2023/05/25

3月の誕生花をギフトに!おすすめの花・贈るシーンを解説

「3月の誕生花には何がある?」
「3月の誕生花を贈るシーンは?」

3月の誕生花を調べている方は、上記の疑問を持っている方がいるのではないでしょうか。
3月はイベントが多く、お花のプレゼントを検討する人が多い時期です。

この特集では、誕生花の基礎知識をはじめ、ギフトで喜ばれる代表的な3月の誕生花をご紹介します。
また、記事の最後には3月に花を贈るシーンやポイントも解説しています。
3月の誕生花が知りたい方はお気に入りの誕生花が決められる、誕生花をプレゼントする方にとっては安心して準備できる内容です。
ぜひ、参考にしてくださいね。

3月以外のすべての月にもある
「誕生花」の基本知識

まずは、誕生花の基礎知識をご紹介します。
誕生花には月の誕生花や、365日の誕生日ごとに誕生花もあります。

誕生花の歴史

誕生花の由来は、ギリシャ神話からだといわれています。
古くからローマの人々は、「自然界には神秘的な力があり、花や木を通して神からのメッセージを宿す」と信じていたそうです。
この発想が日本や諸外国に広がり、誕生した月日に意味合いを込めて誕生花が生まれました。

誕生花が複数ある理由

誕生花は、書籍やサイトによって採用されている花が異なり、複数あることが見受けられます。
結論から述べると、どの花を選んでも間違いではありません。
なぜなら、国によって花の種類や開花時期が違い、誕生花の意味が生まれた国の中での各お花のイメージや暮らしに基づくイメージなどからも、誕生花が違ってくるのです。

また、後の解釈によっても変わってくるので研究者の好みや著者の考えで選び方が異なり、誕生花に定まった定義はありません。

誕生花を決めるなら、
花の色や形、好みの花言葉などで総合的に判断しましょう。

ギフトで喜ばれる3月の誕生花
おすすめ5選

ここからは、ギフトで喜ばれる3月を代表する誕生花を5選を基本的な情報とともに一覧でご紹介します。
どの花も比較的流通しているので、迷っている方は参考にしてくださいね。

1. チューリップ

チューリップは、3月の誕生花を代表する花です。
約5,000以上の品種があり、色や草丈、花の形はさまざま。
日本人にとっては童謡『チューリップ』から知名度も高く、幅広い年齢層に喜ばれます。

原産国
  • トルコ原産
開花時期
  • 3~5月
特徴
  • 八重咲き、ユリ咲き系など咲き方で花びらの形状が異なる
  • 開花日数は5~14日ほどあり、寒さに強い
花言葉
  • 思いやり、博愛
  • 【赤】真実の愛【黄色】名声【ピンク】誠実な愛【紫】不滅の愛

関連記事:チューリップの植え方・育て方|基本は秋植え春咲き!

2. フリージア

フリージアは可憐でしとやかな印象を与え、飾れば周囲を明るくします。
カラーが豊富にあり、一重咲きや八重咲きなど種類も多様です。
咲き方やカラーの違いで雰囲気を変えて楽しめます。

原産国
  • 南アフリカのケープ地方原産
開花時期
  • 3~4月
特徴
  • 甘い香りが最大の特徴
  • 【黄色・白】強い香り
  • 【紫・ピンク】やや甘酸っぱい香り
花言葉
  • 感謝、友情、親愛の情
  • 【黄色】無邪気【白】あどけなさ【紫】憧れ【赤】純潔

3. スイートピー

スイートピーは、ひげを絡みつかせて成長します。
根元と先端で色が変わる品種もあり、春を思わせる淡く可愛らしい花です。

原産国
  • イタリアのシチリア島原産
開花時期
  • 4~5月
特徴
  • 花びらが蝶のようにひらひらしている
  • 束にするとボリューム感があるので、アレンジメントや花束なら映える
花言葉
  • 門出、優しい思い出
  • 【白】ほのかな喜び【ピンク】繊細

4. ガーベラ

ガーベラは、5~10cmほど伸びた茎の先から、たくさんの花びらが重なり合って成長します。
太陽のように丸く明るく陽気なイメージがあり、1輪だけでもパワーがもらえる花。

原産国
  • 南アフリカ原産
開花時期
  • 4~5月、10~11月
特徴
  • 耐暑性が強く、-5℃の寒さにも耐えられるので育てやすい
  • 育て方によって、春と秋の開花を楽しめる
花言葉
  • 常に前進、希望
  • 【赤】美、挑戦【白】律儀【ピンク】熱愛【オレンジ】冒険心

