2023/11/20

黒バラは怖いイメージ?奥深い花言葉や人気の品種を解説

黒バラと聞くと、なんだか怖いイメージをもちませんか?

黒がつく単語に、「暗黒」「黒星」「黒歴史」など、どちらかというとマイナスの意味が含まれていることも起因しているのかもしれません。

しかし黒バラのお花自体は、妖艶で高級感のある色味と質感のある魅力的な花です。

この記事では、黒バラの色味や花言葉、人気の品種や贈るときの注意点など、幅広く解説します。

黒バラの花言葉は愛憎が含まれる激しい言葉ですが、愛情が深いからこそ人は惹きつけるのかもしれません。

黒バラを身近な方へプレゼントしたり、自分で栽培したり一歩を踏み出すために、奥深い黒バラの世界を最後までお楽しみください。

黒バラの魅力的な色味は細胞の構造から生まれる

黒バラの色は漆黒ではなく、黒みの強い赤色を指します。

「黒バラ」と総称されるようになったのは、深紅色の花びらが何枚も重なり、暗い色に見えたからです。

黒色に見える理由は花びらの細胞の構造に答えがあります。細胞が縦長で、光が当たったときの影が長くなり、黒っぽく見えるのです。

そのほかに、人工的に着色して販売されている漆黒のバラも存在します。

黒バラの花言葉の3つの意味を解説

黒バラの代表的な花言葉は以下のとおりです。

  • 恨み、憎しみ
  • あなたは私のもの
  • 決して滅びることのない愛、永遠

強い憤りや憎悪などの悪意に満ちた言葉から、一途で深い愛情を示す花言葉もあります。

それぞれの黒バラの花言葉について、詳しくみていきましょう。

黒バラの花言葉「恨み」、「憎しみ」

黒バラの花言葉が怖いと感じるのは、花言葉に「恨みや憎しみ」があるからではないでしょうか?

この花言葉は一般に広まっていて、恋愛や人間感情のもつれから派生される強い言葉です。

別れた恋人から、黒バラを贈られたら注意が必要でしょう。

黒バラの花言葉「あなたは私のもの」

この花言葉は、相手によって伝わる言葉の意味が異なるでしょう。

例えば、強固な関係を築けている夫婦や恋人同士であれば、深い愛情を伝えるのに最適でしょう。

一方、関係の浅い付き合いたての恋人に贈ると、その意味の重さにひるんでしまうかもしれません。

黒バラと花言葉を贈りたい場合は、相手との関係をよく見定めてからにしましょう。

黒バラの花言葉「決して滅びることのない愛」、「永遠」

最後の花言葉は、「決して滅びることのない愛」、「永遠」です。

夫婦や恋人になると2人だけにしか分からない、さまざまな困難と出会うでしょう。

二人で山を越えた先に、やっと見えた果てしない愛情を表す時にこそ、黒バラの花言葉の意味が価値を持ちます。

プロポーズや結婚記念日、誕生日などの記念日におすすめです。

黒バラは本数によって花言葉の意味が変わります

バラの本数にはそれぞれ意味があります。

贈り物にする際には、本数の意味と自身の想いを重ね合わせると伝えやすくなりますよ。

例えば以下のとおりです。

  • 1本「一目ぼれ」
  • 3本「愛しています」
  • 8本「あなたに感謝します」
  • 12本「私の妻になってください」
  • 24本「1日中思っています」
  • 99本「永遠の愛」
  • 108本「結婚してください」

告白やプロポーズ、誕生日プレゼントなど黒バラを贈るシチュエーションによって本数を変えると、想いにフィットした意味を見つけられるでしょう。

関連記事:バラを贈るなら花言葉を知っておこう!本数が違えば意味も変わる

黒バラの代表的な品種3選

黒バラは切り花としての需要だけでなく、栽培するための苗としても人気があります。

黒バラの魅力は秋に向かって成熟する過程で、黒みが発揮されるところです。

次からは、代表的な黒バラの3品種を紹介いたします。

黒真珠

黒真珠は中大輪で日焼けしにくく、ベルベットのような光沢が特徴です。日本を代表する黒バラで、英名をブラックパールといいます。

バラの育種家の第一人者である鈴木省三氏が作った、人気の品種です。

ブラックバッカラ

ブラックバッカラは黒赤色をした黒バラで、日焼けしにくく発色がいいのが特徴です。

2000年にフランスのメイアン社(Meilland)が発表した品種で、やや小ぶりの花ですが、花もちがよく、トゲも少なく扱いやすいです。

切り花用品種であるため、茎が細く、葉が小さい品種です。

夜の調べ

「夜の調べ」は、ベルベットのような濃い赤黒い光沢と、黄色のしべの対比が美しい品種です。

春や秋につけるつぼみは、炭を想起させるほどの黒い色味をもちます。

日焼けしやすいため、栽培する場所は直射日光や西日が当たるところを避けるとよいでしょう。強く甘い香りを発するのが特徴です。

黒バラの購入場所は店舗よりもネット通販が確実

黒バラは希少なため価格も高価な傾向があります。仕入れても売れ残ってしまう場合があるので、お花屋さんによっては、黒バラの入荷量を少なくしている店舗もあります。

黒バラを贈り物にしたい場合は、2週間以上前より相談して予約してみてください。店頭で取扱いしていない場合は、取り寄せできるか確認したり、ネットから購入を検討したりするとよいでしょう。

また、黒バラには栽培されている深い赤色のバラと、黒色で着色したバラがあります。購入の際に、どちらの黒バラであるか確認しましょう。

黒バラはさまざまな色のお花と組み合わせるのもおすすめです。

赤バラや白バラと組み合わせて、色の対比を楽しむのもよいでしょう。アレンジメントにして、華やぎをプラスするのも素敵ですよ。

黒バラは独特の光沢をもち、色味の深みが魅力です。プラスとマイナスの両面の花言葉がありますが、黒バラに特有の高級感や特別感を利用して、プレゼントしてみてはいかがでしょうか。

関連記事:清純な白バラの魅力を解説!花言葉や本数別の意味

関連記事:赤い薔薇をプレゼントしよう!花言葉や本数の意味を解説

黒バラを贈るときの注意点

黒バラは、その色味や重い意味の花言葉からネガティブなイメージが先行しています。

もし、黒バラ単体で贈り物にする場合には、一言を添えるなど工夫が必要です。

例えばメッセージを添えたり、正確な花言葉を伝えたりするのも効果的でしょう。黒バラを選んだポジティブな背景を伝えると、マイナスなイメージを払拭できるでしょう。

魅力的な黒バラで特別感を演出しよう

黒バラは色味も質感も、円熟味があふれるお花です。

花言葉の意味はプラスとマイナスの意味がありますので、プレゼントする際には自分が選んだ花言葉を明確に伝えると、行き違いがないでしょう。

黒バラ単体でも存在感がありますし、他のお花と混ぜて花束にしても華やぎますので、特別な瞬間を演出したいときに選んでみてくださいね。

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