2023/05/29

還暦祝いのプレゼント8選!由来や贈るタイミング、予算も解説

人生の節目である還暦には、お祝いするだけでなく記念になる品物もセットで贈りたいものです。
しかし相手を思うからこそ、どんなものを贈るか、ラッピングはどうするか等には迷ってしまうでしょう。

特に、親しい友人や上司など身内以外の場合は、予算も気になります。
本記事では、本来の還暦の意味やお祝いのタイミング、おすすめのプレゼントも紹介します。

気持ちが伝わる贈り物選びにきっと役立つでしょう。

還暦祝いは60歳のお祝い!
由来を解説

還暦が60歳のお祝いということはよく知られていますが、なぜ60歳を祝うのでしょうか?
それは、文字の通り「元(もと)の暦(暦)に還(かえ)る」となることに由来します。

元の暦とは、自分が生まれた年の干支のことで、考え方の発祥は中国です。
干支は十二支なので、13年目に自分の干支に戻るのではないのか、と疑問を感じるかもしれません。

還暦は、十二支と十干(じっかん)を合わせて考えられた節目です。
十干とは、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸のことで、草木の芽生えや陽気を表すものとして考えられています。
日本では古くから十二支十干(じゅうにしじっかん)を干支として考えてきました。

また、現代では、60歳というとまだまだ若いイメージですよね。
では、なぜ60歳でお祝いをするのでしょうか?

還暦は、古くは鎌倉時代からお祝いされてきたという説もあります。
かつては平均寿命が短く、60歳まで生きることはかなりの長寿でした。
そのため、60年は人生の節目としてお祝いされるようになったのです。

平均寿命や時代が変化しても、60年という節目に今後の健康を願ってお祝いすると感慨深い席になりそうですね。

還暦祝いに「赤い」ものを
贈る意味

還暦祝いには、赤いちゃんちゃんこといった赤いものを贈るイメージがあります。
なぜ赤いものを贈るようになったのでしょうか?

赤は厄除けの意味があることから、神社の鳥居にも使われています。
60歳で一旦、人生を区切り、今後も災いがなく健康な人生を送って欲しいとの願いを赤色に込めているそうです。

また、生まれた年の干支に戻ることから、赤ちゃんに還るという意味から赤い物を身につけるという説もあります。

厄除け以外にも、赤が与えるイメージはいろいろあります。
信号やスーパーの広告など、注目してほしいものに使われているのが赤色です。
視覚的に注目させたい場合や購買意欲を高める効果があります。

また、元気や活力が湧く色でもあり、アドレナリンが出て生きる力が増加する効果も期待できる色です。
しかし、贈り物は絶対赤でなければならないわけではありません。

普段身につけるものに赤色を選んでしまうと、趣味に合わない可能性もあるので、色にはこだわらなくても良いでしょう。

赤いちゃんちゃんこで記念撮影をするのが一般的なイメージですが、現代はちゃんちゃんこを着る機会も少なく、一気にお年寄っぽさが出てあまり好ましく思わない人もいるかもしれません。
赤いスカーフや小物をポイントとして加え、ちゃんちゃんこの代わりにするのもおすすめです。

還暦祝いを贈るタイミング

還暦祝いは、どのタイミングで贈るのがベストでしょうか?
おすすめのタイミングをご紹介します。

最近は満年齢で祝うのが主流

還暦は、干支が1周することを示すため、正確には数え年の61歳でお祝いします。
しかし、区切りがよくわかりやすいことから、最近は満年齢の60歳で祝うのが主流です。
では具体的に、贈り物はいつ渡すのが良いでしょうか?

60歳の誕生日に渡す

誰でも誕生日は、1年に1度の特別な日です。
還暦はさらに人生の節目にあたるため、誕生日当日にお祝いの席で渡すと思い出に残ります。

みんなが集まれる日に渡す

還暦に、子どもや親戚などを集めて盛大に祝いたい場合は、誕生日に近い休日に開催を検討しましょう。
お祝いされる本人もまだ現役で働いていることが多いので、誕生日当日は都合が悪い場合も考えられます。
みんなの都合が良い日にゆっくりと集まるのもいいですね。

なお、お祝い事では、六曜(大安、友引など)の暦を気にする場合がありますが、還暦はあまり気にする必要はありません。
暦まで気にするとなかなか予定が合わないことにもなります。
候補となる日を挙げて、みんなの都合が合う日の日柄がよければよりよい、くらいの感覚で十分です。

