風水は物の配置でその場所の「気」の流れをコントロールしようという古代中国の考え方。
気の流れは、どこにどんな物を置くかで変わると考えられています。
この「物」には植物も含まれており、「ゴムの木」にも家相改善や金運アップ、さらには男性の恋愛運アップなどの風水効果があるとされています。
悪い気を中和させる効果も期待できるため、自宅に観葉植物を飾ってみたい方はぜひ取り入れれば、ゴムの木の「永久の幸せ」という花言葉のように、明るい方向へ導いたり良い運気を運んできたりするでしょう!
また、ゴムの木は800種類以上あるといわれています。いずれも育て方は比較的簡単ですが、日当たりや水やりに関しては少し注意が必要です。
この記事ではゴムの木の風水効果や、より効果を高める置き場所・方角を紹介します。おすすめの種類や育て方のポイントについても説明しているため、興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
風水効果のあるゴムの木は植物の総称
まずは、ゴムの木がどのような植物なのかについてご説明します。
クワ科フィカス属の植物の総称
ゴムの木はクワ科フィカス属の植物の総称で、特定の植物を指す名前ではありません。
ゴムの木を「フィカス」という名前で認識している方もいるかと思います。その樹液にはラテックスと呼ばれる成分が含まれており、天然ゴムの原料として使われます。
観葉植物として知られているゴムの木は、一般的にデコラゴムノキ(インドゴムノキの園芸品種)を指す場合がほとんどです。厚みがありしっかりしている葉は、力強い印象を受けます。
ゴムノキのようなクワ科の植物の大半が、花嚢(かのう)と呼ばれる袋の内側に花をつけます。品種によっては花開いた姿を確認できる場合もありますが、基本的には見られないでしょう。
花言葉は「永久の幸せ」
ゴムの木の花言葉は「永久の幸せ」です。丈夫で生命力が強いという特徴に由来しています。
その花言葉から、新築祝いや開業祝いの贈り物としても人気です。
関連記事:観葉植物の定番!「ゴムの木(フィカス)」の種類や特徴を紹介
ゴムの木の風水効果は家相改善・金運アップ・男性の恋愛運アップ
南国を原産地とするゴムの木は、強い日差しを受けて育つことから「陽の気」を持つものとされています。自宅に置くだけでも、全体をパッと明るくしてくれるでしょう。
「永久の幸せ」という花言葉から、家相の改善にも効果があるといわれています。家族を明るい方向へ導いたり、明るい運気を運んでくれたりするため、ぜひご自宅に飾ってみてください。
また、金運アップや男性の恋愛運アップにも効果があるといわれています。金運アップは、ゴムの木の丸い葉が手のひらでお金を包んでいるように見えることから、そういわれるようになりました。
ゴムの木の風水効果を高めたいなら玄関やリビングに飾ろう
ゴムの木の風水効果をさらに高めたいなら、どこに置くかを意識しましょう。
玄関
玄関は気の入り口にあたる場所で、良い気も悪い気も入ってきます。「陽の気」を持つゴムの木を置くことで悪い気を中和させられ、家の中へ入ってくるのも防げるでしょう。良い気を引き寄せてくれるともいわれています。
リビング
みんなが集まるリビングにゴムの木を置けば、家族の健康を守れるといわれています。悪い気がたまると体調が悪くなる可能性があるため、置き場所に迷っている方はリビングに置いてみてはいかがでしょうか。
また、電化製品の近くにゴムの木を置くのもおすすめです。風水では、テレビや冷蔵庫などの電化製品は悪い気を持つものとされています。近くにゴムの木を置くと、陽の気によって浄化・中和する効果が期待できるのです。
関連記事:パキラがもつ風水効果は?置くべき場所もご紹介
ゴムの木の風水効果を高めるには置く方角も重要
方角は置き場所と同じくらい重要な部分です。適切な方角に置けば、より良い効果を得られるでしょう。
西または北東
西または北東にゴムの木を置くと、気持ちを晴れやかにしてくれたり、落ち込んでいるときに明るい方向へ導いてくれたりする効果が期待できます。
風水では、西は金運をつかさどる方向といわれています。金運アップや収入増加を狙うなら西に置くと良いでしょう。
北東は「鬼門」とも呼ばれ、避けたほうが良い方角とされています。しかしゴムの木をはじめとする観葉植物を置くことで、悪い気を緩和させたり逃がしたりする効果が期待できるのです。
財位の方角
「財位」とは、部屋の入り口の対角線上にある角を指します。左側にドアがあるなら対角線上の右側の隅、中心にドアがあるなら対角線上のどちらかの隅のことです。ここにゴムの木を置くと金運を掴めるといわれています。
ゴムの木を育てるなら!風水効果も期待できるおすすめの種類
