2023/10/27

スプレーカーネーションの特徴は?詳しく紹介

カーネーションは、種類が豊富な花です。その中の一つに本記事で紹介するスプレーカーネーションがあります。カーネーションは、スプレーカーネーションとスタンダードカーネーションの2種類に分類でき、その違いは咲き方です。

スプレーカーネーションはさらに、3種類に分類できます。それぞれが異なる花の形状をしており、中にはスプレーカーネーションを自宅で育てたいと思う人もいるでしょう。その場合の注意点についてもまとめました。

またスプレーカーネーションは、ギフトとしても人気です。どのようなシチュエーションで使われるかについても見ていきますので、プレゼントの参考にしてください。

栽培・贈り物にも!スプレーカーネーションについて詳しく知ろう

スプレーカーネーションとは、どのような花かよくわからないという人もいるでしょう。ここでは、スプレーカーネーションの基礎知識についてみていきます。スプレーカーネーションの特色や種類、栽培方法などについてまとめました。

スプレーカーネーションの「スプレー」は咲き方のこと

スプレーカーネーションの「スプレー」とは咲き方を指します。スプレー咲きとは1本の茎に対して複数の花が咲いている品種を差します。

一方、1本の茎に対して1輪の花が咲く品種もあり、そのような咲き方をする花がスタンダード咲きです。スタンダード咲きが一般的な咲き方であり、カーネーションの中にもスタンダード咲きの品種もあります。

しかし、スタンダード咲きのカーネーションが「スタンダードカーネーション」と呼ばれることはほとんどなく、「カーネーション」と呼ばれるのが一般的です。

スプレーカーネーションの花の形状3種類を紹介

スプレーカーネーションは、3つの種類に分類できます。種類ごとに異なっているのは、花の形状です。

いわゆるカーネーションの花と聞いて一般的にイメージするのが、剣弁咲きでしょう。剣弁咲きとは、花びらの縁にギザギザの切れ込みがあるのが大きな特徴で、昔からある伝統的な花形です。カーネーションをモチーフにした絵画などでもよく描かれています。

2つ目は丸弁咲きです。丸弁咲きは、カーネーションでは非常に少なく珍しい品種です。剣弁咲きと違って、花びらに切れ込みはありません。花びらは、より丸みを帯びているので、やわらかで優しい印象です。丸弁咲きの品種は今では珍しいのですが、新しい品種の中にはしばしば見られます。今後も品種改良が進められると、さらに増えるかもしれません。

最後の種類がスター咲きです。文字通りスター、すなわち星型に咲くカーネーションのことで、花びらの縁には深い切れ込みが入っています。小さな花で非常にかわいらしい印象です。花束にスター咲きのカーネーションを入れると、キュートで華やかな印象になります。

色合いも、ピンクやオレンジなど様々ですよ。

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スプレーカーネーションを育てる注意点

スプレーカーネーションは、自宅で栽培することもできます。スプレーカーネーション特有の栽培方法はなく、一般的なカーネーションと育て方は一緒です。

置き場所は、日当たりと風通しの良い場所がいいでしょう。地植えにする場合には、水はけのよい土壌がおすすめです。極端な暑さと寒さが苦手なので、夏場と冬場の管理には注意を払いましょう。また、カーネーションは多湿が苦手です。花用の培養土を用意して栽培するといいでしょう。

多湿が苦手なので、乾き気味に管理をします。土の表面が乾いたところで、鉢底から水が流れるくらいにたっぷりと水を与えます。ただし、水のやりすぎは根腐れの原因となるので注意してください。肥料は、開花時に追肥します。この追肥は、花をたくさんつけるために必要です。頻度は肥料の説明書の通りに行えば問題ありません。

カーネーションにとって、最も注意が必要な害虫はアブラムシです。アブラムシは春先に発生するので、暖かくなり始めたらこまめにチェックしましょう。日当たりや風通しの良いところで管理すると、病気や害虫によるダメージへの対策にもなります。

植え付けは春もしくは秋に行います。花は、4~6月もしくは9~10月に開花するのが一般的です。スプレー咲きの場合、たくさんの花が咲きます。咲き終わった花は、こまめに花がらを摘みましょう。

スプレーカーネーションを贈り物に!どんな花束になる?

スプレーカーネーションを花ギフトとして贈りたい場合は、花束にするのがおすすめです。ただし、メインとして使うよりはサブの花として使用すると、メインの花を引き立てるでしょう。

スプレーカーネーションは、1本に複数の花がついているので、花束にするとボリュームが出て、華やかな仕上がりになります。カーネーションをメインとなる花にしたければ、スタンダードカーネーションを、ボリュームを出したければスプレー咲きにするなどと使い分けるといいでしょう。

ちなみに、カーネーションの価格は1本100円~200円が相場です。一般的な傾向として、スプレー咲きのほうがスタンダード咲きと比較して高めです。

スプレーカーネーションはスタンダード咲きと比較して、花はコンパクトです。小さくてキュート、さらにふんわりとした柔らかな雰囲気があります。結婚式などのおめでたいシーンで用いられることも少なくありません。

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スプレーカーネーションでボリュームのあるフラワーギフトを!

1つの茎から複数の花を咲かせるスプレーカーネーションは、ボリュームを出せる一方で、花が小さく柔らかな雰囲気にまとめられます。そこで、カーネーションをアレンジした花ギフトが人気です。

結婚式などでも使われることが多いので、家族や友人におめでたいことがあれば贈り物として購入してみてください。近くの花屋さんなどにどのようなカーネーションがあるか、問い合わせてみてください。

また、自宅で栽培することも可能です。それほど手もかかりませんので、あまり花を育てた経験のない人でもスプレーカーネーションの栽培はチャレンジしやすいでしょう。

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