4月の誕生花はアルストロメリアです。かつてインカ帝国が栄えていた南米エリアに自生していたことに基づく「インカのユリ」という呼ばれ方もあります。
インカ帝国は、15世紀から16世紀に繁栄した南米の国であり、全盛期は人口1,000万人を超えていました。現在のエクアドルからチリにまで及ぶ大帝国だったそうです。
アルストロメリアは、かわいい印象の花であり、明るくカラフルな色が特徴的です。花は大きく6種類に分類され、カラーバリエーションも豊富なため幅広い種類から選べます。よい意味の花言葉もあるので、贈り物に最適です。
おすすめのアレンジ方法も一覧でまとめているので、贈る際の参考にしてみてください。
4月の誕生花は「アルストロメリア」!基本情報を紹介
4月の誕生花であるアルストロメリアは、聞きなれないかもしれません。この花は4月から7月に咲く花であり、長く咲く花です。5日から14日間花を咲かせることができるため、一般的には切り花として流通しています。
近年では、品種改良が進んだこともあって、1年中見かけるようになりました。
4月の誕生花「アルストロメリア」は可愛くとても愛らしいカラフルな色が特徴
誰かに花を贈るとき、やっぱり気になるのは見た目です。花は見た目の「美」や「可憐」「可愛さ」が大事であり、第一印象が重視されます。
アルストロメリアは、1本の茎に複数の花が咲く、スプレー咲きをする花なので、一つひとつの花はそれほど大きくありませんが、ボリュームがあります。ブーケとして使われることも多い花です。
アルストロメリアは、可愛い印象の花です。カラーバリエーションが豊富であり、白、赤、ピンク、オレンジ、黄色があり、可憐さとエキゾチックな雰囲気があります。
花持ちのよさから花束にもアレンジメントにも最適です。他の花とも合わせやすいので、花を贈りたいときには選びやすい花ともいえるでしょう。
4月の誕生花「アルストロメリア」は6種類に分けられる
アルストロメリアは原産地の南アメリカを中心に約50種類が自生しており、球根の植物です。日本では大きく6種類に分けられます。これまでの品種改良の結果、現在では約100種類まで増えました。毎年新たな品種が出ているので、年々品種は増えています。
リグツ系は、耐寒性が高く、草丈が長い種類です。開花時期は4〜5月と短い時期に咲きます。
バタフライ系は、やや耐寒性が低く、小型で草丈が短い種類です。開花時期は夏から秋までと比較的長期間花を咲かせ続けます。鉢植えにも適しており、常緑性の種類です。
ペレグリナ系は、チリ北部が原産であり、寒さにはやや弱く、20〜40�pの草丈に成長します。花は大きく豪華な印象があり、鉢植えに向いている品種です。
カリオ系は、アルストロメリアの中では斑点が少ないため、他の花となじみやすく、アレンジメントをしやすい花です。暑さに強く、野性的な印象を受ける品種から甘く爽やかな香りが楽しめる品種まであります。
オーランチカ系は、耐寒性が高い一方で耐暑性が低いため、初夏に花が咲いても夏には花が終わります。地植えに向いているため、花壇に植えられることもある品種です。
ハイブリッド系は、異なる系統の品種をかけ合わせた交雑種です。毎年新しい品種が発表されており、開花は春が一般的ですが、形や性質は花によって異なります。
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【色別】4月の誕生花「アルストロメリア」の花言葉
アルストロメリアの花言葉は花の色によって異なっており、どの花言葉にも前向きでよい意味が込められています。全体的な花言葉は、「持続」「未来への憧れ」「エキゾチック」です。色別の花言葉は下記のとおりです。
・赤…幸い
・白…凛々しさ
・ピンク…気配り
・黄色…持続
・オレンジ…友情
・青…知性、冷静
花言葉の意味を考えて花を選ぶのも素敵ですね。
4月の誕生花「アルストロメリア」の代表的な種類5選
アルストロメリアの代表的な品種を紹介しましょう。これらの花は一般的に市場に出回っているため、入手しやすく誕生花のギフトとして贈るのにピッタリです。
