2023/10/15

5月に咲く花といえば?ガーデニングにおすすめの品種

春に咲く花は数多くあり、鮮やかな色の花から淡い色の花までさまざまです。濃い紫や赤、そしてパステルカラーのピンク、イエローやグリーンなど種類が豊富です。
春に咲く花をみてガーデニングを始めようと考える人もいるでしょう。
中でも5月に咲く花には誰もが知っている、バラやチューリップなどの人気の花も多いのです。

しかし、ガーデニングを始めると決めたものの、どの花が育てやすいのかわからない、という人が多いでしょう。
花の育てやすさは品種によって異なります。

大事に育てていた花がお手入れ方法を誤ってしまったために枯れてしまうというのは悲しいものです。
そこで今回は、5月に咲く花の紹介とガーデニングにおすすめの品種について解説します。

5月に咲く花
①バラ

5月に咲く花の中で誰もが知っていて人気の高い花がバラです。
バラは、もともと自生しているものから人が品種改良したものまで含めると、4万品種以上存在します。

初めてバラを育てる場合には、バラを購入する際に注意すべき点があります。
それは、購入するときのバラの苗の種類についてです。

バラの苗の種類には、新苗・大苗・鉢植え苗の3種類あります。
初心者がバラの苗を購入する際に選ばない方が良いのが新苗です。

新苗は価格が安いので、つい購入したくなりますが、新苗は圃場で接木して1年ほどしか経っていない小さな苗であるため、成長までに時間もガーデニングの手間もかかる苗です。

新苗は、苗が小さなころから育てられる上に価格が安いということでガーデニングに慣れた人にはおすすめですが、初心者には成長の途中で枯れるリスクが高いため、新苗よりも成長していてしっかりした状態である大苗か鉢植え苗が良いでしょう。

5月に咲く花
②チューリップ

春の花の代表格として忘れてはならないのがチューリップでしょう。
チューリップは球根を植えて育てる花で、園芸店などで簡単に購入することができます。

チューリップの品種は数多くありますが、球根を購入する際に注目すべきポイントは開花時期です。
チューリップは春に咲く花ですが、品種により咲く時期には差があります。
早生種(3月下旬から4月中旬ごろ)・中生種(4月中旬から4月下旬ごろ)・晩生種(4月下旬から5月上旬ごろ)の3種類です。

住んでいる地域によっても咲く時期には多少の違いがあるので、不安な人は球根購入の際に園芸店で一度確認してみましょう。

チューリップは球根植物なので、種を植えて育てる花に比べて、葉っぱの向きなどの調整がしやすいのが特徴です。
とくに複数のチューリップを同じ鉢植えで育てる場合に、向きがそろっているのといないのとでは、見栄えの良さに違いが出ます。
チューリップの葉の方向を同じ方向にそろえるには、球根を植える際に同じ向きで植えこみましょう。

球根は玉ねぎ状の形をしており、とがっている方向を上にして植えます。
その際に側面の丸く膨らんだ面と平たい面の方向をそろえて植えると、チューリップの葉の方向がそろいます。

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5月に咲く花
③シャクヤク

シャクヤクはボタン科ボタン属の花で、9月から10月ごろに植え付け5月ごろに咲く花です。
女性の美しさや振る舞いを表したことわざにもなっているほど、美しさに定評のある花です。

シャクヤクは秋に小さなポット苗が販売され始め、春先には開花前の株が販売されます。
秋に販売されている小さなポットは値段が安いですが、次の春に必ずしも咲かせることができるとは限りません。
春先に販売される成長した株であれば春に咲かない場合は少ないので、確実にこの春にシャクヤクを楽しみたいというのであれば開花前の株を購入するのが良いでしょう。

また、秋に購入してしっかり育てたいという場合には、ポット苗を購入する際に、たくさん芽の付いているものや芽が大きく膨らんだ物を選ぶと良いでしょう。
芽が少ないものや小さいものは翌春に咲かない場合もあるので、注意が必要です。

関連記事:ピオニー(芍薬)の花を楽しむ!牡丹との違いも解説

5月に咲く花
④カーネーション

カーネーションは母の日のプレゼントとして多くの人に親しまれている花です。
元々ハーブとして親しまれていたカーネーションは、香りのよい品種が多いのも特徴です。
中でもローズドメイカーネーションはとくに香りが良くガーデニングにおすすめします。

