2024/06/09

冬の花といえば?人気の種類や特徴、開花時期、花言葉を解説

冬の花といえば、どんな花があるのでしょうか?寒い季節ですから花自体の種類も少ないようなきがしてきます。
春や夏であれば、色とりどりの花が咲き乱れる印象がありますが、冬に咲く花もあります。
冬の花は色合いが濃いので、寂しくなりがちな花壇やベランダに彩りを与えてくれます。

そこで今回は、人気のある冬の花といえばこれ!と言える人気の種類や、それぞれの花の特徴をご紹介していきます。

自宅時間が増える中で、ガーデニングを自分で楽しむ人も増えてきているため、季節関係なく花を楽しめるように開花時期を理解しておきましょう。

また、冬生まれの友人の誕生日や冬の季節の記念日などのギフトに贈る花を選ぶ時にも、冬のお花を理解しておくとスムーズですので、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

冬の花といえば白く小さい花を咲かせる「クリスマスローズ」

冬の花といえば白く小さい花を咲かせる「クリスマスローズ」

クリスマスローズは、名前からクリスマスをイメージしますが実際の開花時期は10月?4月と比較的長い期間楽しめます。白く小さい花を咲かせるので、可愛らしいです。

傾いた形が特徴的で、花言葉は「労わり」「追憶」「私を忘れないで」です。少し寂しい印象の花言葉が多いですが、静かな美しさを感じられる花といえます。

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冬の花といえば冬に花を咲かせる球根植物「シクラメン」

冬の花といえば冬に花を咲かせる球根植物「シクラメン」

シクラメンは、冬に花を咲かせる球根植物で、ピンク色が代表的ですが赤や白などもあるため、花壇を鮮やかに彩ってくれる品種。地中海原産で、日本では「カガリビバナ」とも呼ばれています。

開花時期は11月?3月の寒い時期で、花言葉は「憧れ」「内気」です。色によっても違いがあり、白の場合は「清純」で赤の場合は「嫉妬」という意味を持っています。色によってガラッと花言葉の雰囲気が変わるので、ギフトの場合は注意しましょう。

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冬の花といえば品種改良で10月?11月にも開花する「マーガレット」

冬の花といえば品種改良で10月?11月にも開花する「マーガレット」

可愛らしい黄色の花芯に細長い白の花びらが特徴的なマーガレットですが、花占いにも利用されるほどヨーロッパで人気があります。もともとマーガレットは、カナリア諸島の温暖な気候で自生している植物です。

そのため、開花時期は4月?6月ですが現在は品種改良されて10月?11月も花を咲かせます。花言葉は「真実の愛」です。

冬の花といえば100品種以上のある色とりどりの「アネモネ」

冬の花といえば100品種以上のある色とりどりの「アネモネ」

アネモネは品種が多いことが特徴的で100品種もあり、花色も赤・青・ピンク・白などバリエーションが豊かな点も魅力的です。発色の良い花色が特徴なので、冬の寂しい景色にも十分に映える花だといえます。

開花時期は2月?5月の冬から春にかけて咲き、花言葉は「あなたを愛します」「儚い恋」といった情熱と切なさが共存する意味をもっているのです。

冬の花といえば長い期間楽しめ「パンジー・ビオラ」

冬の花といえば長い期間楽しめ「パンジー・ビオラ」

パンジーとビオラは、もともと別の花として区別されていましたが現在はほぼ区別ができません。どちらも冬の花で、開花時期は10月下旬?5月中旬と長い期間楽しめます。

カラーバリエーションも豊富で、初心者でも育てやすい花
として有名です。花言葉は「物思い」「私を思って」で、俯きがちな咲き方をするパンジー、ビオラらしい花言葉だといえます。

冬の花といえば育てやすい冬咲きの「クレマチス」

冬の花といえば育てやすい冬咲きの「クレマチス」

クレマチスは系統が多くあり、それぞれで開花する季節も違いがあります。冬咲きのクレマチスの場合は、12月?2月のとても寒い期間に開花時期を迎えるのです。

美しい色合いと育てやすさから、ガーデニング初心者に大人気の花としても知られています。クレマチスの原産は主に中国ですが、日本にも存在しているので、幅広い地域で親しまれています。

花言葉は「心の美しさ」で、清楚で可愛らしい見た目に合った意味を持っているのです。

冬の花といえばインパクトのある咲き方の「デンドロビウム」

冬の花といえばインパクトのある咲き方の「デンドロビウム」

大きくて華やかな花を咲かせるデンドロビウムは、ランの仲間です。薄いピンク色の花が棒状の茎から2?3個咲き、それぞれにインパクトのある咲き方が特徴と言えます。

ランの中でも、胡蝶蘭と同じ咲かせ方をするので、鉢植えで育てても見栄えのする花を堪能できるのです。開花時期は3月?5月と寒さには強いながらも、開花するのは春が近づくころだと覚えておきましょう。

