2023/04/02

母の日の由来とは?ギフトに最適なカーネーションの色と花言葉

毎年、5月の第2日曜日と定められているのが母の日です。
早めにカレンダーで日付を確認しておきましょう。
4月の終わり頃から、さまざまなショップで母の日ギフトがディスプレイされますね。

母の日によく選ばれるプレゼントといえば、お花に関する商品です。
なかでもカーネーションは母の日にぴったりのお花として有名ですが、カラーバリエーションが豊富なので選ぶのに迷う人も多いでしょう。
そこで、今回は母の日の由来とカーネーションのカラーの花言葉を紹介します。
それぞれの意味を知り、母の日のギフトを選ぶ参考にしてくださいね。

母の日の由来。
いつから感謝を伝えるようになった?

母の日の定番ギフトはカーネーションですが、なぜ数ある花のなかでもカーネーションが定番になったのでしょうか?
それは、母の日の由来を知ると分かります。

近代の母の日の由来はアメリカ発祥

母の日の発祥は、1907年のアメリカです。
当時、戦争をしていたアメリカ国内において、アン・ジャービスという女性が負傷兵の衛生改善活動に力を入れていました。
その娘、アンナ・ジャービスが母へのリスペクトと愛を込めて、母が教師をしていた教会で、5月12日に母の好きな白いカーネーションを配ったのが始まりです。

1914年に当時の大統領ウッドロー・ウイルソンが正式に母の日を制定し、やがて世界中へ広まりました。

実は母親に感謝を伝える日は以前からあった

しかし、母親へ感謝を伝える日は、1907年よりも前にありました。
キリスト教暦では、イースター(復活祭)からさかのぼって40日間がレント期間と呼ばれています。
その期間の第4日曜日が「マザリング・サンデイ」です。
その日は、地元へ帰省し特別な礼拝を行い、家族で過ごします。
そして、母親にプレゼントを渡して感謝を表すことをしていたようです。

日本では大正時代に広まった

日本に「母の日」が伝わったのは、明治時代後期といわれています。
大正時代に入ると、キリスト教会や日曜学校といった場所で祝うようになりました。
やがて、お菓子メーカーが母の日ギフトのキャンペーンを始めると全国各地で認知され、1947年に5月の第2日曜日が母の日となったのです。

母の日に贈るカーネーションが
「白」から「赤」に変わった理由

母の日創設のきっかけであるアンナが配ったのは、母が好きな白のカーネーションでした。
母の日が流行した当初は白いカーネーションが定番だったものの、その後は、母親が亡くなった人は白いカーネーションを、母親が健在の人は赤いカーネーションを贈るというように区別するようになりました。

その際に赤と白で区別することで傷つく子どもがいる、という声があったことから、現在では赤色のカーネーションを贈ることが定着し一般的になったのです。

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母の日のカーネーションは
カラーで花言葉が変わる!

ここからは、母の日におなじみの花ギフト、カーネーションを深掘りします。
カーネーションはさまざまな色があり、色によって花言葉も違うので、カーネーション選びの参考にしてくださいね。

赤いカーネーションの花言葉

赤いカーネーションの花言葉は『真実の愛』や『母への愛』です。
カーネーションの赤はとても鮮やかなので、豪華な花束を贈りたいときにも選ぶといいでしょう。

深い赤色のカーネーションの花言葉

深い赤色のカーネーションの花言葉は『心の悲しみ』です。
華やかな色合いの中に深い赤色があると、デザインの幅が広がり、奥行きのある花束になります。
花言葉を気にしない人向けに選ぶか、花言葉ではなくデザイン重視で選んだ旨を添えて贈るといいでしょう。

ピンクのカーネーションの花言葉

ピンクのカーネーションの花言葉は『温かい心』や『感謝』です。
これまでの心配りへ感謝を伝えられ、愛らしい花束にもなります。

オレンジのカーネーションの花言葉

オレンジのカーネーションの花言葉は『純粋な愛』です。
明るく華やかで、花束に入れると愛らしい印象が加わります。

青色のカーネーションの花言葉

青色のカーネーションの花言葉は『永遠の幸福』です。
花言葉も母の日にふさわしく、珍しい色なのでサプライズにもなります。

紫色のカーネーションの花言葉

紫色のカーネーションの花言葉は『誇り』や『気品』です。
お母さんへのリスペクトを伝えるのにふさわしく、花束のおしゃれ度もグッと高まります。

母の日に避けた方が良いカーネーションの色

白と黄色のカーネーションは爽やかで愛らしいのですが、母の日には避けた方がいいといわれています。
海外では白のカーネーションが、「亡くなった母へ贈る」花として知られているためです。
黄色のカーネーションは、『嫉妬』や『軽蔑』といった花言葉が含まれるため、花言葉を気にしない人に向けて選ぶか、愛らしい見た目から選んだと一言添えることをおすすめします。

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母の日の由来にも注目!
感謝を込めてカーネーションを贈ろう!

母の日は海外発祥のお祝いごとですが、日本でも大正時代から知られているイベントです。
母の日の贈り物といえば赤いカーネーションが定番ですが、ピンクや紫、オレンジなども使うと、鮮やかな花束になり喜ばれるでしょう。

カーネーションの花言葉を意識してブーケを作る場合、それぞれの花言葉を書いたメッセージカードを添えてみましょう。
「いつもありがとう」という感謝の気持ちと一緒に届けることができますよ。お母さん、お義母さんにとって思い出の1ページとして心に残るといいですね。

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