2023/05/22

お盆の花の値段は?お盆に供える花の相場について解説

お盆の準備をするにあたり、お仏壇やお墓に供えるお花も欠かせません。
実家用だけでなく、親しい友人や知人用に準備しなければならないこともあるでしょう。
しかし、お盆の時期のお花はどれくらいのお値段なのか?相場が分からず、悩むこともあります。

そこで今回は、お盆の時期に人気のお花の種類や1本あたりの単価相場など、お花の予算の目安になる情報を集めました。
お盆の準備に向けて、参考にしてください。

お盆はご先祖様と一緒に過ごす日

そもそもお盆とは、ご先祖様がこの世に帰ってきて家族と一緒に過ごすという風習です。
迎える家族は大切な人やご先祖様へ、感謝の気持ちを込めてあらゆる準備を整えます。

仏教では盂蘭盆会(うらぼんえ)と呼ばれますが、呼びやすいお盆へと変化しました。
7月中旬にお盆を行うところもあれば、8月中旬にお盆をするなど、お盆の時期は地域によって異なります。

お盆の花全体の相場

お盆が近づくと、仏花用の花束が花屋さんやスーパーで並びます。
安いものは、スプレーマムなどの小ぶりな花束で400円ほど。
一輪菊など大ぶりのものが入っても1,000円以内と、お手軽価格のものが多く並びます。

遠方の実家や親戚、友人のお宅へお盆のお花を贈りたいという人も多く、ネットでお花の配送を受け付けるお店も増えました。

お盆用として贈る花の相場は、3,000?10,000円ほどの相場です。
地域によっても異なるので、受け取る人が負担に感じない金額で納めることも意識しましょう。

お盆に飾る盆花一般の相場

日本では3・5・7の奇数が縁起の良い数字とされています。
お盆に飾る仏花も奇数で贈るといいでしょう。
お仏壇やお墓で左右に供えることから、奇数の花束を2束、用意するのもおすすめです。

価格の相場は1,000~5,000円ほど。
供養の気持ちを表すものなので、値段に厳しい決まりはありません。

一般的に生花が主流です。
しかし、生花は枯れて処理が大変だという事情から、近年はお寺の意向により造花がおすすめされたり、花のお供えをお寺がまとめて引き受けたりすることもあります。

自宅の仏壇に飾る花ならば生花でも問題ありませんが、お墓や納骨堂はお寺の意向を確認しましょう。

お盆に飾る墓花一般の相場

これまで、お墓参りには生花をお供えするのが一般的でした。
年配の方は、今でも生花を供えるしきたりを大切にされている人も少なくありません。

しかし、集団墓地や霊園では生花が枯れた後も片づけされないケースがあったり、処分に費用がかかるといった問題があったりするため、中には造花を供えるよう変更したところもあります。

お墓を管理している人や施設へ、確認してからお花選びに入るとよいでしょう。

お盆に飾る仏花の相場

一般的に、仏花として売られているお花は500~1,000円程度です。
地域や時期によっても前後します。
飾るスペースに限りがあるため、自宅用でも贈呈用でもお供えしても迷惑にならないか確認すると、花瓶が足りないといったトラブルを回避できるでしょう。

お盆の花の値段
「菊」

小菊やスプレーマムは、1本の茎に小ぶりな花がいくつも咲く花です。
愛らしい見た目と丈夫で長持ちする点から、広く流通しています。

1本あたりは150~200円、3~4本の色違いの束なら1,000円以内が相場です。
大きな花が咲くピンポンマムやLサイズのものは、1本200~300円ほどで売られています。

お盆の花の値段
「リンドウ」

花束の縦のラインを美しく飾るリンドウは、普段のアレンジだけでなくお盆に飾る花としても人気です。
10本以下の束なら1,000円以内のものも多く、手軽に入手できます。
鉢植えは4,000~6,000円が相場です。

お盆の花の値段
「ユリ」

ユリは、スカシユリやオリエンタルユリと呼ばれる種類が一般的に流通しています。
上品で清楚な見た目と芳醇な香りは、冠婚葬祭でも人気です。
種類によって違いはありますが、相場は3?5輪で500~1,000円ほどです。

RECOMMEND

recomment_kanyou1.jpg

ユリ8本


\3,850 税込

詳しく見る

お盆の花の値段
「ハス」

ハスは、仏教において神聖な花とされています。
一般的に流通数が少なく、生花では入手しづらいのが現状です。
しかし、お仏壇に飾るための造花はホームセンターなどで売られています。

