で根が伸びるので浅植えにします。
日当たりのよい場所に鉢を置いて、水やりは鉢の土が乾いたらたっぷりとあげます。
葉がニラやノビルに似ていて、口にすると中毒症状が出ることに注意しましょう。

春に咲く花
「ムスカリ」の育て方

ムスカリは、地中海沿岸地方や西アジアを原産とする多年草の球根植物です。
花の種類は40~50種あり、濃紫から淡青・白花などの色があり、なかには香りの強いものも。
花の形は、ブドウの房のように小花が密集しています。

耐寒性・耐暑性があり、丈夫なので植えっぱなしでもよい草花です。
庭のグランドカバーによい花で、密集して植えるのに最適です。
開花期が長いのも特徴です。

水はけのよい土を好み、日当たりのよい場所で育ちます。
水やりは地植えの場合はそのままでよいですが、鉢植えの場合は、土が乾いたらたっぷりと上から水をあげます。
花が終わったら、花がらをつみ、球根を太らせるために葉はそのままにしておきます。

春に咲く花
「ヒヤシンス」の育て方

ヒヤシンスは、ギリシャ・シリアなどが原産地でギリシャ神話にも登場する多年草の球根植物です。
花色は赤・白・ピンク・黄・青・紫など豊富で、甘い香りがあるのが特徴です。
花は穂状に咲き、ボリュームがあり、とても豪華な印象の花です。

地植えの場合は、水はけのよい場所で、深さは球根2、3個の深さに植えます。
鉢植えの場合は、頭が少し見えるくらいに1個、または3個ぐらい密に植えても見栄えがします。
芽が出てから花が終わるまで日によく当てましょう。

ポイントは、寒さに当てないと発芽しないので、植木鉢は花の茎が伸びるまで外に出しておくことです。
大きくて重さのある球根を選ぶと、太い茎が出て花がたくさん咲きます。
水が切れないように注意しましょう。

水栽培にも向いているので、水切れにも注意して秋に球根から育てると早春に咲きます。
12月頃は10℃以下になるような冷暗所に置き、芽が伸びてきたら室内の日当たりのよい場所に置きます。

春に咲く花
「アネモネ」の育て方

アネモネは、ヨーロッパ南部から地中海沿岸を原産地とする、多年草の球根植物です。
花色は白・赤・ピンク・青・紫などバラエティに富み、種類も多く、一重咲き・八重咲きなどがあります。

球根は非常に乾燥しています。
球根に急激に水を吸収させると、腐ることもあるので注意しましょう。
水を含ませて絞ったミズゴケなどでゆっくりと吸水させてから植えます。
球根はとがったほうを下に向けて植えるのもポイントです。

寒さに強く、暑さに弱いのが特徴ですが、植えっぱなしだと何年も花が咲きます。
水はけ・日当たりがよい場所を好みます。
鉢植えは花が終わって枯れるまでは、風通し・日当たりのよい場所に置き、枯れたら雨があたらない日陰に置きましょう。
10月になったら日当たりのよい場所へ移します。

開花期には次々と花が咲くので、元肥のほかに、液肥を2、3週間に1回は与えるのがポイントです。

春に咲く花
「チューリップ」の育て方

チューリップの原産地は中央アジアから北アフリカで、多年草の球根植物です。
花色は白・赤・ピンク・紫・黄色・オレンジなどがあり、花びらの形もシンプルなものから、フリルのあるものまで多様で人気があります。

球根は大きいものを選び、日当たり・水はけのよい場所に植えます。
地植えは水やりはしなくてもよいほど丈夫です。
密植するととても見栄えがよい花なので、一度に20~30個は植えるとよいでしょう。

鉢やプランターに植えた球根の水やりを忘れないようにします。
芽が出てきて土が乾いたらたっぷりと水をあげ、葉が枯れるまで水をあげると翌年も咲きます。

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春に咲く花は
寄せ植えや切り花として楽しもう

春の花は種類が豊富なので、選ぶのも迷うほど。
庭の花壇に植えてもよいですが、寄せ植えや切り花としても楽しめます。

寄せ植え

寄せ植えをする場合は、高低差や色合いを考えましょう。
たとえば、チューリップを奥に配置し、ムスカリを手前にすると高低差が出ます。
花同士の色合いや花と葉との色などの組み合わせも考えて植えると素敵です。

ヒヤシンスは、1株だけでも可憐ですが、3株ぐらい密集させて植えると豪華さが増します。

切り花

春の花が旺盛に庭で咲いたら、切り花として花瓶にさしてお部屋に飾ると、部屋がぱっと華やぎます。
春の花はそのままでも華やかなので、シンプルな花瓶にさすだけでも楽しめますよ。

毎日お水を替えて春の花をお部屋で楽しみましょう。

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初心者にも育てやすい春に咲く花は?
多年草の球根植物がおすすめ

初心者の方は、種や苗の状態からはじめるよりも球根を育てることをおすすめします。
春に花を咲かせるには、秋から冬に球根を植えます。10月から11月ごろがおすすめです。夏に植える球根は、秋に咲かせることができます。お花を咲かせたい時期に合わせて植える時期というのは、とても大切ですのでしっかり覚えておきましょう。
園芸初心者にとって育てやすい花は、植えっぱなしでも丈夫な花です。
耐寒性や耐暑性がある花で、多年草の球根植物がおすすめです

育て方のポイントは、土は草花用の培養土を使うと、元肥も含まれているので手軽です。
鉢植えの場合は鉢底石を鉢底に敷くと、通気性がよくなります。

さらに、咲き終わった花がらをつんだり、水やりに気をつけましょう。
多湿に弱い植物が多いので、土が乾いてからたっぷりと水を上げるのもポイントです。

関連記事:ラナンキュラスの育て方|球根の植え付けから掘り上げまで

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春に咲く花を育てて春を楽しもう!

ここまで、春に咲く花の育て方のコツを解説してきました。
ガーデニング初心者でも、目で見るだけでなく、育てるとさらに花を楽しむことができますよ!

地植えや鉢植えでも、球根は大きくて充実しているものを買い、それぞれの植物に合った植え方をしましょう。
水やりや日当たりにも気をつければ、春に上手に花を咲かせられます。
球根でなくても、春に咲いた苗を買って植えてもよいでしょう。

ぜひ気に入った花を選んで、気軽に育ててみましょう。
草丈が長く成長する様は、「ぐんぐん」という音がするように感じられるくらいです。
春の草花に毎日触れているうちに、花の魅力に夢中になることでしょう。

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