カーネーションは湿気が苦手な花なので、梅雨の時期は置き場所や水やりに気を遣わなければなりません。
梅雨の時期には雨が直接あたるのを避けるためになるべく軒下に鉢植えを置くようにします。

また、梅雨が明けた後に来る真夏の日差しも苦手です。
午前中に日光があたり、午後には日陰になるような場所で育てるのがベストです。
ちょうど良い場所がない時は、状況に合わせて午前中と午後で鉢を移動させるなどの工夫をしましょう。

5月に咲く花
⑤ハナミズキ

ハナミズキはアメリカを原産国とする花で、北アメリカの東部を中心に生息しています。
ハナミズキは花だけでなく、実や紅葉など、一年中楽しむことができる人気の花木です

ハナミズキは地植えで育てることがほとんどですが、ガーデニングにおすすめな品種はレッド・ジャイアントです。
レッドジャイアントは鉢植えでも育てることができ、鮮やかな赤系の花が咲きます。
育てやすい品種なので、これからガーデニングを始めようと考えている人にもおすすめの品種です。

ハナミズキの植え付け時期は12月から3月です。
鉢植えで育てる場合には、ハナミズキが成長途中に倒れてしまわないように支柱を立てると良いでしょう。
水やりは、土が乾いてきたタイミングで水をやります。
ただし、真夏は、気温が高くなってから水をやると、土の中が蒸れてハナミズキが弱ってしまうため、早朝の気温が低い時間帯に水をやりましょう。

5月に咲く花
⑥すずらん

すずらんは5月から6月に花が咲く花で、秋には実をつけるため、春と秋の季節に観賞が楽しめます。
すずらんには北海道や東北などに自生するすずらんと、ヨーロッパが原産地のドイツスズランの2種類があり、幅広く出回っているのはドイツスズランです。

あまり知られていませんが、すずらんには毒があるので、間違っても口にしてはいけません。
普通に育てていて誤って口にするというケースはほとんどありませんが、子どもがいる場合には注意しましょう。

すずらんとドイツスズランを比べると、初心者にはドイツスズランをおすすめします。
日本のすずらんはドイツスズランと比べると暑さに弱いため、ガーデニングの難易度は高めだからです。
すずらんは病気や害虫に強い植物のため、初めてガーデニングで選ぶならすずらんの中でもドイツスズランを選ぶと失敗が少ないでしょう。

大切な人にお花を贈ろう!
5月の記念日一覧

日本でも海外でも、特別な日には大切な人に花を贈ります。
そこでここからは、大切な人に花を贈るのに最適な5月の記念日を紹介します。

5月に花を贈る記念日①1日「スズランの日」

フランスの風習では、5月1日には大切な人への幸福のお守りとしてスズランを渡すという記念日があります。

5月に花を贈る記念日②第2日曜日「母の日」

母親への感謝を伝えるための日で、カーネーションを贈ります。
アメリカのある女性が母親を偲んで白いカーネーションを贈ったことが始まりといわれています。

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5月に花を贈る記念日③14日「ローズデー」

韓国の風習では、5月14日にカップルが互いにバラを贈り合うというものがあります。

関連記事:薔薇の花束を贈りたい!事前に知っておきたい基礎知識を解説

5月に花を贈る記念日④23日「恋文の日」

5月23日の語呂合わせで523の語呂合わせで「こいぶみ」の日として、恋人にメッセージをしたためた手紙と一緒に花を贈ります。
浅田次郎原作の映画「ラブ・レター」が5月23日に上映されたことが由来だそうです。

5月の春の花を選べる花百花

春の温かい空気が優しく包む5月は、多くのお花にとっても旬の時期。

5月に咲く季節の花を自宅に飾りたいなら、「花百花(はなひゃっか)」がお手伝いできます。

ガーデニングの楽しさを五感で感じ、あなたのお庭やバルコニーを一層彩るお手伝いをさせてください。

5月に咲く色とりどりの花を楽しもう!

5月はさまざまな花が見ごろを迎えます。
外へ花を観賞しに出かけるのも楽しいものですが、せっかくならガーデニングをして自分で育てた花をじっくり観賞してみるのも良いのではないでしょうか。

ガーデニングは花が咲く瞬間だけでなく、咲くまでの過程を楽しめるのが大きな魅力です。
ガーデニングを通してより多くの花の魅力に気付くことができれば、さらに5月に咲く花を楽しめるでしょう。

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