2023/05/29

喜寿のお祝いにおすすめの祝い方 由来や予算も解説

日本では、長寿を祝う習わしが「還暦」「米寿」「傘寿」「卒寿」と節目ごとにありますが、今回は77歳の祝いである「喜寿」について調べてみました。

住んでいる地域や家ごとのしきたりにより風習が異なるので、お祝いの仕方は変わりますが、本記事ではおすすめの喜寿の祝い方のポイントを紹介します。

また、喜寿をお祝いする前に、由来や予算についても覚えておき、素敵なお祝いの席にしましょう。

喜寿は77歳をお祝いする
日本発祥の長寿祝い

長寿の祝いといえば、赤い「ちゃんちゃんこ」を着る風習がなじみ深い「還暦」があります。
定年退職とともにお祝いすることもあるため、なじみ深いのかもしれません。

そして、100歳を祝う「百寿」まで、節目の年にお祝いをする習わしがあります。
では、その中でも日本発祥と言われている喜寿について、紹介します。

喜寿祝いの数え方

喜寿に限らず、年齢を迎えるお祝い事は、基本的に数え年でお祝いします。
数え年は、生まれた年の年齢を1歳とする数え方です。
しかし、生まれ月やタイミングによっては生まれ年を0歳とし、満年齢でお祝いすることもあります。

また、77歳の誕生日を盛大にお祝いするという考え方もあります。

大きな決まり事はなく、数え年でしなければならないということもありません。
そのため、あまりこだわらず、お祝いする側・される側のタイミングの良い時にお祝いをしましょう。

喜寿祝いの由来

喜寿とは、77歳の長寿の祝いのことです。
漢字で「喜」の草書体で書くと「七十七」に見える字体だったことから、77歳の長寿の祝いを「喜寿」といって喜び祝う風習が生まれたと言われています。

喜寿は、平安から室町にかけた争乱が落ち着き、社会が安定したことが背景となりました。
それにより平均寿命が伸び、中国から伝わった「還暦」や「古希」のような長寿を祝う風習が根付いて行ったのだそうです。

喜寿祝いにかかる予算は1万円程度

一般的な喜寿のお祝いにかかる費用の相場は、1万円?3万円程度ですが、これはあくまでも平均的な予算です。

成人されているお孫さんから祖父母へのお祝いは、1万円?3万円程度、娘や息子からお父さんお母さんの喜寿の祝いには1万円?5万円程度、親戚や恩師など少し間柄が遠くなると5千円?2万円程度が予算の相場と言われています

気をつけなければならないのは、あまりにも高価なものを贈ったり、貧相なものを贈ったりして、相場からかけ離れた物を贈ることです。

あまり高価なものを贈ると、相手に気を遣わせてしまいます。
また、貧相なものを贈ると、自分が恥をかいてしまうかもしれません。
そのため、あくまでも目安ではありますが、予算の範囲内で喜んでもらえそうなものを贈りましょう。

喜寿祝いの
お祝いカラーは「紫色」

長寿のお祝いには、それぞれテーマカラーがあります。
例えば、「還暦」では、「魔除けの色」であり「赤ちゃんに還る(かえる)」との意味から、赤いちゃんちゃんこを着る風習が定着しているため、テーマカラーは「赤」です。

では、「喜寿」のお祝いに関するテーマカラーは、どんな色でしょう。
喜寿のお祝いのテーマカラーは「紫」です。
「紫」には、心と体を癒す効果があり、そして昔は位の高い方々のみが身につけることを許された色でした。
そこから高貴さと敬意を表した「紫」が、喜寿のカラーなのです。

喜寿の祝い方

喜寿のお祝いをどのようにしようかと悩む方もいるかもしれません。
一体、どのようにお祝いするとよいのでしょうか?
ここでは、いくつかの方法を紹介いたします。

家族や親戚を集めた食事会

お祝いされる方が喜ばれるお祝いの会にしてあげたいと考えるならば、家族や親戚を集めた食事会を開いてお祝いするのも良いでしょう。
兄弟や子供、孫など、自分の人生に関わりのある人々がそろってお祝いしてあげれば、 とても喜んでもらえるでしょう。

