2024/06/06

相場はどれくらい?関係性で変化する結婚祝い

結婚は、一生に一度の晴れ舞台。祝福するこちらも幸せな気分になりますね。とはいえ、結婚祝いを贈るときに少々悩むのが、ご祝儀の金額でしょう。

一般的には3万円とされており、特に迷う必要はないかもしれませんが、相手との関係を考えると、3万円という金額が妥当なのか否か迷うこともあるでしょう。
また、自分の余裕があれば結婚祝いは奮発したいこともあるでしょう。金銭以外でお祝いを渡してもいいのかどうかも、気になるところですよね。

このページでは、結婚祝いの金額の相場や年齢別での相場、相手との間柄や関係性を考慮した場合の相場についてご紹介します。具体的な金額を挙げて解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

結婚祝いの相場を決める3つのポイント

結婚祝いの相場を決める3つのポイント

結婚祝いとして、ご祝儀の金額を決める際のポイントは3つです。

�@ 新郎新婦と自身の関係性
�A 自身の年齢
�B 結婚式、披露宴への出欠

�@と�Aについては、のちほど詳しく解説させていただきます。
�Bについてですが、結婚式、披露宴に出席しない場合、相場の3分の1程度を包みましょう。結婚式のみの出席の場合は、1万円が相場になります。
金銭以外を贈る場合の金額は、相場と同じ1万円前後ですが、ギフトの品と金銭を一緒に贈る場合は、合計金額が相場と同等になるように調整しましょう。
出席の返事を出した後、急遽欠席せざるを得なくなった場合、出席した時に渡す予定だった金額、もしくは2万円から3万円を包みましょう。引き出物や料理はすでに用意されていますし、そのキャンセル分は新郎新婦に負担させることになるからです。
ちなみに、料理と引き出物代で平均2万6000円ほどだそうですので、それも頭の片隅にとどめておきましょう。
新郎新婦が忙しい時期ですので、ご祝儀は結婚式の1週間ほど前までに直接手渡しするか、現金書留で送付します。
避けたいことですが、当日欠席することになった場合は、早急に欠席の連絡を入れた後、ご祝儀はなるべく早く郵送するか、直接訪問して手渡ししましょう。

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友人への結婚祝いは約3万円が相場

友人への結婚祝いは約3万円が相場

友人へのご祝儀の相場は、1万円〜3万円ほどです。おそらくほとんどの方が「3万円」を包むと思われますので、それに合わせるのが無難です。
自分が先に結婚祝いをもらっている場合は、その金額に合わせるのがベストです。結婚式や披露宴に参加しない場合は1万円前後で、金銭でもプレゼントでもかまいません。
結婚式や披露宴に参加する場合は、自分の年齢が20代の場合は2?3万円、30代、40代の場合は3?5万円が目安になります。
ちなみに、夫婦で友人の結婚式に参加する場合は5万円〜7万円が相場です。子供連れで参加する場合は、子供の料理の有無で金額を上乗せします。お子様用メニューは大人の3分の1から半分ですので、その分を上乗せすると考えるのが良いでしょう。中学生以上になって大人と同じ料理を食べる場合は、そのあたりも考慮してご祝儀を包みます。

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兄弟姉妹への結婚祝いは5万円が目安相場

兄弟姉妹への結婚祝いは5万円が目安相場

兄弟姉妹へのご祝儀の相場は、友人よりも少し高く、3万円〜5万円ほどです。
自分の年齢が20代の場合は3万円〜5万円、30代の場合は5万円、40代の場合は5万円〜10万円が目安になります。
ご祝儀を贈る相手が兄弟姉妹であれば、年齢が上がれば上がるほど包む金額が大きくなることがほとんどです。余裕があるなら最低でも5万円、奮発するなら20万円以上包むこともあります。

親族への結婚祝いは親戚で金額を合わせてもOK

親族への結婚祝いは親戚で金額を合わせてもOK

親族へのご祝儀の相場は、兄弟姉妹と同様3万円〜5万円ですが、甥や姪の場合は1万円〜3万円ほどのプレゼントでも大丈夫です。
自分の年齢が20代の場合は2万円〜3万円、30代の場合は3万円〜5万円、40代の場合は5万円〜10万円が目安になります。
なお、親族へのご祝儀の場合は親戚同士で金額を合わせることが多いため、一度確認することをおすすめします。特に合わせることがない場合は、親しいかどうかで金額を変動させてもかまいません。
親しく付き合いがあったり互いに行き来があったりする場合は最低でも5万円から、疎遠であったり特に親しく付き合いがない場合は、相場の金額かそれより少し低いくらい(2万円程度)を包むことが多いです。
もう一つ確認しておきたいのは、親と一緒に出席する場合のご祝儀の包み方です。
地域によって考え方が違うので一概には言えませんが、親族間で「子が独身の間は同世帯」とするか、「独立していれば独身でも別世帯」と考えるかで、自分がご祝儀を包むかどうかが変わります。
同世帯なら親がご祝儀をまとめて包みますし、別世帯ならご祝儀も別々に包むことになります。出席前に既婚のきょうだいや親世代に確認しておきましょう。

会社の同僚の結婚祝いは複数人で贈るのも◎

会社の同僚の結婚祝いは複数人で贈るのも◎

会社の同僚へのご祝儀の相場は、2万円〜3万円です。結婚式や披露宴に参加しない場合は、3,000円〜1万円ぐらいになります。結婚式や披露宴に参加しない人で、ご祝儀を集めてまとめて贈ってもいいでしょう。ご祝儀としてプレゼントの品物を贈っても喜ばれると思います。
なお、上司から部下へのご祝儀は1万円が目安です。
結婚式や披露宴に参加するなら、自分の年齢が20代の場合は2万円〜3万円、30代、40代の場合は3万円が目安になります。
ちなみに、取引先などの会社関係の方へのご祝儀は、会社からなら5万円、個人からなら3万円が相場になります。

相場に迷ったら「ペア」を連想させる「2万円」が縁起がいい

相場に迷ったら「ペア」を連想させる「2万円」が縁起がいい

ここまでご紹介した相場に合いそうにない、どうもしっくりこないという場合は、2万円を包むことをおすすめします。

結婚祝いなどに偶数は「別れる」として敬遠されていましたが、近年では2はペア、8は末広がりとして縁起がいいとされ、ご祝儀としても問題ないとされています。逆に奇数であっても、9は「苦」を連想させるのでよくないとされています。

結婚祝いだからと奮発したくなる気持ちがあるかもしれませんが、あまり高額になると相手に気を遣わせたり困らせてしまうことになります。お返しのこともありますので、そのあたりも配慮して金額を決めるといいでしょう。

まとめ

結婚祝いの相場について解説しました。
結婚祝いのご祝儀は、意外と迷う部分があるかもしれません。友人なら3万円がほぼ固定のようになっていますが、兄弟姉妹や親族は、かなり流動的な金額になります。

自分と相手との関係性も考慮しなければならないので、相場とされる額の幅も広いですが、まずは自分が「お祝いをしたい」という気持ちを伝えることが大切です。
この記事で解説したポイントを参考にして、結婚祝いの金額を決めてみてください。

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