2024/06/26

クリスマスローズの花言葉は?特徴やおすすめギフト方法の紹介

大切な人にお花を贈りたいとお考えの場合、寒い時期だとギフトにふさわしいお花の種類では夏に比べると、どうしても少なくなってしまいますよね。
そんな方にオススメのお花が「クリスマスローズ」です。
クリスマスローズは寒さに強く、その見た目も可愛らしいため冬のお花ギフトには最適なお花。

また、クリスマスローズがもつ花言葉には、労りに関するものが複数あり、大切な方への贈り物にも選んで頂けます。

この記事では、クリスマスローズの花言葉に関する知識からギフトにオススメのスタイル、さらにお手入れの方法について解説します。

冬の花と言えば、ポインセチアやシクラメンなどに目が行きがちですが、クリスマスローズを贈り物に選ぶことで、周囲とは少し違った贈り物になり、相手の方も喜んでくれることでしょう。

クリスマスローズの花言葉は「いたわり」の意味をもつ花言葉

クリスマスローズの花言葉は「いたわり」の意味をもつ花言葉

クリスマスローズは、慰め・私を忘れないで・私の不安を和らげて・追憶・中傷という花言葉を持ちます。
つまり、労りの気持ちを表す花言葉と言うことができるのですが、中にはネガティブな花言葉と捉えられることもあるのだとか。
次項で解説していきます。

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クリスマスローズの花言葉はネガティブ?

クリスマスローズの花言葉はネガティブ?

労りの言葉をネガティブな表現と捉える背景には、どのような物語があるのでしょうか?

物語1「貧しい少女の涙」

クリスマスローズの花言葉の由来で最も有名なものは、ある少女の涙に関する逸話です。
ある少女がイエス・キリストの誕生のお祝いに贈り物をプレゼントしようと考えます。
しかし、貧しかった少女は何も買うことが出来ず、悲しみ、涙を流しました。
この少女が流した涙が地面に落ちると、そこから真っ白な美しい花、クリスマスローズが咲いたというものです。
この少女の純真な気持ちがクリスマスローズの花言葉に用いられるようになったと言われています。

この逸話からすると、ネガティブとは捉えにくいですが、実はもう一つクリスマスローズの花言葉の由来に関する物語があり、その影響で、ネガティブと捉えられる場合があるのだそうです。

物語2「出兵する兵士へ」

追悼や私を忘れないでといった花言葉が、中世のヨーロッパで戦地へと出向く人に向けてクリスマスローズを贈ったことに由来しているというものです。
このことからもう会えないかもしれないといった不安や寂しさを表現すると捉えられる場合には、ネガティブな花言葉になってしまうのかもしれません。

このように、いろんな意味で捉えられる可能性のある花言葉ですが、多くの花は色別に異なる花言葉を持ちます。
では、クリスマスローズの場合はどうなのでしょう。

クリスマスローズに色別の花言葉は決められていない

クリスマスローズに色別の花言葉は決められていない

白やピンク、紫、黄、緑など複数の色があるクリスマスローズですが、花言葉は全て共通なのです。
つまり、色別の花言葉は存在しません。
ローズと付くぐらいなので、少し意外ですよね。

では、クリスマスローズとはどのような花なのでしょうか。
具体的に見ていきましょう。

クリスマスローズってどんな花?ちょっぴり怖めの花言葉

クリスマスローズってどんな花?ちょっぴり怖めの花言葉

クリスマスローズは、お花の世界では「冬の女王」とも呼ばれるほど寒さに強く、厳しい寒さの中でも凛と咲いているのが特徴のお花です。

キンポウゲ科ヘレボルス属に分類されるクリスマスローズは、クレマチスやラナンキュラスなどといった大柄のお花の仲間なのです。
クリスマスローズの開花時期は、12?4月で、12月の誕生花としても知られています。
見た目も華やかなクリスマスローズですが、実は茎や葉、花に毒を持っているという大きな特徴があります。

クリスマスローズの花言葉である中傷とは、この花が持つ毒に由来するものなのです。
昔、この毒を用いて敵国の兵士を弱らせていたのだとか。
しかし、匂いを嗅いだだけで身体に害になるというほどのものではなく、少量であれば精神安定の効果があるとも言われているのです。
中傷と聞くとなんとなく怖い花なのかなと思いがちですが、決してそんなことは無いのです。

ところで、クリスマスローズの名前には、ローズが含まれますが、バラと何か関係しているのでしょうか。

クリスマスローズはバラとは違う?花名の由来

クリスマスローズはバラとは違う?花名の由来

クリスマスローズの名前は、バラの花と密接に関係していますが、先ほど述べたようにキンポウゲ科ヘレボルス属に分類されるので、バラではありません。
ではなぜ、名前にローズと入るのでしょうか。
クリスマスローズは、クリスマスが近づくと、バラの花によく似た花を咲かせます。
このことからクリスマスローズという名前がつけられたのです。

そんなお花のギフトの代表格ともいえるバラによく似た花なのであれば、花の数が少ない冬には最適のお花ですよね。

ではさっそく、クリスマスローズをギフトに贈る場合のポイントなどをご紹介しましょう。

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クリスマスローズの花言葉を意識してギフトを贈ろう!

クリスマスローズの花言葉を意識してギフトを贈ろう!

大切な人に冬に贈る花として、クリスマスローズはぴったりのお花です。
では、クリスマスローズはどのように贈るのが良いのでしょうか。
クリスマスローズをギフトに贈る際のポイントは、花言葉を意識した相手に贈ることです。
クリスマスローズの花言葉で、いたわりや安心させてほしいという気持ちを伝えることができます。

クリスマスローズのギフトにはアレンジメントがおすすめ!花言葉が重要

クリスマスローズのギフトにはアレンジメントがおすすめ!花言葉が重要

お花をギフトに贈る場合、そのスタイルは花束であったり、鉢植えであったりと様々です。
クリスマスローズを贈る場合には、アレンジメントで贈るのがオススメです。
クリスマスローズの花は、1週間ほど咲くとされています。
花束で贈ると、貰った側は活けなければならず、そのままにしてしまうとすぐに終わってしまいます。
アレンジメントでは、もらったらそのまま飾ることができるので、より長い期間花をキレイな状態で楽しむことができます。

次項では、気になるクリスマスローズのお手入れ方法について解説します。

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クリスマスローズの手入れ方法

クリスマスローズの手入れ方法

クリスマスローズは半日陰で育てるようにしましょう。
日なたでも育てることはできますが、直射日光があたりすぎると弱ってしまうため、長時間 当たりっぱなしにならないよう、注意が必要です。

水のやりすぎにも注意が必要です。
基本的には土が乾いたらお水をあげる程度で構いません。
過剰な水分は、根腐れの原因となります。
クリスマスローズのお手入れは、特に難しいということもなく、育てやすい花と言えます。

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花の種類が少なくなる冬に、大切な人にお花のギフトを贈りたいとお考えの方に、ぜひクリスマスローズを選んで頂きたいと思います。

クリスマスローズの花言葉は、労りの気持ちを表現するものが複数あり、気持ちを伝えたい相手にはピッタリのお花です。
クリスマスローズの花には毒があることから、一部怖そうと捉えられる花言葉も存在しますが、バラにも似たその花の美しさには及びません。
冬のお花ギフトに悩まれている方は、ぜひクリスマスローズを選ばれてみてはいかがでしょうか。

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