5. ストック

ストックは、高さ20~80cmほどに育つ多年草です。
カラーバリエーションは豊富ですが、色によって花言葉の印象が変わるので注意しましょう。

原産国
  • 南ヨーロッパ原産
開花時期
  • 3~5月
特徴
  • 茎の先に小さい花をたくさん咲かせる
  • 春を感じさせる甘い香りがある
  • 切り花やガーデニングなど多くの用途で楽しめる
花言葉
  • 永遠に続く愛、豊かな愛
  • 【紫】おおらかな愛情【ピンク】ふくよかな愛【黄色】寂しい【赤】私を信じて

3月の誕生花を贈るイベント

誕生花を贈るシーンはイベントの数にも比例します。
ここからは、3月の誕生花を贈る4つのイベントをご紹介しましょう。

送別会・卒業式

3月は別れのシーンが多いため、未来へ希望が持てる花言葉やカラーを選ぶと喜ばれます。
例えば卒業式では「門出」「希望」、送別品なら「感謝」「思いやり」など。
新たな出発を感じる明るい色合いがおすすめです。

ひな祭り

ひな祭りにちなんで誕生花を贈るシーンもあります。
3月3日は「上巳の日」といわれており、江戸時代では「厄払いの日」、「女性の幸せを願う日」の意味合いがありました。

上巳の頃に咲く桃には邪気を払う役割があるとされ「桃の節句」と呼ばれています。

蕾がある桃の枝をアレンジに加えて、
女性の幸せを願って贈るのも素敵ですね。

関連記事:桃の節句の意味は?起源から祝い方までわかりやすく解説!

国際女性デー

近年、日本では、ミモザを代表とする黄色い花を送るキャンペーンが実施されました。
その背景は、「3月8日は女性の政治的自由と平等のために戦う日」と提唱された、国際女性デーが関係しています。

春の訪れを感じる国際女性デーに、イエローカラーの誕生花を贈り合うのも魅力的ですね。

ホワイトデー

バレンタインデーのお返しで花をプレゼントするのもよいでしょう。
告白やプロポーズ、友人への感謝など普段は恥ずかしくても、ホワイトデーならためらわず贈れるかもしれません。

ギフトで誕生花を贈るときの
ポイント

誕生花を贈るのが初めてな方もいるでしょう。
下記のポイント3点をおさえればイメージしやすく、安心材料になりますよ。

花言葉を伝える

誕生花を渡すときに花言葉を伝えれば、相手へのあなたの気持ちが伝わり特別感を演出できます。
言葉やメッセージカードで、相手に花と気持ちを届けてくださいね。

通販を活用する

誕生花は、品種が多数存在するものがあるため、花屋では入手困難な場合も。
贈りたいタイミングで気に入った誕生花を渡すために、事前に通販の活用も視野に入れましょう。

ギフトのタイプを考える

ギフトのタイプ選びは、相手の生活スタイルやシーンに合わせることが大切です。
以下はタイプ別の特徴をまとめました。

花束
  • お祝いや卒業、プロポーズなどのシーンを盛り上げるときや花好きの人には良い。
    花の本数で意味が変わるので相手に合わせて選ぶ。
アレンジメント
  • バスケットや容器に花をアレンジして生けたもの。
    種類やサイズも豊富にあり、花瓶がなくても飾って楽しめる。
プリザーブドフラワー
  • 生花と変わらない美しさがあり、長持ちする。
    水やりの必要がないため、忙しい方へのギフトに最適。

関連記事:おしゃれな花束を贈ろう|フラワーギフトで人気の品種を紹介

関連記事:フラワーアレンジメントとは・作る際のポイントについて

関連記事:プリザーブドフラワーの作り方|おすすめの花材もあわせて紹介

3月の誕生花を選んで
プレゼントしましょう

3月の誕生花には、春の訪れを感じるカラーが多く、気持ちが温かくなるような花言葉がたくさんあります。
あなたの誕生花を決める際は、色や形、花言葉を総合的に判断して決めて下さいね。

また、3月はお祝いごとが多くお花や観葉植物なども贈るシーンが多い月です。
それぞれのシーンに合った3月の誕生花を渡して、相手に想いを届けてみてはいかがでしょうか。

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