ちょっとしたお礼や誕生日、あるいは送別会など、花束が登場する機会は多岐にわたります。
おしゃれな花束を贈りたいけれど、買い方がわからない。そんな人は多いでしょう。
- 花束をスムーズに購入する方法を知りたい
- どんなお花を選べばいいのか教えてほしい
- 花束の予算はどのくらいが適切なのか?
上記のような疑問を持っている人は、この記事を参考にしてください。
花束の種類や人気の品種なども押さえつつ、基本的な花束の買い方が理解できるようになります。
おしゃれな花束を購入する
3つのコツ
まずはおしゃれな花束を購入するために知っておきたいポイントをお伝えします。
何となく注文してもイメージ通りには仕上がりません。
ここでは3つのコツを解説しますので、覚えておきましょう。
予算とサイズを決める
花束を買う場合、たいていの人はお花の種類から考えるのではないでしょうか。
もちろんそれも重要ですが、肝心なのは予算とサイズを決定することです。
予算の上限によって使える種類が変わるだけでなく、大きさも違ってくるのです。
サイズに関しては、具体的な数字を添えて説明してください。
たとえば「直径25?30�pくらい」と指定すると親切ですね。
その他に必要な情報はメモで伝える
よほどお花を買い慣れている人でない限り、頭の中のイメージを言語化するのは難しいと感じるはずです。
そこでメモに「いつ・どんな状況で・誰に渡すのか」を書き出しておくといいでしょう。
これらの3点が曖昧だと、的外れな花束になるかもしれません。
相手の好みがわかるのであれば、好きな色やテイストなども入れておくといいですね。
可愛らしい雰囲気にしたいのか、上品な印象にしたいのかなどもあわせて考えましょう。
予約しておく
意外に見落としがちなのが、事前の手配です。
当日に花屋にオーダーするのではなく、余裕を持って発注しておくことを推奨します。
生花の入荷状況はその日によるため、飛び込みの注文では希望通りの花束に仕上がらないかもしれません。
品種によっては常に在庫があるとは限らず、取り寄せる必要がります。
またすでに商品として出来上がっている花束やアレンジメントでもお店に在庫が少ない場合もあります。
花束にも種類がある
続いては、花束の種類について説明します。
ここでは2つのタイプを紹介しますので、参考にしてください。
ラウンドブーケ
その名の通り、丸い形をしている花束です。
茎が短めにカットされていて、どの向きからでもお花が美しく見えるようまとめられているのが特徴ですね。
花瓶に水を入れ、花束ごと崩さずに飾ることができます。飾りやすさの点で優れているといえるでしょう。
ワンサイドブーケ
片側に主役となるお花を寄せるタイプの花束です。
卒業式や送別会などで見かけるブーケの大半が、この形ではないでしょうか。
切り花の茎を長めに残しているため、持ち手部分に余裕があり、
華やかさやボリューム感があります。
関連記事:おしゃれなミニブーケを贈ろう|相場や人気のお花もあわせて紹介
【予算別】花束の大きさ
おしゃれな花束を購入するコツの部分でも述べたように、花束のボリュームは予算に左右されます。
同じ予算であっても使うお花によっては小さくなるものの、価格が基準である点は変わりません。
2000円の場合
ちょっとしたプレゼントとして贈るのにちょうどよい価格帯です。
大きさは大人が両手で持ったときに少し小さく感じるくらいで、持って帰る際に邪魔になりません。
使うお花の種類によってボリュームは異なります。
3000円の場合
高すぎず安すぎず、贈答用の花束に最適な金額ですね。
目安として、高さ・幅・奥行きのいずれも20�pほどになります。
使えるお花の種類や数が増えるため、2000円のものと比較すると華やかさが増しますよ。
花束を贈る時期・タイミング
ここでは、花束を贈るのに適している状況を3つピックアップして紹介しましょう。
父の日・母の日
日頃の感謝の気持ちを込め、父の日や母の日にお花を贈ると喜ばれるのではないでしょうか。
父の日なら夏のお花でヒマワリや黄色い薔薇などが人気のギフトです。
母の日といえば赤いカーネーションが定番ですが、趣向を変えて深紅やピンクの薔薇を贈っても素敵ですね。