また、両親やそれぞれの兄弟姉妹などと会食の場を設けることで、久々の再会で思い出話に花が咲くかもしれませんね。

温泉旅行をプレゼントする

まだまだ行動的で元気な方へ、優雅な時間を過ごしてもらえる温泉旅行をプレゼントするのも良いでしょう。
いつもは選ばないような、少し贅沢なお宿や、おいしい食事で有名な温泉宿など、いつもと一味違う旅をプレゼントすれば、きっと喜んでもらえますよ。

ギフトを贈る

「喜寿」のお祝いに記念の物や実用的で人気の物をプレゼントすることも考えてみましょう。

茶碗や湯呑みなら普段の生活で使えて、なおかつ名や日付入りにすると記念品になります。
また、グルメのギフトなども良いですね。
男性には好きな日本酒やワインなどのお酒のギフトもおすすめします。
日頃、健康のためにと体を動かしている方には、ランニングマシーンや健康グッズなども喜ばれるでしょう。

しかし、ギフトを贈る際に注意しなければならないのは、マナーを守ることです。
失礼にあたるようなものを選ばないように注意します。

例えば、「死」や「苦」を連想させる、「シクラメン」や「櫛」は控えましょう。
また、お葬式を連想させてしまう「白いハンカチ」や寝たきりをイメージさせる「寝具」など、特に希望がある場合を除き選ばないようにします。

喜寿祝いの贈り物に迷ったら
「花ギフト」がおすすめ

特に何をプレゼントすれば良いのかわからない場合や、時間があまりない場合は、花のプレゼントがおすすめです。
特に女性には喜ばれるでしょう。

テーマカラーである「紫」を入れることも簡単で、花という華やかなものを贈ることで、「お祝いされている」ことを実感してもらえます。

選ぶ花は、「トルコキキョウ」や「胡蝶蘭」「バラ」などがおすすめです。
これらの花は、テーマカラーである「紫」の花があります。
また、色だけではなく、花自体に高貴な感じがするため、記念の贈り物にはぴったりです。
花束だけではなく、プリザーブドフラワーやバーバリウムのように、ケースや瓶などに入った花を長く楽しめるものでも喜ばれるでしょう。

日頃、離れて暮らしていてゆっくりと会う機会がない場合は、ちょっとしたメッセージカードを入れても良いですね。

77歳を祝福する喜寿祝いに
人気のフラワーギフト

喜寿(きじゅ)、77歳の大切な記念日。
この特別な日に、心からのお祝いを送りたいと思う方は多いでしょう。
60歳の「還暦」、70歳の「古希」、を経て、喜寿を迎えた大切な方へ感謝を伝えるプレゼントは、ぜひ「花百花(はなひゃっか)」をご利用ください。
花百花では、その名前の通り、多種多様な美しい花を一覧から選び、特別にデザインされた花束やアレンジメントを簡単に注文できるお花の専門店ます。

喜寿祝いの定番・人気の商品をお相手の自宅に直接お届け。
おしゃれなペアの観葉植物やフラワーベースのセットなど関連した品も充実し、価格も明示されているので、予算に合わせて選ぶことが可能。

注文をいただいてから発想の準備を始めるため、新鮮な状態のお花が届きますよ。
また、メッセージカードでお祝いの言葉も一緒に添えて、感動の瞬間を演出しましょう。

また、以上のように喜寿だけでなく、敬老の日や母の日、父の日、白寿や結婚記念日や金婚式、退職、結婚や出産のお祝いなど、さまざまな記念日や特別な瞬間にもピッタリな商品が揃っています。

おじいちゃんやおばあちゃんに、どんな花を贈ったら喜んでいただけるのか、ちょっと迷った時は、お花の専門家「お花コンシェルジュ」に無料で相談可能です。

喜寿のお祝いを、一層特別なものにするために、お花の写真を見ながら選べる「花百花」で心を込めた花を選んで、大切な人への愛と感謝を形にして伝えましょう。

≫ ≫長寿祝い花束・アレンジメント| 花百花 ‐hanahyakka‐

喜寿のお祝いに
気持ちの伝わるギフトを

長寿のお祝いは、家族みんなにとっても喜ばしい事です。
習わしは受け継がれていますが、祝い方は時代の流れの中で変化しています。
形が変わっても、お祝いする気持ちに変わりはありません。

長生きしてくれたこと、そして今後も長生きして、80歳のお祝い「傘寿」や88歳のお祝い「米寿」も元気に迎えてもらいたいという気持ちを込めて、お祝いしましょう。

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