還暦祝いに贈る
プレゼントの予算相場

プレゼントの相場は、贈る相手によっても異なります。

両親に贈る場合

両親や義両親に贈る場合は、3?5万円ほどの予算で検討しましょう。
しかし、各家庭の事情により、必ずこの金額でなければならないわけではありません。

また、きょうだいがいてそれぞれが贈る場合は、予算や贈るものを事前に相談しましょう。
予算に差が出たり、似たようなものを贈ってしまう可能性もあるからです。
予算を合算して子供一同で贈ると、より高価な物を購入でき贈ることができますよ。

きょうだいに贈る場合

きょうだいに贈る場合は1?3万ぐらいが目安です。
きょうだいは年が近いことが多く、数年のうちに自分がお祝いされる立場になります。
先に高価な贈り物をすると、相手も同じぐらいの値段で検討しなければならず負担になることもあるので、物の代わりに食事に行くなどもおすすめです。

職場の上司に贈る場合

上司や交流が深い年上の人など、普段の感謝の意を伝えたい人には5千円?1万円ほどが目安です。
会社員なら退職と重なる場合もあります。
同僚と出し合い、退職祝いも兼ねて豪華な食事会や特別なギフトを計画するのもいいですね。

では、具体的にどんな贈り物がよいか、ご紹介しましょう。

還暦祝いプレゼント
1.「フラワーギフト」

お祝いには、花を贈ると素敵です。
普段は何かと忙しく花がある生活はなかなか難しい人も多いでしょう。
お祝いに何か「もの」を、と思っても好みがわからず選びにくい場合は、フラワーギフトがおすすめです。

赤をメインにしたり、優しい色でまとめたりするなど、花に詳しくなくても花屋さんにイメージと予算を伝えれば素敵なアレンジや花束を作ってくれます。
遠方でどうしてもお祝いに参加できない場合も、配送やショップから直接配達してくれる専門店に依頼すると良いでしょう。
予算を分けて、花と記念の物を一緒に入れ贈るのもおすすめです。

関連記事:おしゃれな花束を贈ろう|フラワーギフトで人気の品種を紹介

還暦祝いプレゼント 
2.「赤いアイテム」

還暦といえばやはり赤いアイテムがおすすめです。
赤いちゃんちゃんこを着て記念に写真をとるというのが定番ですが、ちゃんちゃんこに抵抗がある場合は、朱塗りの箸や赤い切子グラスなど、普段に使えるアイテムを贈りましょう

さりげなく赤が入ったデザインのもので、シルクやカシミヤのストールなども実用的で喜ばれます。

還暦祝いプレゼント 
3.「ファッション小物」

せっかく贈るなら、使ってもらえるものがいいですよね。
ポーチやハンカチ、傘なども実用的です。
相手の名前を刻んだ名入りの小物をオーダーメイドすれば、更に喜んでもらえそうですね。

還暦祝いプレゼント 
4.「お酒」

お祝いの席に欠かせない酒もおすすめです。
身近な人なら、日本酒や焼酎など好みがわかるので好きなジャンルのお酒で、普段より高級なものを贈ると喜ばれます。
また、普段飲まないシャンパンや、還暦の赤に絡めて赤ワインを贈るのもお祝いに適しています。

贈るものとは別に、お祝いの席で一緒に飲むものを持参しても楽しいですね。

還暦祝いプレゼント 
5.「健康グッズ」

今後の健康を願い、健康グッズを検討してみてはいかがでしょうか?
インテリアにもなじむマッサージクッションや、睡眠の質を上げる枕、肌に優しい水が出るシャワーヘッドなど自分では買い替え時期があいまいなものなら、古いものを手放すきっかけにもなります。

油を使わず揚げ物ができるノンフライヤーなど、健康的な食事作りに役立つ家電もおすすめです。

還暦祝いプレゼント 
6.「食事会」

贈り物に悩む場合は、食事会を計画しましょう。
ホテルや料亭など、非日常を味わえるお店を選び、個室や貸切にすれば仲間だけでゆっくり過ごせます。

主役や出席者が座りやすい座席(座敷やイス)をお店に相談しておきましょう。
外出が好きでない場合は、シェフが自宅に出張してくれるサービスもあるので、この機会に検討してみるのはいかがでしょうか?

