みなさんは観葉植物を部屋に置いて雰囲気を変えてみたいと思ったことはありませんか。しかし、いざ観葉植物を選ぼうとしても、サイズや価格、どんな種類を選べば良いかなど、迷うこともたくさんあるでしょう。
そこで今回は観葉植物の中でも人気が高い「インドゴムノキ」をご紹介します。インドゴムノキは楕円形の濃いグリーンの葉が特徴の観葉植物で、園芸やガーデニング用としても魅力的。基本概要に加えて管理の方法や、どんな人におすすめか、またおしゃれな飾り方のポイントなど関連する情報についても一覧で解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
インドゴムノキ(フィカス・エラスティカ)の基本情報
インドゴムノキはクワ科イチジク属の常緑高木です。英名では「フィカス・エラスティカ(ficus elastica)」と呼ばれます。「ゴムの木」という名のとおり、葉や幹を傷つけると天然ゴムの原料になる白い樹液が出てきます。
「フィカス・バーガンディ」や「フィカス・ウンベラータ」など、ゴムの木の仲間であるフィカス属はとても種類が多く、世界中に約800種類以上あるといわれています。
インドゴムノキ(フィカス・エラスティカ)の基本情報
インドゴムノキは主にインドが原産で、観葉植物の中でもメジャーな部類に入ります。最近では本来のインドゴムノキから派生した園芸品種のデコラゴムノキが、インドゴムノキとして多く流通しています。
インドゴムノキとデコラゴムノキの違いは葉の形などでの見分けが可能です。インドゴムノキは縦長で楕円形の葉を垂らすようにつけます。それに対してデコラゴムノキの葉は丸みを帯びた楕円形で、全体的に葉が立つようにつくのが特徴です。
インドゴムノキ(フィカス・エラスティカ)の特徴
インドゴムノキは、自生地では高さ30mにもなる高木です。しかし生育環境によってはそれほど大きくならず、販売されている多くの樹高は10?200?p程度になります。
葉は厚く楕円形をしており、樹高によっても違いますが多くは長さ30cmほどで光沢がある濃い緑色です。葉に斑が入る品種も多数あり、サイズも卓上に置けるものから大鉢まで多岐にわたります。
インドゴムノキは温かい地域が原産の熱帯植物なので、暑さには強いですが寒さには強くありません。耐寒性が低いので冬越しするときは温度が10℃以下にならないよう注意してください。
日陰でも生育可能ですが、もともとは日当たりが良いところを好む植物です。室内なら南側の窓の近くに置きましょう。
インドゴムノキ(フィカス・エラスティカ)の花言葉
インドゴムノキには「永久の幸せ」という花言葉がつけられています。「永久の幸せ」という言葉に思いを込めて自宅用に購入するのはもちろん、お祝いなどの贈答用に購入されることも多くあります。
関連記事:フィカス・アルテシマの基本的な育て方!お手入れ・増やし方もご紹介
インドゴムノキ(フィカス・エラスティカ)がおすすめの人
インドゴムノキはどういった方におすすめなのでしょうか。ここでは3つのパターンをご紹介します。
観葉植物を育てるのが初めての方
特徴を理解すればお世話がそれほど難しくないので、初心者の方におすすめです。
レースカーテンを閉めた窓際に置いて適度な日当たりを保つこと、寒い季節に気温が低くなりすぎないように注意すること、水やりのタイミングなどに気をつけてお世話をしましょう。
春から秋にかけて、水やりは土が乾いたらたっぷりと与えます。冬は土が乾いて2、3日たってから水やりをしてください。
水やりなどお世話をすることでインドゴムノキに愛着がわき、心が癒やされますよ。
お祝いのギフトを探している方
結婚のお祝いや新築のお祝いのお祝いを探している方にも、インドゴムノキはおすすめです。「永久の幸せ」という花言葉を添え、思いを込めて贈りましょう。
ただし、観葉植物は受け取ったあともずっとお世話が必要な贈り物です。難しくないお世話とはいえ続ける余裕はあるのか、置く場所はあるのかなどを事前に確認してから贈りたいですね。
贈りたい方の受け入れる準備ができていれば、初心者にもお世話がしやすくポジティブな花言葉を持つインドゴムノキは、とても喜ばれる贈り物になるはずです。
ビジネスシーンでのギフトを探している方
日の光をたっぷり浴びて成長するゴムの木は、風水的に陽の気を持つとされています。また丸みをおびた葉は良い気を取り込み悪い気を中和させるとも考えられているそうです。
開店祝いや開業祝いなど、ビジネスシーンでのギフトを探している方は、風水的な役割を意識してインドゴムノキを選ぶのはいかがでしょうか。
さまざまな面で明るい未来へ導いてくれると言われるゴムの木は、お店や会社、仕事の成功を願うものとしてぴったりの贈り物です。またオフィスでの癒しとしての効果も期待できそうですね。
関連記事:大きな葉が特徴的なカシワバゴムノキ!基本情報や育て方を紹介
インドゴムノキをおしゃれに飾るアイデア
インドゴムノキは、サイズによって置き場所や印象が変わります。
つくりたい雰囲気に合わせた飾り方を3つご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
小さめサイズなら出窓や棚の上に飾ってワンポイントに
インドゴムノキは、小さめサイズでも幹の動きや葉の肉厚さなどで存在感は抜群です。お部屋が殺風景だと感じたら、出窓や棚の上、机の上などに置いてみると、うるおいのある雰囲気に様変わりしますよ。
大きめサイズはリビングのシンボルツリーに
リビングに飾るなら大きめサイズが良いでしょう。大きなインドゴムノキのそばに行けばまるで森の中にいるような気分が味わえます。
あれこれ飾らなくても大きめサイズのインドゴムノキをひとつ置くだけで、部屋の中の注目を一点に集められます。心も落ち着き、癒し効果も抜群です。
窓の外に置いて目隠し効果も
インドゴムノキは自生地では高さ30mにもなります。品種や土地の気候にもよりますが、窓の外に大きめインドゴムノキを置くことで外から中は見えず目隠しができ、部屋の中からは美しい緑が映える景色になります。寒さが苦手なので、気温が10℃以下になりそうなときは鉢を屋内に入れてくださいね。冬が暖かい地域のお庭があるお宅なら、直接地面に植えて育てるのも良いかもしれません。
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インドゴムノキを贈って幸せを届けよう
観葉植物は置いておくだけで葉の色や形状を観賞して楽しめる植物です。空間をおしゃれに演出してくれる重要な存在ですが、比較的手入れが簡単なのがうれしいですね。
そんな中でも、水やりの頻度が少なくお世話しやすいインドゴムノキは、初めて栽培する観葉植物としておすすめです。
インドゴムノキには「永久の幸せ」という花言葉があり、風水的にも大変良い意味を持っています。さまざまなシーンでの贈り物として選んでも喜ばれるでしょう。インドゴムノキに思いを込めて贈り、ぜひ大切な人に幸せを届けてくださいね。