花言葉は「華やかな魅力」「わがままな美人」といった、少し派手な意味を持っています。胡蝶蘭のようなゴージャスな印象がそういった言葉につながっているのでしょう。

冬の花といえば「スイセン」品種によっては秋開花も

冬の花といえば「スイセン」品種によっては秋開花も

冬の花として人気のスイセンは、球根植物で地中海沿岸に自生している植物です。現在は、日本や中国も原産として知られています。スイセンは、冬だけではなくて秋に咲く品種もありますが、基本的に開花時期は、2月?4月の冬から春にかけてです。

花言葉は「自己愛」「神秘」で、色によっても違いがありますが木本的には神秘的な言葉が特徴的と言えます。

冬の花といえば「カランコエ」日照時間の調整で年中開花

冬の花といえば「カランコエ」日照時間の調整で年中開花

カランコエは寒さに強く、環境に負けない丈夫な多肉植物です。初めて植物を育てるという人でも育てやすいため、とても人気があります。

ピンクやオレンジ色が代表的ですが、カラーバリエーションは年々増えています。基本的に、冬の花ですが日照時間を調整すると、1年中楽しめる花です。開花時期は11月?5月の長い期間、ガーデニングが楽しめます。

花言葉は「幸福を告げる」「あなたを守る」「たくさんの小さな思い出」で、ポジティブな言葉が多いです。

冬の花といえば冬の終わりを告げる花「スノードロップ」

冬の花といえば冬の終わりを告げる花「スノードロップ」

スノードロップは、名前の通り寒さの中でしっかりと芽を出し、春が近づくころに花を咲かせます。そのため、昔から冬の終わりを告げる花として親しまれてきました。

海外ではスノードロップをお正月の前に見つけると、翌年は幸せになれるという言い伝えもあるのです。開花時期は2月?3月で、花言葉は「希望」「慰め」という意味を持っています。
暖かい春を迎え入れる花だからか、前向きな言葉が多いですね。

冬の花といえばプリムラ・ポリアンサとプリムラ・ジュリアン

冬の花といえばプリムラ・ポリアンサとプリムラ・ジュリアン

プリムラは、「ポリアンサ」「ジュリアン」とそれぞれ種類があります。
プリムラ・ポリアンサは、花弁がとても厚みがあり、カラフルなことが特徴です。花の形が非常に豊富なので寄せ植えなどのガーデニングにも適しています。

開花時期は12月?4月の冬の始まりから春の訪れの時期まで楽しめ、花言葉は「青春の始まりと悲しみ」「青春の恋」です。明るい花色とは裏腹な切ない花言葉が特徴と言えます。

冬の花といえばキャベツに似たユニークな花「葉牡丹」

冬の花といえばキャベツに似たユニークな花「葉牡丹」

ボタンらしい濃い赤紫色で、花の形はキャベツに似ていることが特徴です。実際、キャベツから改良されて葉牡丹の形ができたと考えられています。別名「ハナキャベツ」と呼ばれており、江戸時代から栽培されている古典園芸植物の1つです。

開花時期は3月?5月で、花言葉は「祝福」「愛を包む」という意味をもっています。お祝いごとにぴったりです。

冬の花といえばマーガレットに良く似ている「ノースポール」

冬の花といえばマーガレットに良く似ている「ノースポール」

ノースポーツは寒さに強いキク科の花で、色合いや形がマーガレットに似ています。マーガレットよりも丸みがあり、小さな花なので区別する際のヒントにしてください。

開花時期は12月?5月と寒い時期と春の始まりに咲くため、庭やベランダが華やかになります。花言葉は「誠実」「高潔」です。

冬の花といえば葉茎もインパクトのある「シャコバサボテン」

冬の花といえば葉茎もインパクトのある「シャコバサボテン」

垂れ下がった葉茎がインパクトのある冬の花で、非常に丈夫で育てやすいため、ガーデニング初心者でも簡単です。シャコバサボテンは鉢植えで育てるのが基本で、室内でも育てられますが、野外でも問題なく育てられます。

開花時期は11月?2月の寒い時期で、花言葉は「美しい眺め」「ひとときの美」という魅惑的な意味を持っています。

関連記事:多肉植物は種類が多い!代表的な品種をご紹介

冬の花といえば耐寒性のある洋蘭の仲間「シンビジウム」

冬の花といえば耐寒性のある洋蘭の仲間「シンビジウム」

シンビジウムは洋ランの一種で、日本では贈答用の鉢花としてとても人気があります。耐寒性があり、定期的に植え替えることで非常に長い期間楽しめる花です。

開花時期は12月?2月で、花言葉「飾らない心」「素朴」です。淡い花色をしているシンビジウムにぴったりの言葉だと言えます。

関連記事:冬の花の名前は何?育てる場所別でわかるおすすめ品種

まとめ

冬の花といえばこの花、という種類をご紹介しました。冬の花といえばそこまで多くの品種はありませんが、寒さに強くてしっかり咲いてくれる花がほとんどです。室内でも外でも育てられる花は多いので、自分のライフスタイルに合わせて、しっかりと花を選んでみてください。

春や夏の時とは違い、色合いが濃くて印象的な花が多いので雪や冷たい風で寂しい雰囲気になりがちな冬を彩ってくれます。冬だからこそ、ガーデニングで明るい花を楽しんでみましょう。

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