お花のアレンジは多種多様です。
その中の一つにドライフラワーを使ったものがあります。
ドライフラワーはその名の通り、草花を乾燥して作った花材です。
ドライになった草花はアンティークな雰囲気がおしゃれということで人気があります。
またドライフラワーの場合、いろいろな手法でアレンジメントできるのも強みの一つです。
そこでここではどのようにドライフラワーをアレンジすればいいか、主なものについていくつかピックアップしてみました。
ドライフラワーを部屋の中に飾って、インテリアとのコーディネートを楽しみたいと思っている人は、以下で紹介するアイデアを参考にしてみてください。
ドライフラワーを使った
アレンジメントアイデア8選
ドライフラワーを使ったアレンジメントの事例について、いくつかピックアップしてみました。
一般的には壁につるしたり、花瓶などに入れてアレンジしたりすることが多いようです。
しかし、工夫次第ではほかのスタイルで部屋に飾ることもできます。
ここで紹介するスタイルを参考にして、より魅力的でスタイリッシュな部屋にアレンジしてみませんか?
1.ボトルに入れる
ボトルの中にドライフラワーを入れて飾る方法があります。
ガラス瓶を使ったフラワーアレンジメントというと、ハーバリウムをイメージするかもしれません。
しかし、ドライフラワーでも活用できます。
イメージとしては、ドライフラワーでちょっとしたブーケを作って、それをボトルの中に収めるような感じです。
ちょっとした台などに飾ることができ、ほこりからボトルが守ってくれるのでいつまでもきれいな状態をキープできます。
2.オーナメント
オーナメントにして、装飾品として部屋の中でアレンジするのも一つの方法です。
フローラルフォームに貼り付ける形で作れるので、それほど難しくありません。
フローラルフォームがあれば、
自分のイメージ通りの形にアレンジできるのも魅力です。
壁に飾ったり、クリスマスツリーがあればこちらに装飾品の一種としてディスプレイしたりするのもいいかもしれません。
複数のオーナメントを作って、部屋に飾るのもいいでしょう。
3.ガーランド
ガーランドで壁に飾るのも一つの方法です。
ガーランドは世界最古のフラワーアレンジメントとされている、長い歴史のある花の飾りです。
クリスマスに飾ることの多いリースのルーツとも言われています。
ガーランドは、手軽に作れるところも魅力の一つです。
ドライフラワーを一輪ずつ、麻ひもに結わえていくとでき上がります。
手先があまり器用でない人でも作れる簡単なアイテムで、きれいに部屋に飾ることも可能です。
ガーランドはドライフラワーの花や麻ひもの色が変わるだけでもだいぶ見た目の印象が変わります。
部屋に合わせて色をあわせるとしっくりまとまりますよ。
4.プレゼントに花を添える
お祝いのプレゼントにドライフラワーを添えるのもおすすめです。
プレゼントにお花を贈るのは人気ですが、さりげなくドライフラワーを添えるのもおしゃれです。
もし、ギフトに添えるなら、どの品種を添えるかにも注意しましょう。
おすすめはハーブ系のドライフラワーです。
ギフトを開けた時に、ふんわりとハーブの香りがするおしゃれな贈り物になります。
作り方も難しくありません。
まずはギフトボックスのサイズに合わせて、ドライフラワーをカットします。
そしてマスキングテープなどでボックスに貼り付けるだけです。
ちょっとした時間でアレンジできるので、今度のプレゼントで実践してみませんか?
関連記事:母の日ギフトはアレンジメントがおすすめ!人気の花とスタイル
5.額縁スワッグアレンジ
ドライフラワーをアレンジする方法として、スワッグがあります。
ドライフラワーをひとまとめにして飾るスタイルです。
簡単にアレンジできますが、少し物足りなさを感じるのであれば額縁とセットにしてみるといいでしょう。
額縁に金網をグルーガンなどで付けて、ドライフラワーを固定します。
固定する際には麻ひもを使うのがおすすめです。
そして、全体のバランスを整えるために微調整すれば、額縁スワッグが完成します。
額縁の色合いや形状などを変えるだけでも、全体のイメージは変化します。
部屋の雰囲気や周囲のインテリアの色合いに合わせて額縁を選ぶと、うまくまとめられます。
6.ボタニカルキャンドル
ドライフラワーのアレンジにこだわりたいと思っているのであれば、ボタニカルキャンドルにするのもいいでしょう。
ボタニカルキャンドルとは、ドライフラワーをワックスに入れて固めてキャンドルにする手法です。
ボタニカルキャンドルの作り方は、ベースになるキャンドルとドライフラワーを型の中に入れて調整します。
そこに溶かしたワックスを入れて、固まるまで待つだけです。
ワックスにアロマオイルを混ぜると、アロマキャンドルのでき上がりです。
少し制作に時間がかかるので、休日などに作ってみるのはいかがですか?
関連記事:夏のフラワーアレンジメント|長持ちさせるコツやおすすめの品種
7.しめ飾り
ドライフラワーというと洋風のイメージがありますが、しめ飾りという日本伝統の飾りとコラボするのもなかなかおしゃれです。
お正月にドライフラワー入りのしめ飾りを飾れば、周囲の家と比べて目立つ存在になるかもしれません。
しめ縄と水引をねじることで、大まかな輪郭を作りましょう。
そこにドライフラワーをくっつける形です。
麻ひもなどで結わえれば、よりナチュラルなイメージが強まります。
作るときには重心を意識することが大事です。
つるした時にまっすぐになるように花材のバランスを調整するといいでしょう。
金銀や紅白のような縁起のいい花材でアレンジするのがおすすめです。
8.壁掛け時計ボックス
ドライフラワーの壁掛け時計ボックスとしてアレンジする方法もあります。
できるだけ部屋をシンプルな感じにしたいと思っている人におすすめです。
時計の周囲に花を入れる空間があるので、そこにドライフラワーを入れましょう。
時計の無機質な感じが和らいで、華やかな空間になります。
ドライフラワーによって、アンティーク時計のような雰囲気にもなります。
ボックスがなければ、時計の周りにドライフラワーを配置してマスキングテープで止めるという方法でもいいでしょう。
ドライフラワーのアレンジメントで
理想の部屋を作ろう
ドライフラワーはここで見てきたように、いろいろなアレンジのパターンがあります。
ここで紹介したアレンジの手法を参考にして、さっそく自分の部屋用に取り入れてみましょう。
またドライフラワーは生花に比べて想像以上に長く楽しめる分、価格もお手頃ではないでしょうか。
まずは、自分の部屋のコーデに合わせてみましょう。
壁が寂しければ、ガーランドや額縁スワッグがいいでしょう。
ちょっとデスクの上を飾りたければ、ボトルのアレンジがおすすめです。
どこに飾るかを考えて、それに適したものを見つけるといいでしょう。
関連記事:フラワーアレンジメントとは・作る際のポイントについて
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