2023/10/15

8月に咲く花13選！人気の品種の特徴と花言葉を紹介

日本の夏は高温多湿で、植物にとってはとても過酷な環境です。
特に8月は、暑さがピークになります。
そんな時期に、生き生きと生育してキレイな花を咲かせてくれる植物を見るとこちらまで元気になりそうです。

8月の花は、過酷な環境でも育つほど丈夫な性質でありながら、鮮やかな色の花がたくさんあります。
カラフルな夏の花を使ったフラワーアレンジメントや寄せ植えはとても豪華に見えるので、贈り物にも最適です。

そこで、今回は8月に咲く花の品種について、それぞれの特徴や花言葉もあわせてご紹介します。
もちろん自宅のお庭やベランダでも育てられるようにガーデニングのコツについても触れていますので、ぜひ花を育ててみたい方も参考にしてみて下さいね。

8月に咲く人気の花13選

8月の暑さにも負けずに咲く花は、カラフルな色合いの花が多めです。
贈り物としても、華やかでどの世代の人にも喜んでもらえるでしょう。
また、耐暑性が高い植物は乾燥にも強いので、ガーデニング初心者でも育てやすい植物として人気があります。

ここでは、8月に咲く花にはどんな種類があるのか、特徴や花言葉、ガーデニングのコツについてご紹介します。

ヒマワリ

太陽の日差しを受けて大きな花を咲かせるヒマワリは、夏を代表する花のイメージです。
花壇はもちろん、野菜畑の一角にもよく植えられており、育てやすい花でもあります。

背丈ほどの大きさに成長して、大きな花を咲かせるヒマワリが一般的ですが、最近では小さな庭や鉢での管理もしやすいミニヒマワリも人気です。

ヒマワリの花言葉は「あなただけを見つめている」「熱愛」「あこがれ」です。
これらの花言葉は、黄色い大きなヒマワリの情熱的なイメージに適しています。

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アサガオ

アサガオは、夏の暑さ対策として人気の緑のカーテンに利用されることの多い植物です。
小学生の時に育てたことがある人は多いのではないでしょうか。
大きめの種で発芽力が高いこともあり、小学生の低学年でも簡単に育てられるくらい安易に管理できる花です。

小さなスペースやプランターでも育ちやすく、ネットを張らなくても行灯（あんどん）仕立てでコンパクトにも育てられます。

アサガオの花言葉は「愛情」「固い絆」「はなかい恋」です。

マリーゴールド

マリーゴールドは、夏を感じさせるオレンジや黄色の暖色カラーが魅力的です。
暑さと乾燥に強く、初夏から晩秋まで開花時期が長いので人気があります。
とても丈夫な性質を持っているので、夏の寄せ植えにはぴったりの品種です。

マリーゴールドは、土壌の中で悪さをするセンチュウを減らす働きを持っていることから、野菜を作っている畑に植えられていることもあります。

マリーゴールドの花言葉は、「勇者」「可憐な愛情」です。

ハイビスカス

ハイビスカスと言えば、南国をイメージさせる花です。
日本では沖縄などの暖かい地域にしかない花だと思われていますが、実は本州でも温暖な地域なら栽培できます。
もちろん寒さで枯れてしまうことがあるので、冬は室内に取り込めるように鉢植えで育てるのがおすすめです。

また、あまりにも暑さが厳しい時期には株が弱ってしまい、開花が止まることもあります。
そのような時は、日陰に移動させて株を休ませましょう。

ハイビスカスは1つの花が一日で咲き終わって枯れてしまうので、花言葉はそのような特徴を表した「繊細な美」「新しい恋」です。

ケイトウ

ケイトウは一見、ビロードのような独特な風合いをした花穂を持っています。
その形状も、鶏のとさかのような形やキャンドルの炎のような形をしたものなどユニークです。

ケイトウは肥料をあまり必要としません。
逆に肥料が多すぎると、花付きが悪くなるので気を付けましょう。

花言葉は「おしゃれ」「気取り」「風変り」です。
花言葉にもあるように、フラワーアレンジメントや寄せ植えをおしゃれな雰囲気にしたいときにはケイトウを取り入れてみるのがおすすめです。

ペンタス

星形の小さな花をいくつも咲かせるペンタスは、暑い夏に涼し気な印象を与えてくれる存在です。
花色もブルーや白、ピンクなど優しい色合いをしたものが多く、夏の花壇を上品に彩ります。

暑さには非常に強く、夏の間に次々と花を咲かせるので、花がらをこまめにとると、より多くの花が付きます。
本来は、低木類ですが寒さに弱いので一年草として扱われています。
小さな花壇や鉢でも管理しやすいコンパクトな品種も多く出回っているので、寄せ植えにもおすすめですよ。

花言葉は「希望が叶う」「願い事」です。
星形をした花姿にぴったりの花言葉ですね。

ジニア

ジニアは日本では「百日草」とも呼ばれ、昔から親しまれている花です。
コスモスと同じキク科の植物で、生育が旺盛でこぼれ種からでも安易に発芽します。
夏から秋にかけて鮮やかな花を次々と開花させるので、庭のいろどりにぴったりの花です。

最近では寄せ植えに適した小型の品種も増えました。
花言葉は「きずな」「幸福」「いつまでも変わらぬ心」「遠い友を思う」などです。

ペチュニア

暑い夏でもたくさんの花をこんもりと咲かせるペチュニアは、夏のガーデニングには欠かせない存在です。
難しい管理はあまり必要としませんが、蒸れが苦手なので水はけの良い土で育てましょう。
やや乾燥気味でも育つので、ハンギングバスケットでも楽しめます。

ボリュームのある花を楽しむには、摘心を繰り返して脇芽をたくさん出させるのがコツです。
本来は多年草ですが、日本での冬越しは難しいので一年草として扱われています。
毎年、さまざまな品種が出回っているので、シーズンごとに違う品種を選ぶ楽しみもありますよ。

ペチュニアの花言葉は「心のやすらぎ」「あなたと一緒なら心がやすらぐ」です。

クレマチス

クレマチスは、ツルバラと一緒に植えられることの多いつる性の花です。
バラの開花時期が一段落する夏でも次々と開花するので、フェンスが華やかなままで夏を過ごせます。
つるをどんどん伸ばして成長するので、フェンスや支柱に絡ませて育てると見ごたえのある庭に仕上がります。
品種ごとに花の形や色、花の後のお手入れ方法が異なるので、購入するときには確認が必要です。

花言葉は、「精神の美」「旅人の喜び」「策略」です。