2023/10/27

青いカーネーション「ムーンダスト」の花言葉や開発秘話

カーネーションというと赤い色の花をイメージする人も多いでしょう。しかし、カーネーションの花のカラーバリエーションは実にさまざまです。その中の一つに青いカーネーションがあるのをご存知ですか?

青いカーネーションは別名「ムーンダスト」と呼ばれていて、世界唯一といわれています。この青いカーネーションの開発について、興味深いエピソードがあるそうです。今回は、青いカーネーションの開発秘話について紹介します。

普通の花には、それぞれに花言葉があります。カーネーションも色によって異なる花言葉があり、青い色の花も例外ではありません。青いカーネーションは、プリザーブドフラワーなどでプレゼントにするのもいいのですが、花言葉の意味を理解して贈りましょう。

世界でも珍しい青いカーネーション「ムーンダスト」とは

本気j知恵紹介する青いカーネーションは、「ムーンダスト」とも呼ばれています。このムーンダストの開発には、面白いエピソードがあります。今回は、ムーンダストの開発秘話や花言葉について紹介します。また、ムーンダストは世界でも珍しい青いカーネーションですが、ムーンダストの中にもいくつか種類がありますので、こちらも見ていきましょう。

青いカーネーション「ムーンダスト」の誕生秘話

ムーンダストは、人工的に開発された青いカーネーションです。1990年から日本のサントリーが開発に着手しました。その後1995年には、オーストラリアにあるフロリジン社も参入して、共同で青系のカーネーションの開発を進めました。

実はこの青いカーネーション、もともとこの開発プロジェクトの開発目的ではありませんでした。本当は青いバラを開発しようとして、ベチュニアなどの青い花を咲かせる品種から青色色素を作る遺伝子を採取しました。これをカーネーションの遺伝子に組み込むことで誕生した花がムーンダストです。

バイオテクノロジーを駆使して開発に成功した、世界初の事例として知られています。ムーンダストは1997年から販売開始されました。その後、グッドデザイン賞金賞や日経優秀製品、サービス賞の優秀賞、日経産業新聞賞など数多くの受賞実績も誇ります。

ムーンダストは、南米で生産されています。それは、年間の気温が15~22度と常春の気候でカーネーションの生産に適しているからです。しかも、赤道直下で2,200~2,500メートルの高地であるため、日照が強いことも鮮やかで美しい色の花を咲かせる要因となっています。

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青いカーネーションの花言葉は「永遠の幸福」

青いカーネーションであるムーンダストの花言葉は「永遠の幸福」です。母の日のプレゼントにも最適の花言葉といえます。今までお世話になったお母さんにこれから先もずっと幸せでいてほしいという願いが込められている花です。

「ムーンダスト」という名称は「月のような柔らかで包容力のある花に」という願いが込められているといいます。このエピソードも母の日にプレゼントする花として適しているでしょう。

実は豊富なムーンダストの種類は8種類

ムーンダストは、世界でも珍しい青いカーネーションです。しかし、ムーンダストそのものは全部で8種類に分類できます。今では開発元の日本やオーストラリアをはじめ、欧米やカナダ、ロシアなど世界中で販売されており、人気の高い花です。

ちなみに、日本では8種類のうち6種類を取り扱っています。以下で紹介する種類の取り扱いはないか、お店に問い合わせてみるといいでしょう。

まず、一輪咲きは4種類ラインアップされています。淡いトーンの花がお好みであれば、アクアブルーがおすすめです。ムーンダストの中では最も淡いトーンのカーネーションです。広い海をイメージさせ、美しく輝きを感じさせてくれます。

ライラックブルーは青をベースにしながら、淡く赤みのさした花です。甘い印象でやさしい雰囲気があります。カーネーションというと赤い花をイメージしますが、ライラックブルーは元のカーネーションの風情を残している花です。

プリンセスブルーは青紫色をした種類です。深みがあり、大人の落ち着いた雰囲気のある品種といえます。ベルベットブルーは文字通り、ベルベットのような質感の花です。このカーネーションは、上品でエレガントなテイストを持っています。

スプレータイプは、日本国内では2種類取り扱っています。まずは、サファイアです。深みのある濃いめの青紫色の花が特徴です。高級感があるので、ワンランク上の花ギフトを贈りたいと思っている人に適しています。

アクアマリンは淡いトーンのカーネーションです。つややかな見た目が美しく、透明感もあります。このようにいろいろとムーンダストには種類があるので、好みのものを探してみるといいでしょう。

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青いカーネーションはプリザーブドフラワーでも!

青いカーネーションを花ギフトとして贈りたいと思っている人もいるでしょう。その場合、プリザーブドフラワーはいかがでしょうか?生花のように水やりをする必要がないので、もらった側もお手入れを気にしなくていいのが人気の理由です。

青いカーネーション「ムーンダスト」以外の花でも、青く着色すれば作れます。しかも、自分で作れるのもよい点です。身近にあるもので作れるので、世界に一つだけのオリジナルギフトを贈れますよ。

まずは、花を適度なサイズにカットしてください。花によっていろいろですが、花の下2~3㎝くらいのところでカットするのが一般的です。そのあと、ガクの外側にはさみを入れ、ガクを取り外しましょう。

次に脱水します。脱水液を用意して、花全体がつかるようにしてください。つけるときに軽く花を振りましょう。こうすると花びらの間の空気が抜け、ムラになるのを防ぎます。容器に蓋をして、直射日光の当たらないところで2~3日ほど、そのまま放置してください。

脱水が完了したら、今度は青の着色液に花をつけます。十分に着色液につかる量になるように調整しましょう。こちらも2~3日を目安につけっぱなしにします。着色時間を短くすると色むらが起こりやすいので、少し長めにつけおくとおいいでしょう。

着色が完了したら、花を引きあげます。そして洗浄液に浸して、余分な着色液を落としてください。洗浄は手早く行いましょう。長く洗浄液に浸すと、色が落ちてしまうからです。また、色移りのリスクもあるので、前に使ったものではなく新しい洗浄液を使ってください。

あとは、乾燥です。乾燥は自然乾燥が一般的です。直射日光の当たらないところで保管しましょう。温度や湿度で若干異なりますが、2日から1週間ほど乾燥させます。このとき使用するのが猫除けネットです。トレイの上にペーパーを敷き、その上に猫除けネットを置きます。そしてネットの穴の部分に花を乗せて乾燥させましょう。

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青いカーネーションを花束やアレンジメントでプレゼント

青いカーネーションは、日本とオーストラリアで共同開発された世界で唯一の花です。ムーンダストとも呼ばれる青いカーネーションは、世界中で人気を博しています。日本でも受賞歴のある人気の花なので、ギフトとして活用してみてください。

8種類あるムーンダストは、淡いトーンから濃い色のものまで、バラエティに富んでいます。青いカーネーションが手に入りにくいなら、青いプリザーブドフラワーを活用してもいいでしょう。自分で好みの色に着色してプリザーブドフラワーを作るのもおすすめです。ぜひ、青いカーネーションを使った花束やフラワーアレンジメントをプレゼントしてみてください。

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