還暦祝いプレゼント 
7.「旅行」

両親や兄弟の場合は、旅行を計画するのもおすすめです。
両親だけで行ってもらっても、親族を含めてみんなで出かけても良いでしょう。

遠方でなくても、近くの温泉旅館に泊まったり、ホテル周辺でコンパクトに観光できるようなプランを計画したりすると、体力に不安があっても、気軽に出かけられます。
宿泊するプランなら夕食にお祝いし、お酒を飲んでもゆっくりできるでしょう。

還暦祝いプレゼント 
8.「体験ギフト」

贈り物に悩んだら、カタログギフトもおすすめです。
予算の中で好みのものを選んでもらえるので、失敗がなく喜ばれます。
食べ物や体験のカタログギフトもあります。

中でも体験ギフトはスキューバダイビングや乗馬、陶芸、エステなどアウトドアもインドアにも対応したものがたくさんあります。
今まで興味があったけどきっかけがない、インドア派だけど思い切ってアウトドアに挑戦してみたいなど、今後の過ごし方のヒントになるかもしれません。

還暦祝いでNGなプレゼント

相手を思えばどんなプレゼントでも気持ちは伝わりますが、できれば避けたいギフトもあります。

  • 年寄り扱いに感じられてしまうアイテム

補聴器や老眼鏡、杖など老いを感じられるものは避けた方がよいでしょう。
年相応のものより、スポーツウェアなど若々しいイメージのものがおすすめです。

  • 縁起が悪いイメージにつながるもの

靴下=踏む・下に見る、日本茶=弔事の贈り物に使われる、仕事道具=この先も働け、など、負のイメージを連想させるものは避けた方がよいでしょう。
また、現金も「老後の足しに」という意味にもなるので、目上の人に贈るのはおすすめできません。

しかし、一般的に避けた方がよい理由は、古来からのこじつけとも取れます。
最近はおしゃれな老眼鏡があったり、本当に補聴器を必要としている場合もあったりするため、あまりとらわれずぎないようにしましょう。

きちんと気持ちを伝えて、誤解のないようコミュニケーションを取ることが大切です。

還暦祝いのプレゼントには
メッセージを添えて

プレゼントを贈る際は、メッセージも添えましょう。
普段は口にできない感謝の気持ちやどんな気持ちで贈り物を選んだのかを伝えるチャンスです。
遠方の相手に花を贈る場合も、花屋さんにメッセージカードを頼んだり、還暦のお祝いと伝えてふさわしい花言葉を添えたりすると気持ちが伝わります。

還暦祝いにふさわしい、
花百花の上質フラワーギフト

還暦のお祝い、一生に一度の大切な節目は、喜んでもらえるよう相手の趣味や好みを考え、家族や仲間と一緒に素敵な贈り物を選びたいところ。
「花百花(はなひゃっか)」は、そんな特別な日にぴったりのギフトを選ぶお手伝いをさせていただきます。

まず「花百花」では、還暦を祝うにふさわしい商品を取り揃えています。
心温まる花束はいかがでしょうか。

還暦祝い用におすすめなのは、華やかで縁起の良い特別なカラーである赤いバラがメインのアレンジメントです。
またフラワーギフトは関連するイベント、例えば古希や喜寿、米寿、傘寿など還暦以降のお祝いにも最適です。
もちろん、花以外にも、プリザーブドフラワーや観葉植物など、長く楽しめるギフトもご用意しております。

贈る相手が男性か女性かという性別ごとや、父・母など、豊富なラインナップからお相手に合わせて選べるのも魅力。
還暦を迎えるお父さんやお母さんに贈る場合だけでなく、ご夫婦同士で贈る場合にも、心を込めたお祝いをサポートいたします。

また、その他にも敬老の日や結婚のお祝いといった様々なシーンで、祝を迎える大切な方へのプレゼントを選ぶためにも使用ください。

御祝のランキング上位のフォトフレームやタンブラー、時計、文房具などをお花付きのセットにして贈るのも◎

遠方に住む大切な人への贈り物にも「花百花」は最適。注文を受けてから丁寧に梱包し、新鮮な状態でお花を届けます。
包装もご要望に応じて丁寧に対応。価格も明瞭で、商品代金11,000円以上で一部地域への送料が無料になるオプションもございます。

何を選べば喜んでいただけるか、迷うこともあるでしょう。
そんなときも安心してください、お花の専門家「お花コンシェルジュ」より一人一人のご希望に合わせた、オリジナルな提案をさせていただきます。

これから迎える還暦のお祝い。
雰囲気のあるフラワーギフトで、一生の記念に残る、温かな瞬間を演出しましょう。
そのために「花百花」が全力でお手伝いさせていただきます。

長寿祝い花束・アレンジメント| 花百花 ‐hanahyakka‐

気持ちの込めた還暦祝いの
プレゼントを贈ってお祝いしよう

贈る相手や予算など、シチュエーションはさまざまですが、相手を思って選ぶと必ず気持ちは伝わります。
品物だけでなく、旅行や食事会もおすすめです。
親族や仲間が集まれば、賑やかでお祝いされ人も楽しく思い出になるでしょう。

プレゼントだけでなく、感謝や愛情といった花言葉を持つ花のフラワーギフトを贈るとより華やかになります。
みんなで都合を合わせて、思いがこもったお祝いになるといいですね。

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