ハスを入手する場合、種類やサイズにもよりますが、苗が3,000~10,000円ほど、切り花は1本あたり1,000円です。

お盆の花の値段
「トルコキキョウ」

トルコキキョウは、柔らかくひらひらとした花びらが上品で美しい花です。
高貴なイメージの紫やホワイトは、お盆に飾る花として人気があります。
1本あたり600円ほどが相場です。

お盆の花の値段
「ホオズキ」

ホオズキはお盆の時期、仏壇や盆棚、精霊棚に飾られる風習があります。
提灯のような形をしていることから、故人やご先祖様が帰宅する道しるべになるようにという意味から用いられたのが始まりです。
実付きの枝は、1本500~1,000円ほどで販売されます。

お盆の花の値段
「胡蝶蘭」

胡蝶蘭は、お祝いの場やお盆など、大切な日に飾るお花として愛されてきました。
基本的に鉢植えで売られています。

小ぶりなものは1,500円前後、茎の数が増えたり花のサイズが大きくなったりすると3,000円、5,000円、10,000円と高くなります。

あまりに大きすぎるサイズは部屋に飾りにくいというケースもあるので、胡蝶蘭を購入する前にどのサイズが飾りやすいのか、確認しましょう。

RECOMMEND

recomment_kanyou1.jpg

【御供】胡蝶蘭 白大輪 2本立ち 14輪以上


\14,300 税込

詳しく見る

ご先祖様に想いを届ける
花百花のお盆の花

お盆は、家族で大切な人を思い偲ぶ大切な時間です。
新盆や初盆を迎え、初めての経験でどのようにお花を選んでよいか、また、どれくらいの予算を設定するべきか、悩む方も多いのではないでしょうか。
そんな大切なお盆の準備に、「花百花(はなひゃっか)」が全力でサポートします。

例えば、お盆や法事のお供えにぴったりの色を使ったアレンジメントを選ぶなら、花百花にお任せください。
当店では、お盆の季節に合わせたお悔やみ用の白い花や、ペットの法要にぴったりのアレンジメントを取り揃えております。

また商品一覧から、お値段や色合いに合わせたお花をお選びいただけます。
価格帯も豊富に取り揃えておりますので、お客様のご予算に合わせた最適なお花がきっと見つかりますよ。

白い花から、清楚なピンク、それぞれの花言葉も含め、お花のスタイルを特集して紹介しています。
また、プリザーブドフラワーのセットもございますので、水やりの手間を気にせず、そのまま飾っていただくことが可能です。

更に花百花を利用すれば、遠方に住んでいる知人や家族へも、オンライン注文で手間をかけずにお花のギフトやお盆の際にお供えするお花を贈れます。

また、花百花では夏に旬を迎えるお花や、母の日や誕生日、結婚や出産などお祝いに最適なフラワーを多数取り揃えております。
バラ、カーネーション、その他観葉植物などから好きな品種を選び、お部屋に彩りを添えてみてはいかがでしょうか。

もし「何を選んだらよいのか分からない…」という時は、お花の専門家である「お花コンシェルジュ」に質問してみてください。
例えば、どのような花がふさわしいのか、どのくらいの期間持ちがよく、どのような方法で飾ったら良いのかまで、親切・丁寧にガイドします。
さらに花百花のサービスでは、お花に添えるメッセージカードの入れ方や、供え物と一緒にお菓子を添えるマナーなど、細かな点もしっかりと表示してご案内しています。

今回の記事で紹介されているお盆のお花の相場を参考に、あなたの予算に合った美しいお花を選んで、大切な人への感謝の想いを形にしてみてはいかがでしょうか。

≫ ≫ 法要、お供え花束・アレンジメント| 花百花 ‐hanahyakka‐

お盆の花の値段や相場を知って
正しくご先祖様を迎えよう

お盆は、ご先祖様をお迎えして供養するという、古来から大切にされてきた行事です。
地域ごとに時期や風習は違うこともありますが、お花を飾るという点は共通します。

お葬式のように高額なお花代をかけることは少ないので、無理のない予算の範囲でお花を飾り、ご先祖様をお迎えしましょう。

関連記事:お盆の飾り付けの仕方は?飾りの意味から片付け方まで徹底的に解説

関連記事:秋の七草に代表される草花にまつわる日本の行事

RECOMMENDED ITEM