オランダシャクヤクは豪華な花形と豊かな色彩の美しい花を咲かせることで知られています。
花壇や庭の中でも見栄えがよく、写真に撮っても映える、華やかな雰囲気を演出するのに最適なお花です。
より美しい花を楽しむために植え付けや管理を適切に行いたいですね。
今回はオランダシャクヤクの植え付け方法や管理ポイントについて詳しく解説します。
オランダシャクヤクは別名セイヨウシャクヤクとも呼ばれる芍薬
オランダシャクヤクは別名セイヨウシャクヤクとも呼ばれます。日本のシャクヤクに比べて花の大きさや色味が異なりますが、一般的に同じように栽培されます。
オランダシャクヤクは、ヨーロッパやアメリカの一部やシベリアなどの地域に分布しています。
花は、白やピンク、赤、紫などの色があり、八重咲きや半八重咲きなどの形があります。 オランダシャクヤクの花言葉は「恥じらい」「あなたを愛しています」「あなたを待っています」などです。
オランダシャクヤクってどんな花?基本情報を紹介
オランダシャクヤクはボタン科ボタン属の多年生草本類の一種です。
春から初夏にかけて咲き、花径は5?10cmほどで一重咲きや八重咲きのものがあります。花色は、白、ピンク、赤、黄など多彩で、豪華な花びらが特徴的です。花の中心には多数の雄しべや雌しべがあります。
葉は大型で、深緑色の美しい葉の姿が魅力的です。成長によって異なりますが、一般的には60?90cmほどの高さに成長します。
オランダシャクヤクの植え付け時期は9月〜10月ごろ
オランダシャクヤクの植え付けは、4?5月ごろ、もしくは9?10月ごろが適期です。球根はこの時期に販売されることが多いです。
植え付けるときは、球根の先端が上になるように土の中に埋めます。球根の深さは土の表面から10cmくらいにします。球根の間隔は約30cm取ります。植え付けたあとは水やりをして土を固めます。
オランダシャクヤクの植え付けまでの管理方法
オランダシャクヤクは種から育てられますが、発芽までに時間がかかります。種を採取したら水に浸して沈んだものだけを選び、湿った脱脂綿に置いて発芽させます。発芽したら日当たりと水はけのよい場所に鉢植えまたは地植えします。
苗から育てたい場合は、茎が太くしっかりしていて葉につやがある苗を選びます。ポット苗で多くの品種が出回るので、気に入ったものを選びましょう。
オランダシャクヤクの苗は、植え付けるまで屋外で管理します。日当たりと水はけがよく、有機物に富んだ肥沃で乾燥しないところに置きます。
土が乾いたらたっぷりと水をあげてください。肥料は液体肥料を月に1?2回与えます。
【庭植えの場合】オランダシャクヤクの植え付け方
オランダシャクヤクの植え付けは、4?5月もしくは9?10月ごろが適期です。
土は日当たりと水はけがよく、有機物に富んだ肥沃で乾燥しないところが適します。
腐葉土やたい肥を混ぜて、根の部分を切り離した苗を植えます。植えるときは小さな芽が上に来るようにし、土が2?3cmほどかぶるようにします。水はけの悪い場所の場合は、土の下に砂利などを敷いて高く盛ります。
【鉢植えの場合】オランダシャクヤクの植え付け方
オランダシャクヤクの鉢植えは、8号サイズ以上の鉢を使用しましょう。
鉢底に赤玉土の大粒を敷き、赤玉土(中粒)4:鹿沼土4:腐葉土1?2:もみ殻燻炭1の割合で混ぜた土を1/3ほど入れます。苗を土の表面から5cmを目安に植え付けます。植えるときは小さな芽を上にして土を2?3cmほどかぶせます。水やりは土が乾いたらたっぷりと行い、鉢植えの場合は必ず屋外で管理します。
オランダシャクヤクの植え付け後の管理方法
オランダシャクヤクは、日当たりと水はけがよく、有機物に富んだ肥沃で乾燥しないところが適しています。水やりは土が乾いたらたっぷりと行います。鉢植えの場合は必ず屋外で管理しましょう。
肥料は春から秋にかけて、液体肥料を月に1?2回与えます。
花が終わったら花茎を切り取ります。
関連記事:ピオニー(芍薬)の花を楽しむ!牡丹との違いも解説
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オランダシャクヤクを育てて花壇をおしゃれに!
オランダシャクヤクは、みごとな咲き姿が人気の花です。白やピンク、赤、紫など色が豊富で、八重咲きや半八重咲きなど咲き方にもバリエーションがあります。そのため色や形の組み合わせでさまざまな雰囲気を作ることができ、花壇の寄せ植えや鉢植えなど自分好みに仕立てられます。
オランダシャクヤクを使ったおしゃれな花壇の作り方の一例をご紹介します。
白いオランダシャクヤクと青紫色のアイリスを組み合わせると、清楚で上品な花壇になります。白いオランダシャクヤクは、八重咲きや半八重咲きのものを選ぶと華やかさが増します。アイリスは高さがあるので、オランダシャクヤクのうしろに植えるとバランスがよくなります。
ピンクや赤のオランダシャクヤクと黄色やオレンジのチューリップを組み合わせると、明るく元気な花壇になります。ピンクや赤のオランダシャクヤクは、色が濃いものや淡いものを混ぜると奥行きが出ます。
チューリップは色や形が豊富でオランダシャクヤクと合わせやすい花です。
紫色のオランダシャクヤクと白やピンクのカーネーションを組み合わせると、優雅でロマンティックな花壇になります。紫色のオランダシャクヤクは、深い色や薄い色を使うとコントラストが出ます。カーネーションは小さくて可愛らしい花なので、オランダシャクヤクと相性が良いです。
ご紹介した内容を参考に適切な植え付けや管理をして、美しいオランダシャクヤクの花を咲かせてくださいね。
オランダシャクヤクを使ったおしゃれな花壇づくりにも、ぜひ挑戦してみてください。
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