インテリアグリーンとして観葉植物を飾るなら、珍しい種類の植物を置いてみたいと思いませんか？
今回は定番品種ドラセナの中でも比較的レアな種類“ジェレ”をご紹介します。
「ドラセナ・ジェレってどんな品種なの？」
「初心者でも簡単に育てられる？」
ジェレは、きっと皆さんもご存知の有名な観葉植物同士の掛け合わせ品種なんです。
この記事では、ドラセナ・ジェレの特徴や、育て方を紹介していきますのでぜひ参考にして下さい！
ドラセナ・ジェレの基本情報
ドラセナ・ジェレは、リュウゼツラン科ドラセナ属の常緑性の植物です。原産地は熱帯アジア等の亜熱帯地域で、広範囲に自生しています。
ドラセナ・ジェレは幸福の木と呼ばれているドラセナ・マッサンゲアナと、青年の気でお馴染みのユッカ・エレファンティペスの交配種で、観葉植物としての流通量が少ないため、50種類を超えるドラセナ属の中でもレアな品種です。
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ドラセナ・ジェレの特徴は他のドラセナと異なるビジュアル
ドラセナ・ジェレは、幹が竹のような見た目をしており、樹形が全体的に緑色の美しい見た目が他のドラセナ属とは異なる特徴です。
葉には黄緑色の斑がライン上に入っており、メインの緑色とのコントラストがとても美しいのも魅力の一つ。ドラセナ定番品種の幸福の木は、幹の先端をカットし、脇から伸びる枝が特徴的ですが、ジェレは先端をカットしていない株も多く、スタイリッシュな見た目が好きな方におすすめです。
ドラセナには色々な種類があります！ジェレ以外の定番品種
ドラセナの定番品種も検討したい方は以下の品種がおすすめです。
ドラセナ・マッサンゲアナ
ドラセナ属の中で一番有名なのは「幸福の木」でお馴染みのマッサンゲアナです。
ハワイで縁起の良い植物として扱われていたのが始まりで、祝い事等のギフトにおすすめの品種です。
関連記事：ドラセナ・マッサンゲアナの基本情報！育て方や注意点もご紹介！
ドラセナ・コンパクタ
小型の植物を探している方におすすめしたいのが、ドラセナ・コンパクタ。
生長が緩やかで、3〜5合鉢のサイズで長く楽しめる品種です。
関連記事：小型で飾る場所を選ばないドラセナ・コンパクタの育て方！
ドラセナ・マルギナータ
「真実の木」という別名もついているドラセナ・マルギナータ。
葉の色が赤い種類も存在し、奇抜な見た目が人気の品種です。
関連記事：【真実の木】ドラセナ・マルギナータの基本情報と育て方
ドラセナ・ジェレの購入方法はネット通販がおすすめ
ドラセナ・ジェレは流通量が豊富ではありませんので、お近くのホームセンターや園芸店に足を運んでも見つけられない可能性が高いです。
ドラセナ・ジェレを購入する際はネット通販を利用しましょう。
オンラインショップであれば、幅広い地域の店舗の取扱商品を一度に見ることができますし、お店によっては店頭に並んでいない生産所の商品情報が確認できる場合があります。
ドラセナ・ジェレは初心者でも育てられる！
熱帯地域原産のドラセナ属は生命力が強いので、ジェレに関しても簡単に育てることができるんですよ！ここからは初心者でも簡単にできるお手入れのポイントを見ていきましょう！
ドラセナ・ジェレの管理において一番重要なのは置き場所。ポイントは日当たりと通気性です。
日当たりと風通しの良い、明るい場所が一番理想的です。耐陰性があまり高いわけでは無いので、室内で育てる場合は日の当たらない暗い部屋はなるべく避けましょう。
暗めのお部屋に置きたい場合は、日に数時間は日当たりの良い場所に移してあげましょう。屋外で育てることも可能ですが、気温が5℃を下回る時期には室内に移動させないと枯れてしまう可能性があります。
水やりは冬場は控える
ドラセナ・ジェレの水やりは、鉢の土が完全に乾き切ったことを確認してから、鉢底から水が溢れ出るくらいたっぷりと水やりをします。
水やり時にはしっかりと潤わせ、その後しっかりと乾かせてあげるのがポイントです。
冬は休眠期になるため、乾燥気味に育てて耐寒性を確保する必要があります。土が乾いたのを確認してから2日程経過してから水やりをしましょう。
ドラセナ・ジェレの肥料と剪定
ドラセナ・ジェレは肥料を与えなくても健康的に育ちやすいため、基本的に肥料なしで育てるのがおすすめです。
株を大きくしたいなどの理由で肥料を与える場合は、生長期に当たる4〜9月の時期に、肥料メーカーの容量に沿って与えましょう。
夏の猛暑日は、肥料を与えても植物がバテて栄養を吸収しきれずに肥料焼けを起こすこともありますので注意しましょう。
剪定はタイミングを見て
剪定は見た目のバランスが気になった時や、古い葉を見つけた時に随時行いましょう。
剪定バサミを使って、葉を付け根からカットしてあげればOKです。
古い葉をカットすることで、新芽に栄養が行き渡りやすくなるメリットもあります。
ドラセナ・ジェレの植え替えと用土
観葉植物の植え替えは2、3年に一度が目安です。ドラセナ・ジェレは大型に生育できる品種ですので、樹形に対して鉢が窮屈そうだったり、土に水が浸透し辛くなっていたら植え替えの合図です。
用土は市販の観葉植物用の土で問題ありません。一回り大きい鉢を用意して植え替えましょう。
植え替えは、新たな環境に馴染みやすい冬以外の生長期に行うのがおすすめです。
ドラセナ・ジェレのよくあるトラブルと対処法！
ドラセナ・ジェレを育てる上でのトラブルについて、他にもこんな点に気をつけてほしいという3つのポイントを解説します。
害虫の発生
ドラセナは害虫が発生しにくい品種ですが、屋外の不衛生な環境に置いているとハダニが湧くことがあります。専用の殺虫スプレーで駆除しましょう。
葉の極度な乾燥
乾燥気味に育てるのは良いことですが、葉の表面が極度に乾燥してしまうと、見た目が悪くなったり、カイガラムシが発生する原因になります。霧吹きで葉水をこまめにすることで綺麗な見た目の維持、虫の予防ができます。
葉焼け
直射日光に当てすぎると、葉が変色する葉焼けを起こしてしまいます。室内でも窓際に置いていると葉焼けすることがあるので注意が必要です。変色してしまった葉の色は戻ることがありませんので、剪定して除去しましょう。
花百花で見つかる観葉植物の新しい魅力
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希少なドラセナ・ジェレとの出会いは大切に
ドラセナジェレは、美しい緑色の葉と独特な形状が魅力的な観葉植物です。
その珍しさや希少価値が高いことも、手に入れる人にとって特別な存在を手に入れたような感覚を与えます。
希少種だけあって、なかなか手に入りづらい品種ではありますが、ネットショップでは見つけることが出来るかもしれません。
幸運を願う人々からも愛されているドラセナ・ジェレとの一期一会の機会を大切にしたいですね。