4月の誕生花「アルストロメリア」の代表的な種類�@リグツ系
リグツ系は、花の中心部分に入る斑点が少なめで、ブーケで楽しむのにピッタリです。切り花として人気が高く、フラワーアレンジメントをする方にもよく選ばれます。
4月の誕生花「アルストロメリア」の代表的な種類�Aインディアンサマー
インディアンサマーは、オランダで品種改良された四季咲きの品種です。従来のアルストロメリアの花々と比べると、耐寒性も耐暑性も優れており、屋外で育てるのも難しくありません。風通しのよい場所で育てると、長く花を咲かせられます。
4月の誕生花「アルストロメリア」の代表的な種類�Bプルケラ
プルケラは、5〜7月に花を咲かせ、草丈が50〜100�pにもなる品種です。ブラジル、アルゼンチン、ペルーなどに自生し、花壇や切り花でよく利用されます。
4月の誕生花「アルストロメリア」の代表的な種類�Cロックンロール
ロックンロールは、オーストラリアで10年の年月をかけて作り出された品種です。色鮮やかな花だけではなく、斑入りの葉の色の変化を楽しめます。クリーム色から白と葉の色の移り変わりを楽しめる珍しい品種です。
4月の誕生花「アルストロメリア」の代表的な種類�Dポエム(スポットレス)
ポエムは茎が細く、薄いピンク色の繊細な花です。日本ではとても人気があり、名前の通り詩的な印象を受けます。
4月の誕生花「アルストロメリア」をメインとしたおすすめのアレンジ方法
アルストロメリアはカラーバリエーションも豊富でさまざまな種類がある花です。単独でもボリュームがありますが、アレンジメントとして利用するとまた印象も異なります。
アルストロメリアのおすすめアレンジ�@ユリやバラと組み合わせる
ユリやバラといった、単独でも存在感のある花とアレンジするのもおすすめです。アルストロメリアの明るい花々が、上品で高貴な印象のあるユリやバラの魅力を一層引き立たせるでしょう。
年代や女性や男性と性別を問わず喜ばれる組み合わせであり、可愛さと高貴さにあふれたアレンジメントです。
アルストロメリアのおすすめアレンジ�A赤や白でまとめる
情熱的なアレンジを求めている方には、赤と白のアルストロメリアでまとめる方法がおすすめです。赤と白のバイカラーは、華やかでお祝い事のイメージが強いため、さまざまな場面で使えます。
アルストロメリアには豊富な色がそろっていますが、あえて赤や白だけでまとめることにより、シンプルでありながらも強い印象を与えることができるフラワーでしょう。
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4月に贈りたい誕生花が見つかる「花百花」
4月の誕生日を迎える大切な方への贈り物は、4月の誕生花から選んではいかがでしょうか。
「花百花」では、多くのフラワーショップから、厳選された新鮮な誕生花をオンラインで手軽にご注文いただけます。
遠方に住む友人や家族へのお祝い事、そして感謝の気持ちの表現としてフラワーギフトを活用ください。何か疑問や相談があれば、お花の専門家「お花コンシェルジュ」が全力でサポートいたします。
花の魅力を最大限に感じるショッピングを、ぜひ「花百花」で。
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4月生まれの人には誕生花の「アルストロメリア」でお祝いしよう
アルストロメリアは4月の誕生花です。品種も多く、カラーバリエーションも豊富なので、組み合わせによって大きく印象を変えられます。可愛い印象が強い花ですが、ユリやバラといった高貴な花とアレンジするのも向いているので、誕生日をはじめ祝い事で花を贈る際に利用するのもよいでしょう。
花言葉も、「幸い」「友情」「気配り」などで、メッセージ性も高い花です。4月生まれの家族や友人へのプレゼントに迷ったら、オンラインショップを利用してアルストロメリアを選んでみませんか。
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