ハーバリウムは、花材などを保存するための専用オイルで、美しい植物の姿をボトルの中で長時間保つことができるフラワーのアレンジです。
ハーバリウムは、インテリアとして飾ったり、ギフトとして贈り物にしたり、またお手軽であり時間もあまりかからず簡単に自分でも作れると人気を集めています。
しかし、ハーバリウムを作るとなると、どのような材料が必要なのか、どのように作れば良いのか、よく知らない人もいるでしょう。
また、材料選びを間違うと素敵なハーバリウムができなくなることも。
そこで本記事では、ハーバリウム作りに必要な材料と材料選びのポイントや注意点を解説します。
ぜひ、最後まで読んでハーバリウム作りに挑戦してみてくださいね。
ハーバリウムの
材料選びの基本
ハーバリウムとは、「植物標本」という意味です。
植物や花、ブリザーブドフラワーやドライフラワーなどを瓶に入れ、専用オイルに浸したオブジェやインテリア雑貨のことを言います。
では、ハーバリウムを作る際に必要な材料を紹介します。
ハーバリウムを作るための材料
ハーバリウムをハンドメイドするために必要な材料は以下の通りです。
- 花材（ドライフルーツや木の実なども含む）
- ボトル（ガラス瓶）
- ピンセット
- オイル
- ハサミ
- 消毒液
それぞれ説明します。
まず第一に、ハーバリウムに必要なのは花材です。
花材がボトルの中で輝いている様子が女性に人気があります。
おしゃれで華やかに見せるボトルはガラス瓶が良いでしょう。
また、ピンセットを使ってガラス瓶の中に花材をどの位置に入れるのかを調整します。
細長い瓶を使って作る時は、瓶の奥まで届く長さのピンセットを用意しましょう。
もちろん、ハーバリウムにはオイルが欠かせません。
ハーバリウムを長く美しく保つ大事な役割を担います。
ハサミや消毒液は、花材のサイズや形を調整するために使います。
消毒液は、ハーバリウムの腐食を防ぐために瓶やピンセットを消毒する際に必要です。
材料選びの注意点と購入方法
生花を使う場合は、新鮮で美しい花を選びましょう。
容器はガラス製が一般的です。
透明なガラスなら、植物や花がより鮮明に映りますよ。
では、ハーバリウムの材料はどうすれば手に入るのでしょうか？
実際に見て、手に取って選びたい場合は、手芸店や専門店で購入しましょう。
DIYショップなどにも、小さい瓶や花材などが売られていることもあります。
より利便性を追求するなら、ネット通販がおすすめ。
ネット通販にはさまざまなセットが揃っているので、初心者は一通り材料が揃っている「ハーバリウムキット」として売られている商品を購入して始めてみるのも良いでしょう。
手作りを大切な方へ贈る
ハーバリウムは、手入れがいらず長く楽しめるため、どんな方に贈っても綺麗なまま長く楽しんでもらえます。
毎日仕事で忙しい方や、子育て中や介護中の方など、大切な方へのプレゼントとして人気です。
相手が好きな花や好きな色味で作った、手作りのバーバリウムをプレゼントしてみましょう。
関連記事：ハーバリウムはなぜ人気？プレゼントにおすすめな理由と注意点を紹介
関連記事：母の日にはハーバリウムがおすすめ！人気の理由を紹介
ハーバリウムの一番大切な材料
「植物」の種類ごとの特徴と選び方
続いては、ハーバリウムに使う植物の種類についてご紹介します。
ハーバリウムに適した花
ハーバリウムに適した花材は、実はそれほど多くありません。
そのため、小分けになっているものを選ぶのがおすすめです。
中でも、以下の花はハーバリウム用に小分け販売されていることが多いため、覚えておきましょう。
- あじさい・・・花びらが薄く、オイルが染みこむため透明感のあるデザインになる
- かすみ草・・・白色のかすみ草はどの花とも相性が良く使いやすい
- ペッパーベリー・・・赤・ピンク・黄色・青とさまざまな色がある
- イモーテル・・・オイルに入れてもしっかりと沈むためハーバリウムにぴったり
- スターチス・・・小さな花びらが特徴の花で色が鮮やかで華やかな印象にする
- シルバーデージー・・・大きめな花なので、ハーバリウムの中心に置くと◎
このように、ハーバリウムでは小さな花をいくつか合わせて作ることが多いので、いくつか選んで組み合わせると良いでしょう。
材料選びの注意点
花以外にも、木の実やドライフルーツなどを入れても素敵です。
また、ドライフラワーの他に、プリザーブドフラワー・アーティシャルフラワー（造花）を使うこともできます。
しかし、ブリザーブドフラワーやアーティシャルフラワーには着色料が使われているため、着色料の種類によっては色素がオイルに溶け出ることがあります。
そうなると、ハーバリウムの透明感が損なわれる可能性があり、その点は注意しなければなりません。
そんな時は、使用する前に実際に使わない茎の端の部分を切り取り、オイルにつけて着色料が溶け出てくるかどうかを確認しておくと良いでしょう。
関連記事：ハーバリウム初心者はキットを使って作ろう！おすすめハーバリウムを紹介
ハーバリウムの材料
溶液の種類と選び方
ハーバリウムで使う溶液は、専用のオイルを使用しましょう。
専用オイルには、「シリコン系オイル」と「ミネラル系オイル」の2種類があります。
「シリコン系オイル」は、色落ちがしにくいため、花を長く綺麗な状態に保つことができますが、価格が高めなのが難点です。
「ミネラル系オイル」は、比重が重く花材が沈みやすいため、初めてバーバリウムを作る人には扱いやすいでしょう。
しかし、気温が下がると白く濁ってしまうことがあるので、飾る場所には注意が必要です。
ハーバリウムの材料
ガラス容器の種類と選び方
続いて、ハーバリウムの材料として非常に重要な、ガラス容器の種類と選び方をご紹介します。
ガラス容器の種類と特徴
ハーバリウムを作るなら、花材を入れる瓶としては可能であればガラス製容器が最適です。
特に細長い形状のものだと、花材が美しく見えるのでおすすめ。
形は円柱がオーソドックスですが、六角形など角度があるものは、見る角度によって光の反射でバーバリウムの見え方が変わり、観賞をさらに楽しめます。
ガラス容器の注意点
ボトルの栓はしっかりと閉じ、オイルが漏れないよう注意しなければなりません。
蓋は、スクリュー式の方が密閉度が高く、オイル漏れの心配も少なくて安心です。
コルク栓を使用する場合、しっかりと閉めたつもりでも倒した時に漏れ出る可能性があるため、注意しましょう。
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材料をそろえて
ハーバリウムを作ってみよう！
ハーバリウムの作り方の知識があればすぐにはじめることができますね。ハーバリウムを作るには、さまざまな材料が必要になることがわかりました。
ガラスの器・中に入れる花材・オイルと、種類は多くありませんが、それぞれに専用のものが必要です。
材料にはさまざまな特徴があり、材料選びも仕上がりに大きく影響します。
そのため、上手に材料を選び、素敵なバーバリウムを作ってみてください。
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