2023/10/15

4月に咲く人気の花一覧!春を感じる品種・花言葉を紹介

4月は入学式や入社式など、新生活がスタートする節目の時期です。
また、あたたかな陽気に誘われるように、眠っていた花々が一斉に花を咲かせます。
ぽかぽかとした陽気のなか、鮮やかに咲く花々を見ると心が洗われます。

4月に見頃を迎える花々は、春のあたたかさを表すような色鮮やかな花が多く、ガーデニングやプレゼントにも適した花ばかりです。

この記事では4月に見頃を迎える花のなかから、とくに人気の花をピックアップして紹介します。
花の特徴にくわえて花言葉も紹介するため、4月に咲く花をより一層楽しんだり大切な人へ花をプレゼントしたりする際の参考にしてください。

4月に咲く花で人気の品種!
特徴や花言葉も

4月に咲く花の品種は豊富にあります。
桜のように木々に咲く花から、水栽培で育てられるヒヤシンスまでさまざまです。
特徴や花言葉を知り、春に咲く花々を楽しみましょう。

4月に人気の花�@サクラ

日本の春の風物詩ともいえる桜は、バラ科サクラ属に分類されます。
固有種や交配種など数多くの品種があるなかで、もっともポピュラーな品種はソメイヨシノです。
標本木として人々へ桜の開花具合を知らせる役割があります。

しかし、桜は品種によって開花時期が異なるため、すべての桜が同時期に咲くわけではありません。
多くの桜は3月中旬から4月下旬にかけて日本列島を北上するように開花しますが、2月に咲いたり10月に咲いたりする桜もあります。
また、品種によって花言葉が異なるのも桜の特徴です。
桜全般の花言葉は「精神美」「優れた美人」であり、桜の上品な美しさが由来とされています。

関連記事:サクラとは、日本の心の花。そして「お花見文化」を生んだ

4月に人気の花�Aハナミズキ

4月から5月頃に開花するハナミズキも、春の訪れを感じさせる花木のひとつです。
春の開花時期になると白やピンクに色づきますが、色づく部分は花びらではありません。
花びらは、中央に集まった雌しべのようなものであり、色づくのは総苞(そうほう)と呼ばれる葉の部分です。
葉の部分は秋になると色鮮やかに紅葉するため、季節を通して楽しめます。

また、ハナミズキはアメリカを代表する花のひとつです。
日本が桜を送った際の返礼として送られてきた花木としても知られています。
そのため、花言葉のひとつが「返礼」です。
ほかに、「私の想いを受けとめてください」「永続性」といった花言葉もあります。

4月に人気の花�Bチューリップ

色とりどりの花で春を彩るチューリップは、世界中で広く愛されています。
花を楽しめるのは3月から5月のあたたかい時期に限られているため、まさに春を代表する花です。
ガーデニングや花束としても人気のチューリップで、忘れてはいけないのが花言葉です。
チューリップ共通の花言葉は「思いやり」ですが、以下のように色や本数によって花言葉が異なっています。

  • 赤色:「愛の告白」「真実の愛」
  • ピンク:「愛の芽生え」「誠実な愛」
  • 1本:「あなたが私の運命の人」
  • 3本:「あなたを愛しています」
  • 12本:「恋人(夫婦)になって」

チューリップは、告白やプロポーズの際に贈る花としても人気です。
ただし、色や本数によって花言葉の意味がよくないため注意しましょう。

関連記事:チューリップフェアーで春を体感!花の祭典に出かけよう!

4月に人気の花�Cフリージア

フリージアは豊富な花色をもつ花です。
まだ冬の寒さの残る2月から3月頃に花が咲きはじめ、春の訪れとともに一気に成長します。
また、4月に見頃となる春の花のなかでもフリージアは豊かな芳香があり、切り花としても人気です。
花色によって異なる芳香をもっており、視覚だけでなく嗅覚でも春の訪れを実感できます。

派手すぎない花色と控えめな花姿が特徴のフリージアの花言葉は、「あどけなさ」「純潔」「親愛の情」です。
花色ごとに花言葉がついているものの、いずれもポジティブな意味合いがあります。

4月に人気の花�Dアネモネ

3月から4月が見頃であるアネモネは、ギリシャ神話をはじめとする神話や伝説でよく登場する花です。
ひとつの球根から多くの花が咲くため、ガーデニングでも人気があります。
赤色や紫色などの鮮やかな花色のアネモネは、庭やベランダを華やかに彩ることでしょう。

