2023/11/15

梅の花の種類で代表的な8選!基本情報・実梅と花梅の違いも紹介

梅の花は、日本を代表する花の一つであり、春の訪れを告げる美しい花です。梅の花にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴や魅力があります。本記事で一覧紹介するのは、梅の花の中でも代表的な8つの種類です。また、「実梅」と「花梅」の違いについても解説します。

梅花の基本情報や、それぞれの種類の特徴などの情報について知りたい方は、ぜひご覧ください。春を彩る梅の花の魅力に触れながら、梅の花の種類を楽しんでみましょう。

まずは梅の基本情報を知ろう!

梅は、ウメ科ウメ属に属する落葉樹であり、日本や中国、韓国などで自生している木です。栽培も盛んに行われています。梅は、冬から春にかけて咲くことが多く、寒い季節に美しい花を咲かせることから、日本では「春の訪れを告げる花」として親しまれている花です。

梅の花の特徴

梅の花は、白色や淡いピンク色、濃いピンク色をしており、5枚の花びらを持つ花が一般的です。また、梅の花は芳香があり、独特の甘い香りがします。

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梅の花の見頃は2月中旬から3月上旬

一般的に、梅の花は2月中旬から3月上旬にかけて咲きます。しかし、品種や気候、地域によって異なるため、開花の時期は同じではありません。

例えば、日本の関東地方や近畿地方では、2月下旬から3月上旬にかけてが梅の花の見頃です。一方、北海道や東北地方では、3月下旬から4月上旬にかけて美しく咲きます。

梅の花言葉は「高潔」「忠実」「忍耐」

梅の花には、さまざまな花言葉がありますが、一般的には「高潔」「忠実」「忍耐」などが代表的です。

「高潔」は、梅の花の清らかな白色や淡いピンク色の花びらが、高貴なイメージを連想させることから付けられました。梅の花は寒さや厳しい環境にも耐え、咲くことから、逆境にも負けずに高潔な態度を持つことを象徴しています。

「忠実」は、梅の花の花びらが互いに密着して咲く姿勢から、信念を持ち誠実さを表現した花言葉です。梅の花は、自分自身を律し、忠実に咲くことから、忠誠心や信頼性を象徴しています。

「忍耐」は、梅の花が寒い時期に寒さに負けずに長く咲き続けることから付けられた花言葉です。梅の花は、困難な状況にもめげずに花を咲かせることから、忍耐力や根気強さを象徴しています。

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梅には2種類ある!実梅と花梅の違い

実梅と花梅は、それぞれ異なる用途や特徴を持っており、楽しみ方も異なります。実を楽しむなら実梅、花を楽しむなら花梅を選ぶのが一般的です。

実梅とは果実を収穫するための品種

実梅は、その名の通り果実を収穫するために栽培される梅の品種を指します。果実には酸味のある果汁と特有の香りがあり、梅干しや梅酒などに加工されることが一般的です。

花梅とは花を観賞するための品種

花梅は、その名の通り花を観賞するために栽培される梅の品種です。花の色や形、香りは品種によって違いがあり、梅の花を見ると冬から春への季節の移り変わりを感じられます。

梅には数多くの種類がある!代表的な8選

梅の花には数多くの品種があり、それぞれに独自の色や形、香りがあります。ここでは、代表的な8つの梅の品種を紹介します。それぞれの品種の基本情報や特徴について紹介しましょう。

梅(白梅)の代表的な種類�@内裏(だいり)

梅の代表的な品種の中で、最初に紹介するのは「内裏(だいり)」です。内裏は、2月から3月に咲く花の代表として親しまれており、冬の終わりを感じさせます。白い花びらが5枚から9枚ほどある一重咲きの花です。春の訪れを感じさせる美しい花を咲かせます。

梅(白梅)の代表的な種類�A春日野(かすがの)

春日野は、初春らしいふんわりとした花を咲かせます。純白で、梅の品種の中では比較的花びらが大きく、はっきりとした形の花です。八重咲きで白以外にも薄いピンク色の種類もあり、ふわふわとした花の姿はかわいらしさがあります。

梅(白梅)の代表的な種類�B緑萼梅(りょくがくばい)

緑萼梅は、花弁の中に緑色の萼(がく)を持つことが特徴的であり、その美しい組み合わせが鮮やかな印象です。丸みを帯びた花びらも特徴的であり、清楚な白い花と緑の萼の組み合わせは爽やかな美しさがあります。

梅(白梅)の代表的な種類�C冬至梅(とうじばい)

冬至梅は、おしべの先の黄色い袋状の葯(やく)が特徴的な白い花です。また、強い芳香があるため、香りを楽しむことができる品種としても人気があります。

また、他の梅よりも早い12月の冬至の頃に咲くことから「冬至梅」という名前が付けられています。

梅(紅梅)の代表的な種類�D八重寒紅(やえかんこう)

八重寒紅は、濃い紅色の八重咲きの花です。花の内側に白い斑点があり、それにより一層華やかさが増します。また、強い芳香があるため、香りを楽しむことができる品種です。寒差の厳しい頃に咲くことから、「寒紅」という名前が付けられています。

梅(紅梅)の代表的な種類�E八重旭(やえあさひ)

八重旭は、白にも見えるほど薄いピンク色の八重咲きの花です。花びらの先に向かってグラデーションでピンクが少し濃くなっています。また、芳香があるため、香りを楽しむことができる品種としても人気です。旭という名前の通り、朝日のようにフレッシュな花を咲かせます。

梅(紅梅)の代表的な種類�F楠玉(くすだま)

楠玉は、紅色の花びらが丸く重なり合って小さな玉のように見える品種です。また、淡いほのかな梅の香りが上品な品種としても人気があります。花の色と形が独特であり、その可愛らしさから楠玉という名前が付けられています。

梅(紅梅)の代表的な種類�G鹿児島紅(かごしまこう)

鹿児島紅は、濃い紅色で、花びらが5枚から7枚で構成されている八重咲の花です。花びらの先が少し尖っています。花の色と形が美しいだけでなく、葉柄も濃い紅色の品種です。

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春の訪れを感じられる梅の花を楽しもう!

春の訪れを感じられる梅の花は、日本を代表する花の一つです。梅には実梅と花梅の2つの種類があり、それぞれに多くの品種が存在します。白梅の代表的な品種は、白く優雅な花形を持ち、紅梅の代表的な品種は、濃い紅色の花びらが重なり合った華やかな花が多めです。

梅の花言葉は、高潔、忠実、忍耐です。春の訪れを告げる花として日本の文化に深く根付いており、春の訪れを感じられます。梅の花を楽しむことで心が和やかになり、新しい季節の始まりを感じるでしょう。

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