関連記事:母の日にユニークで珍しいギフト贈るときの3つのポイントを解説
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誕生日
家族や友人・知人の誕生日は、花束を贈る絶好の機会です。
当日に届くように配送の手配をしておくと、サプライズのプレゼントになりますよ。
特に決まった種類はなく、相手の好きなお花や旬の品種を選んでみてください。
発表会
ピアノやバレエなどの発表会に招待される機会があれば、花束を贈ってみましょう。
フラワーギフトでお祝いの気持ちを伝えると喜ばれるかもしれません。
親戚や友人のお子さんに渡すならかわいらしいミニブーケ、大人に渡すなら一般的なブーケがおすすめです。
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花屋でよく見かける
生花を知っておこう
いざ花束を買おうと思っても、お花の名前がわからない人は多いはずです。
花屋の店頭で「どれを選べばいいの?」と途方に暮れた経験はありませんか。
そこでおすすめなのが、あらかじめお花の種類を調べておくことです。
たいていの生花店に置いてある品種を把握するだけで、格段に買いやすさが増すでしょう。
インターネットで注文する場合も、予備知識があると安心して購入できるようになります。
以下では、ぜひ知っておきたいお花について解説しましょう。
菊
仏花のイメージが強いかもしれませんが、菊は正月の縁起物でもあります。
プレゼントにするならピンポンマムを選ぶといいかもしれません。
ユリ
上品で存在感抜群のユリは、花束の主役になる豪華なお花です。
フラワーアレンジメントでも人気の品種ですね。
関連記事:ユリとは?古くからから愛されてきた気高き花
薔薇
ユリと並んで知名度の高いお花といえるでしょう。
華やかで高級感があり、色や種類が豊富です。
誰もが知っている品種であるため、贈りやすいお花ではないでしょうか。
胡蝶蘭
一般的には開店祝いのギフトとして鉢植えで贈りますが、実は花束にもなります。
ユリや薔薇にも劣らない存在感をまとっており、ブーケに華やかさを添えてくれるでしょう。
ダリア
大ぶりなシルエットが特徴のダリアは、色数が多いことで知られています。
フラワーアレンジメントにも利用されており、人気の品種です。
ガーベラ
キク科のガーベラは、薔薇と同じくプロポーズの場面で活躍する品種です。
色や本数ごとに花言葉が違うため、伝えたいメッセージによって使い分けましょう。
チューリップ
春を代表するお花といえばチューリップです。
赤・ピンク・黄色などの鮮やかなカラーが多く、新しい季節にふさわしいといえます。
関連記事:チューリップの植え方・育て方|基本は秋植え春咲き!
カーネーション
母の日のギフトで目にする機会が多いお花です。
花もちの良い品種ゆえ、長い間楽しめるのが魅力ですね。
オーソドックスな赤の他にも、白・ピンク・オレンジなどがあります。
アルストロメリア
花弁に独特な模様を持ち、ユリに似た種類ですがユリより少し小さいお花です。
花束やフラワーアレンジメントで目にしたことがあるかもしれません。
カスミソウ
派手さはないものの、どんな花束にもなじむ万能なお花といえるでしょう。
白系を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、近年では色のついたピンク・黄色・水色などの種類も出回っています。
大切な人に
おしゃれな花束を贈ろう
花束は老若男女問わず喜ばれやすいギフトです。
色とりどりのお花を眺めていると、それだけで心が和むのではないでしょうか。
もちろんただ贈ればいいわけではないため、もらう人の都合も考慮しつつ花束を購入しましょう。
お花に詳しくなくても、生花店に相談すればデザインもセンス良く仕上げてもらえますよ。
この記事を参考に、世界で1つだけの素敵な贈り物、花束を贈ってみてくださいね。
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