2023/05/30

退院祝いに贈る花でダメなものはある?おすすめの花5選も紹介

退院祝いとは、入院されていた方が退院したときに退院をお祝いして贈るものです。
退院後の病状は関係なく、体調が思わしくない場合でも退院祝いを贈ることもあります。
華やかで明るいイメージの花は退院祝いとして選ばれることが多いのですが、同時に入院している方のことも配慮しなければなりません。

好きな花を贈ればいいというものではなく、退院祝いにはダメなものも存在します。
その他のお祝いには適していても、退院祝いには向いていないという意味です。
そのようなことも考慮しながら、退院祝いの花を選びましょう。

今回は退院祝いにおすすめの花についても紹介しています。
退院祝いに向いている花というのは、花言葉にもよい意味が込められていて、華やかで明るい印象を与える花ばかりです。
花選びに困った際には参考にしてみてください。

退院祝いとは?
快気祝いとの違い

退院祝いと快気祝いは、お祝いを渡す側ともらう側の立場が逆です。

退院祝いとは、病院に入院している方が退院したことをお祝いするために、退院する方に対して何らかのお祝いをすることです。
退院した方がお祝いをもらいます。
そのため、退院したからといって、病気が快復した、治ったとは限りません。
なかには自宅療養に切り替えたために退院するケースもあります。

また、入院していることは知っていたけれど、時間の都合を付けることができなくてお見舞いに伺うことができなかった場合もあるでしょう。
この場合も、退院祝いとしてお祝いを贈ることがあります。

一方、確実によくなったのであれば、快気祝いとなります。
快気祝いは、病院にお見舞いにきてくれた方に対して、よくなったことを報告し、お返しをすることをいいます。
そのため、お祝いを渡すのは、入院していた(病気やケガを負っていた)方です。

両者は似ているようで肝心な部分に違いがあるため、それぞれのお祝いでお返しを贈る際にも選ぶ商品が違います。

退院祝いには
生花を贈るのがおすすめ

退院祝いに生花が人気な理由は「お花はいずれ枯れてしまうため」です。
これには「病を枯らす」という意味があり、縁起のよいものとされています。

生花には、花束やアレンジメントがあるため、バリエーションは豊富です。
明るいカラーの花束であればみんなに元気を与えることができ、もらった人を笑顔にします。
花を飾る習慣があまりない場合は、花束よりもアレンジメントを贈ればそのまま飾ることができるため、喜ばれるでしょう。

お花以外の贈り物も併せて贈るなら、タオル、石鹸、洗剤などの定番ではありますが実用的な品物は喜ばれます。
また、お菓子のセットも好まれますよ。

贈り物をする際には、のしや水引・紅白の飾りといった装飾も、お礼の気持ちを表す上で大切です。

退院祝いの花にはNG!
贈ってはダメなものもある

退院祝いで花を贈る場合、ダメなものもあります。
花ギフトとしては素晴らしいものでも、退院祝いには不向きであるため、これらの商品は避けるようにしてください。

ドライフラワーも避けた方が無難

ドライフラワーは長く残ってしまうものなので、本来であれば避けた方がいいでしょう。
しかし、これらの花は手軽に飾ることができるため人気があるのも事実です。
退院する相手からの希望があれば贈ってもよいとされていますので、本人の意向を確かめてから贈るようにしてください。

鉢植えは退院祝いに贈ってはダメなものに含まれる

退院祝いで贈ってはダメなものといわれるのが、鉢植えです。
これは昔からいわれていることであり、「根付く(寝付く)」の意味があるため、病気が長引くことを意味するからです。

関連記事:母の日は花鉢植えで祝う!気持ちを込めたギフトで感謝を伝えよう

香りが強いものは避ける

花の魅力は見た目の美しさもありますが、香りもあります。
しかし、あまりにも香りの強い花は退院祝いには不向きです。
フラワーショップにいくと、たくさんの花々が並んでいるので香りを感じにくくなりがちです。
基本的に、ユリやフリージア、ストックなどは香りが強いので、避ける方がマナーといわれています。

関連記事:ユリとは?古くからから愛されてきた気高き花

ネガティブなイメージがある花は避ける

花言葉がよくないもの、花のイメージが死や苦を連想させるような花は避けるよう注意しましょう。
例えば、菊の花は葬式に飾られたり、お供えのイメージがあったりします。
ツバキやチューリップは花が落下するため、縁起がよくないとされています。

退院祝いにおすすめの花

退院祝いにおすすめの花を知っておくと、相手に失礼になることがありません。
本来花というものは、希望を与えるものです。
元気になって欲しいという意味を込めて花を選ぶことが必要です。

バラ

バラの中でもピンクや黄色といった明るくポップなイメージが強いものがおすすめです。
例えば、黄色のバラの花言葉は友情や献身、平和といったものがあり、退院祝いには適しているといえます。

ガーベラ

春から秋にかけて見かけることの多い花であり、花言葉は常に前向き、希望といった明るい言葉のイメージがあります。
見た目も明るく華やかな印象があるので、退院祝いに贈る花としては申し分ないでしょう。
カラーも豊富で黄色やオレンジなどをはじめ明るいカラーがそろっています。

関連記事:ガーベラの花束をつくる!プレゼントにおすすめのおしゃれな組み合わせ

カーネーション

母の日に贈る花としての印象が強い花ですが、お祝い事全般に向いています。
花言葉も愛を意味したものばかりで、見た目も明るい印象です。

ヒマワリ

夏の花であるため、この時期と重なった退院祝いに贈るといいでしょう。
大きな黄色い花は太陽に向かって咲き、明るい印象を与えます。
元気が出るビタミンカラーの印象が強いことも人気の理由です。

関連記事:ひまわりの花束は人の心をポジティブにするギフト

退院祝いに喜ばれる
花を贈って元気づけよう

この記事では、退院祝いとしてダメな花について紹介してきました。
退院祝いに花を選ぶ際には、何よりも相手の気持ちになって選ぶことが大切です。
これまで病気やケガにより入院をしていたのですから、気分を明るくさせてくれるような花を選び、花言葉にも気を付けましょう

花を贈ることは、強いメッセージを伝えられるため、相手の心に良いことも悪いこともダイレクトに響きます。
今回紹介したダメなものやおすすめの花を参考に退院祝いの花を選んでください。

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