アネモネの花言葉は「君を愛す」「はかない恋」など、恋心に基づくものが多いです。
愛の言葉を贈るため、赤のアネモネが選ばれることもあります。
ただし、アネモネには毒があるため取り扱いには注意が必要です。
茎を切った際に出る汁に触れると皮膚が炎症を引き起こす恐れがあるため、ガーデニングの際にはゴム手袋を着用しましょう。

4月に人気の花�Eミモザ

国際女性デーである3月8日は、ミモザの日とも呼ばれています。
男性から女性へ贈られる花として、ミモザが選ばれることが多いためです。
花言葉も「感謝」「真実の愛」「友情」などポジティブなものが多く、プレゼントに適しています。

ミモザの特徴は、ふわふわとした黄色いボリュームのある花です。
4月の春風を受け、黄色の花が揺れる姿は愛らしさを感じることでしょう。
また、もともとほかの花と比べて水分量が少なめなので、ドライフラワーにしても鮮やかな黄色の色味が残りやすい花でもあります。
花束としてもらったあとでも、長くミモザの花を楽しめるでしょう。

4月に人気の花�Fモクレン

モクレンは古くから人々に愛されている花木のひとつです。
平安時代の書物にも名が記録されており、地球最古の花木であると考えられています。
モクレンの特徴は、つぼみが北の方角を向く点です。
3月中旬から4月中旬にかけて、ふっくらとしたモクレンの花が満開になります。

また、花色によって呼び名が変わることが一般的です。
紫の花は紫木蓮(シモクレン)、白の花は白木蓮(ハクモクレン)と呼ばれます。
共通する花言葉に「自然への愛」「崇高」があげられ、天に向かって花咲く気品ある姿を連想させるようです。

4月に人気の花�Gヒヤシンス

ヒヤシンスの特徴は、春を感じさせるようなふんわりとした甘い香りとボリューム感のある球根植物です。
ひとつ植えるだけでも存在感があり、場を彩ります。
水栽培でも育てられるため、スペースが限られている場合にもおすすめです。
4月頃に花を咲かせたあと、夏の間は休眠します。
ヒヤシンスの球根を適切に管理すれば、来年の春には再び花を咲かせることでしょう。

また、ヒヤシンスはアレンジメントにもよく使われ、人気の花です。
とくに青色のヒヤシンスは「変わらぬ愛情」という花言葉をもっているため、プレゼントとしても適しています。

4月に人気の花�Hポピー

鉢植えや地植えで楽しめるポピーは、ガーデニング初心者にも育てやすい花のひとつです。
明るい色合いをもつ大きな花は、4月から初夏のあいだまで咲き誇ります。
カラーバリエーションが豊富な存在感のある花ですが、花びらが薄く、春の日差しが透けるほどです。

ポピーの花言葉は「いたわり」「思いやり」「心の平静」などです。
これらの花言葉は、豊穣の神デメテルが心の慰めとしてポピーを摘んだというギリシャ神話に由来しているといわれています。

4月に人気の花�Iラナンキュラス

4月に咲く花のなかでも、ラナンキュラスの花はとくにゴージャスです。
色鮮やかな花びらは幾重にも重なっており、鉢植えでも花束でも目を引きます。
花言葉の「とても魅力的」「華やかな魅力」を体現したような、ふんわりとしたボリューム感のある花が楽しめるでしょう。

また、ラナンキュラスは品種改良が進んでいる花のひとつです。
毎年新たな品種が登場しており、カラーや咲き方など多種多様なラナンキュラスと出会えます。
ラナンキュラスのみで仕上げる花束も人気があり、春の結婚式にはブーケとして利用されることも多いです。

関連記事:ラナンキュラスの育て方|球根の植え付けから掘り上げまで

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春の温かな風が吹き始める4月。

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4月は心躍る色鮮やかな花がたくさん!

桜のように小ぶりな花からラナンキュラスのように大振りでボリューム感のある花まで、4月に咲くさまざまな花を紹介しました。
いずれの花も、春らしさを感じさせるような鮮やかな花を咲かせます。
ガーデニングはもちろん、ブーケやアレンジメント、ブリザードフラワーなど、贈り物として喜ばれる花ばかりです。
プレゼントする際は、自分の気持を表す花言葉で選んでみるのもよいでしょう。
あたたかい4月の気候色鮮やかに咲き誇る花々をぜひ楽しんでくださいね。

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