7月といえば、夏。
梅雨が明けてセミが鳴きはじめ、海開きが行われる時期です。
そんな7月には、この季節に開花し、旬を迎えるお花もたくさんあります。
プレゼントや自分用に7月の花を探している方に向けて、本記事では7月におすすめのお花を紹介します。
室内に飾る切り花はもちろん、お庭に植えたいお花など、さまざまな種類がありますので、ご自身のライフスタイルに合わせて、夏のお花を楽しんでください。
夏を感じる!
7月に探したいおすすめの花
ここからは夏のイメージのあるお花を紹介します。
切り花でもガーデニングでも活躍する夏らしい花がたくさんありますので、お花とともに楽しく過ごしましょう。
7月におすすめの花�@ハイビスカス
南国に咲くイメージのあるハイビスカスは、5〜10月に大きくて華やかな花が咲きます。
花の色は赤、黄、白、ピンク、オレンジなどさまざまです。
ハイビスカスは、朝開いて夜に閉じる1日花ですが、最近は品種改良により、1つの花が2〜3日咲くものもあります。
7月におすすめの花�Aアサガオ
アサガオは小学生の頃、学校で育てたことのある人も多いでしょう。
アサガオはその名のとおり、朝に咲くと言いますが、実は夜明け前から花は開いていきます。
花の色は青や紫、中にはピンクがかった色や白色などさまざまな品種があります。
花の形は円錐形で、ラッパの先端のような形です。
花が開いたあとは、内側に向かって花びらを巻き込む様にして閉じていきます。
7月におすすめの花�Bユリ
ユリは、主に初夏から夏にかけて咲く香りの良い花です。
ユリは非常に種類が多い上に園芸品種もたくさん作られています。
カサブランカのような大輪咲きから、オトメユリのような小ぶりな花まであります。
テッポウユリやヤマユリなどは、日本の山野でも見かけるでしょう。
関連記事:ユリの花は種類が豊富!日本の原種から広がった世界のユリ
7月におすすめの花�Cサルビア
サルビアの品種の中で、赤い花をつけるブラジル原産の「サルビア・スプレンデンス」は街中でもよく見かけるでしょう。
サルビアは6〜11月に咲く花で、耐暑性がある夏の花です。
サルビアは住宅の花壇の他、公園や街路など公共の場でもよく用いられています。
関連記事:7月の誕生花と花言葉を紹介!大切な人の誕生日に花言葉を添えてフラワーギフトを贈ろう!
プレゼントにも最適!
7月に旬を迎える花
ここからは7月に最盛期を迎える花を紹介します。
旬のお花をリビングやお庭で楽しみ、これから来る暑い夏に向けて準備しましょう。
7月に旬を迎える花�@スイレン
スイレンは水の上に浮かぶように咲く花が印象的な水生植物です。
古くからエジプトでは神聖な花として扱われてきました。
花の色は白、黄色、ピンク、赤、紫、青紫、青と豊富です。
似た花にハスがありますが、スイレンは水面近くに咲き、ハスは水面から1m以上茎を伸ばして花を咲かせます。
7月に旬を迎える花�Aツキミソウ
ツキミソウは名前からも想像がつくように、6月〜9月の夕方から夜にかけて花を咲かせます。
花が咲き始めてから満開になるまでは10分程で、月に照らされるように咲く様子が美しい植物です。
薄くて柔らかそうな花びらで、咲き始めは白色です。
朝に近づく頃、徐々に淡いピンクに色づき静かに花びらを閉じ、一夜を終えます。
7月に旬を迎える花�Bホウセンカ
ホウセンカ(鳳仙花)は中国の伝説の鳥、鳳凰が羽ばたいているような花の形から名づけられました。
節ごとに咲く花はとても鮮やかで、庭を彩ります。
こぼれ種で増えるほど強健な性質で、初心者でも安心して育てられる草花の一つです。
7月に咲く
「切り花」におすすめの花
ここからは7月に咲く切り花のおすすめを紹介します。
夏は切り花の持ちが悪くなりますが、後の章で長持ちさせるコツを紹介しますので、ぜひ室内でもお花を長く楽しんでください。
7月におすすめの切り花�@トルコキキョウ
トルコキキョウは通年出回っていますが、夏が旬の切り花です。
華やかな花は暑さに弱いものが多い中、トルコギキョウは花持ちがいいため、夏のアレンジメントでも重宝されます。
近年品種改良が盛んに行われ、八重咲きやフリル咲きなど豪華な花姿は人気を集めています。
7月におすすめの切り花�Aアルストロメリア
花そのものはユリに似ていますが、ユリよりもサイズは小さめです。
花持ちがよく管理も簡単なため、夏に適しています。
カラーバリエーションも豊富で、1本に数輪の花が咲くため、単独で生けても寂しい印象にはなりません。
7月におすすめの切り花�Bジニア
別名百日草と呼ばれる、夏を代表する花の一つです。
ヒマワリと同様に夏の季語になっています。
カラーバリエーションも多く、簡単に育てられるのでガーデニングでも人気の高い花です。
7月に作る切り花を長持ちさせるコツ
夏場に切り花を購入しても、すぐしおれて長持ちしないことがあります。
原因は、花が十分に水を吸い上げられないことです。
花を咲かせると、花からたくさんの水蒸気を放出します。
そのときに茎から吸い上げる水が足りないと、水不足になって枯れます。
茎の先を毎日斜めに切る、毎日水を変える、切り花延命剤を使うといった手入れをすれば、水を吸い上げやすくなるでしょう。
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花に関連する7月のイベント
7月に見ごろを迎えるお花を知った上で、お花に関する7月のイベントを紹介します。
豆知識として披露したり、プレゼントの参考にしたりしてください。
花に関連するイベント�@7月7日「七夕」
7月7日は七夕です。
七夕は織姫様と彦星様が、1年に1度だけ会える日で、笹に願い事を書いた短冊を飾ったり、天の川を見たりする、小さなお子さんでも楽しめるイベントです。
七夕にはブルースターやキキョウなど、花の形が星に似た花を飾ることがあります。
関連記事:七夕で笹が使われ始めたのは江戸時代から!五色の短冊や飾りの意味も解説
花に関連するイベント�A7月7日「カスミソウの日」
7月7日がカスミソウの日であることはあまり馴染みがないかもしれませんが、七夕に関係しています。
カスミソウの小さいお花がたくさんあつまった姿は、天の川のように見えることから、「カスミソウの日」と言われるようになったそうです。
花に関連するイベント�B7月14日「ひまわりの日」
ひまわりの日は、七夕ほど有名なイベントではないかもしれません。
この記念日のきっかけは1977年7月14日に、日本初の静止気象衛星「ひまわり1号」が打ち上げられたことです。
関連記事:ひまわりの育て方|植えつけ・水やりから収穫まで
気象衛星「ひまわり」の名前の由来は、お花のひまわりに関係しています。
太陽の方向へお花を咲かせるひまわりの習性と常に地球を見守る気象衛星が似ていることから名づけられたそうです。
7月に咲く夏の花を選ぶなら花百花
暑さや湿度に少し疲れてしまいがちな7月には、一輪の花を部屋に飾って涼しむのがおすすめです。
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7月に旬を迎える花で夏を彩る
今回は7月に見ごろを迎えるお花を紹介しました。
夏らしい花、7月に旬を迎える花、切り花におすすめのお花など、様々な種類があるため、その時の気分、イベントに合わせて生活にお花を取り入れてみてください。
関連記事:夏のフラワーアレンジメント|長持ちさせるコツやおすすめの品種
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