2023/11/18

ドラセナ・マッサンゲアナの基本情報!育て方や注意点もご紹介!

皆さんは観葉植物の人気商品の一つ、ドラセナの"マッサンゲアナ"という品種をご存じですか?

別名「幸福の木」とも呼ばれていて、自宅やオフィスなど様々な場所でインテリアグリーンとして楽しまれています。

お祝いのギフトとしても人気ですので、「プレゼントされたことがある」という方もいらっしゃるでしょう。

この記事ではそんなドラセナ・マッサンゲアナの基本情報の紹介や育てるときのポイントを解説していきます!

ドラセナ・マッサンゲアナの全容を解説

まずはドラセナ・マッサンゲアナの基本情報について見ていきましょう!

基本情報

ドラセナ・マッサンゲアナはドラセナ属キジカクシ科の常緑性植物です。学名はドラセナ・フレグランス(Dracaena fragrans)と言い、開花すると強い香りを放つことからフレグランスという名前がついています。

ドラセナ属は50種類以上の品種が確認されていますが、観葉植物として一番人気があるのがマッサンゲアナです。原産国は主にギニアやエチオピアで、熱帯アジアやアフリカなどの熱帯地域でも原生しています。

特徴

見た目は、太い幹がまっすぐに伸び、植物というよりかは木のような樹形になります。樹高が高く地植えの株は約6m程にまで生長するので、鉢植えとして販売されている株は鉢のサイズに応じてカットされています。

マッサンゲアナは葉に黄色の斑が入っているのが他のドラセナ属と異なる特徴で、深緑と黄色のコントラストがとても綺麗です。

中型以上の株は稀に開花することがあり、5?7年に一度、小さな白い花を大量に咲かせます。開花条件は不明ですが、管理の行き届いた株の方が比較的開花しやすいようで、開花すると学名の通り、強い香りを放ちます。

別名の由来

ドラセナ・マッサンゲアナは別名「幸福の木」とも呼ばれています。

これにはハワイで神聖な植物として扱われているコルジリネ・ターミナリスという植物が関係しています。

コルジリネは別名グッドラックプラントと呼ばれており、魔除けとして一般家庭に飾られたり、身に着けて着飾る用途で用いられていました。

この縁起の良い植物をたくさんの地域に拡散したいとなったときに障害として阻んだのが育成環境です。

コルジリネはハワイの気候以外では育成が難しく、海外への流通が困難でした。

そんな時に白羽の矢が立ったのが、見た目がとても似ているドラセナ・マッサンゲアナだったのです。

今ではドラセナが「幸福の木」として全世界で認識されていて、マッサンゲアナ以外のドラセナ属も幸福の木として扱っている地域もあります。

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初心者必見!ドラセナ・マッサンゲアナの育て方

ドラセナ・マッサンゲアナは熱帯地域に自生している品種ですので寒さに弱いという点はありますが、それさえ注意していれば初心者にも育てやすい植物です。

項目ごとにお手入れのポイントを見ていきましょう!

置き場所

ドラセナは耐寒性が低く耐陰性も程々ですので、1年を通して日当たりを確保することが置き場所を決める上でのポイントです。

日光が当たる明るい風通しの良い場所に置きましょう。直射日光は葉が焼けてしまう可能性があるので室内で管理することをおすすめします。

日陰に置いてもすぐに枯れることはありませんが、斑入りの鮮やかな色が薄れたり、徒長の原因にもなります。日陰で飾る場合は、日に数時間でも良いので日光浴をさせてあげると元気育ちます。

冬は室内でも温度管理に注意が必要です。空調の直風が当たらない場所で、10℃以下の気温を避けてください。

水やり

土が乾ききったら鉢底から水が溢れ出るくらいにたっぷりと水やりをしましょう。

ドラセナ・マッサンゲアナの水やりは、土が乾いてきたら一度しっかり乾かしきるのがコツです。

乾燥には強い品種なので、適度な乾燥状態を設けることで用土内に栄養や酸素が行き渡ります。

冬は植物の休眠期ですので、更に乾燥状態を長くしましょう。

水やり回数の目安としては、生長期の春から秋は月に4?8回、休眠期の冬は月に1?2回程度です。

植え替え・用土・肥料

観葉植物の植え替えは2?3年に1度が基本です。また、土の水はけが悪く感じたり、鉢から根が飛び出てしまっていたら植え替えのサインです。市販の観葉植物用の土を用意し植え替えをしましょう。

ドラセナ・マッサンゲアナは基本的に肥料なしで育ちますが、大きく育てたい場合や、植え替え直後は肥料を与えることも可能です。緩効性の置き肥を生長期に与えましょう。

剪定

剪定は以下のタイミングで行いましょう。

・傷んだ葉を見つけた時

・葉が茂りすぎて風通しが悪い時

・樹高を伸ばしたくない場合

樹高を伸ばしたくない場合以外は通年いつでも剪定をしても問題ありませんが、幹を大きくカットする場合は生長期の5?7月に行いましょう。切り口の横から新芽が上方向に伸びてきますので、狙った樹形になるようにあらかじめ考えながらカットしましょう。

ドラセナ・マッサンゲアナを育てる際の注意点まとめ

初心者にも育てやすいドラセナ・マッサンゲアナですが、以下に注意点をまとめました。

・直射日光を避けながら適度な日当たりを確保して葉焼けや徒長を防ぐ

・水のやりすぎによる根腐れ

・室内に飾る場合は葉にホコリが溜まらないよう掃除

・10℃以下の気温を避ける、室内でも窓際は寒さに注意が必要

・万が一虫が発生した場合は薬剤入りスプレーで早期に駆除

ドラセナ・マッサンゲアナは比較的虫が発生しにくい品種ですが、万が一の可能性を踏まえて小まめに株の状態をチェックしましょう。掃除するときは、葉の付け根にホコリが溜まりやすいので要チェックです。

ドラセナは稀に炭疽病というカビが原因の病気にかかることがあります。葉の表面に、灰色や黒い斑点ができたり、細かな穴が空いているのを見つけたら発症している可能性があります。症状が出ている葉の枝ごとカットして様子を見ましょう。

ドラセナなど人気の観葉植物を「花百花」で比較!

「幸福の木」として知られるドラセナ・マッサンゲアナの魅力についてご紹介しました。ドラセナのように美しさと縁起の良さで多くの人に愛されている観葉植物は、新築・引っ越し、開店・開業の祝いなど、大切な節目の贈り物に最適です。

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魅力的なグリーン「ドラセナ・マッサンゲアナ」を育てよう!

ドラセナ・マッサンゲアナは、美しい葉の色合いと丈夫な性質から、観葉植物の中でも非常に人気が高く、特に、オフィスやリビングルームなどのインテリアに合わせたスタイリッシュなデザインが注目されています。

また、初心者でも手軽に育てることができるため、ホームセンターや園芸店などの植物販売店では、人気の高いアイテムの1つとして扱われています。

もし、まだ一度もドラセナ・マッサンゲアナを見たことがないのであれば、その美しい葉の色合いに驚くことでしょう。深い緑色と鮮やかな黄色の縞模様がとても魅力的で、その見た目に惹かれて、手軽に育ててみたくなるかもしれません。

初心者でも手軽に育てることができるので、是非一度育ててみることをおすすめします。

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