ゴムの木は、およそ800種類以上あるといわれています。そのため、植物についてあまり詳しくない方はとくに「どの種類を選べばいいのだろう」と迷ってしまうかもしれません。
そこでここでは、ゴムの木の中でおすすめの種類を3つ紹介します。
フィカス・ベンガレンシス
フィカス・ベンガレンシスは、大きく楕円形の葉とウネウネした幹を持つ植物です。緑色の葉に入る黄緑色の葉脈がとても魅力的で、ゴムの木の中で人気の種類の一つ。
幹の形状が個性的でありながらシンプルな見た目をしているため、どのような雰囲気にも合わせやすいでしょう。日本で流通しているサイズは、室内で飾れるようなものがほとんどです。
育てやすい観葉植物なので初心者の方にもおすすめです。
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フィカス・アルテシマ
葉の鮮やかな緑色と黄色のコントラストが美しいフィカス・アルテシマ。見る人に優しい印象を与え、インテリアとしても多く取り入れられています。厄除け効果も期待できるため、悪い気を寄せ付けたくない場合はこちらの種類を検討してみてはいかがでしょうか。
黄色の斑が入っている「フィカス・アルテシーマ・バリエガータ」は、フィカス・アルテシマよりも明るい印象を与えます。より色味のコントラストが際立っているため「落ち着いたものよりカラフルなものが欲しい」という方に向いているでしょう。
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フランスゴムの木
フランスゴムの木は小ぶりで丸みのある葉を持っています。光沢のある深い緑色なので、リラックス空間に置きたい場合や落ち着いた色味の観葉植物が欲しい場合に最適です。贈り物としても人気があります。
その名前からフランス生まれのように感じますが、原産国はオーストラリアです。フランス人の植物学者によって発見されたことが名前の由来となっています。
関連記事:運気アップ?モンステラの場所別の風水効果や効果を引き出すポイント
ゴムの木の風水効果を維持するための日当たり・水やり・剪定
ゴムの木は比較的育てやすい植物ですが、以下の点は必ず押さえておきましょう。
枯らすことなく元気に生育すれば、風水効果を長く維持できます。
日当たりの良い場所で育てる
ゴムの木は、基本的に日当たりの良い場所で育てましょう。
耐陰性があるため日陰でも生育はできますが、南国生まれのゴムの木はもともと日光を好む植物です。日当たりの良くない場所で育て続けていると、枯れることはなくても生育が悪くなったり弱々しい印象になったりしてしまいます。この状態は、風水的にもあまり良くありません。
そのため日の当たる明るい場所で育てるのが大切です。
ただし、日差しが強い真夏などは直射日光を避けてください。葉が日焼けしてしまう恐れがあります。日の当たり具合に合わせて置き場所を調節するのがベストです。
土の表面が乾いたときが水やりのタイミング
乾燥が苦手な植物ではありますが、水を与えすぎると根腐れを起こして枯れてしまいます。土の表面が乾いたタイミングで水やりを行いましょう。
夏場はゴムの木の生育期なので、こまめに確認して乾燥していたら水を与えます。反対に冬場は生育が止まるため、寒くなってきたら徐々に水やりの回数を減らしてください。土が乾燥してから2?3日後に水やりをするなど、少し乾燥気味に育てるのがポイントです。
伸びすぎたら剪定しよう
ゴムの木の枝が伸びすぎて邪魔になってきたときは剪定(せんてい)しましょう。枯れた枝や内向きに伸びた枝を優先的に切り、その後は成長点(枝や幹の少し出っ張っている部分)を残すように切っていきます。
注意点は、剪定する際に手袋の装着が必要なことです。ゴムの木を切ったときに出てくる樹液は、天然ゴムの原料となるラテックスです。直接触れると皮膚がかぶれてしまう恐れがあります。安全に作業を進めるため、ラテックスアレルギーのない方も必ず手袋を装着してください。
ちなみに、剪定した枝に挿し木をすると、新たに株を増やせます。
関連記事:人気の観葉植物「ゴムの木」の育て方|剪定や植え替えについても解説
まとめ
ゴムの木は、風水的に「陽の気」を持つものとされています。置き場所や方角も意識して飾るのが理想的です。
「永久の幸せ」という花言葉から家相改善や男性の恋愛運アップ、さらには金運アップなどの効果が期待できるため、ぜひご自宅に取り入れてみましょう!
また、ゴムの木は多くの種類やサイズがあります。「風水的に置きたいけれど、ちょっとインテリアと合わないかも」と感じる方は、異なる種類のゴムの木を調べてみてください。
同じ観葉植物でも種類によって受ける印象は大きく変わるため、きっとあなたに合うものが見つかりますよ!
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