バレンタインにギフトをいただいたけれど、
お返しは何をすればよいのだろうか?
と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
そもそも、バレンタインのお返しをする「ホワイトデー」の由来や歴史について
ご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。
この記事ではホワイトデーの起源、
ホワイトデーのギフトでおすすめの商品をご紹介します。
バレンタインのお返しの日、
ホワイトデー
ホワイトデーは、バレンタインにもらった贈り物のお返しをする日として広く知られるようになりました。
しかしホワイトデーは、
バレンタインデーのように「チョコレートを贈る」というような決まりごとはなく、
チョコレートばかりを販売する催事場をいたるところで見かける、
というようなこともありません。
そもそも、ホワイトデーの起源とは何なのでしょうか。
ホワイトデーの起源・由来は?
バレンタインのお返し文化は日本だけ!
ホワイトデーの起源は、実は日本だというのをご存知でしょうか?
ホワイトデーという風習が広がったのは、
1980年に全国飴菓子工業協同組合が、
3月14日をバレンタインデーのお返しをする日として
「ホワイトデー」と設定したことが始まりだそうです。
日本でバレンタインデーにチョコレートを贈るようになったのも、
デパートの広告戦略と言われています。
バレンタインデーにチョコを贈り、
その後ホワイトデーにお返しをするという風習が、
広告戦略により日本独自で発展したというのは、大変興味深い話です。
それでは、バレンタインのチョコレートに対し、
ホワイトデーでは何を贈ったらよいのでしょうか?
ここからはバレンタインのお返しギフトについて解説していきます。
バレンタインのお返しギフトの選び方
ホワイトデーまでに調査が必要
バレンタインデーは、チョコレートが主流の贈り物として定着しています。
それでは、チョコレートのお返しには何がよいのでしょうか。
どのように選んだらよいかわからない、という方もいるかもしれません。
まずは何を贈るかを決める前に、
調べておきたいポイントについてご紹介します。
お返しの意味を調べる
お返しの品は、自分の気持ちを表すと言われています。
お返しの品によって意味が異なるため、
あらかじめ意味を理解しておくとよいでしょう。
意味を知らずに贈ってしまい、あらぬ誤解を招くこともあります。
強くこだわる必要はありませんが、
意味をあらかじめ理解することで無用なトラブルを防ぐことができるでしょう。
相手の好みを調べる
お返しを考える際に、必要なのは相手の好みを調べることです。
どんなに高価なものでも、相手の好みでなければ喜んでもらえません。
具体的に欲しいものを確認できなくても、
苦手なものや、どのようなものが好きかを知っていれば、
あとは売り場の販売員さんにアドバイスを求めることもできます。
プレゼントは自分が贈りたいものではなく、
相手を軸として選ぶことがポイントです。
それでは、プレゼントはいくらくらいのものを選べばよいのでしょうか?
次は、バレンタインのお返しの予算について解説します。
バレンタインのお返しの予算・相場
バレンタインのお返しは、「3倍返し」が目安と言われていたこともありました。
しかし近年は、男女間で大きな金銭的な差は強調されない傾向です。
特に義理チョコへのお返しは、
あまり高価すぎるとかえって相手に気を遣わせてしまうこともあります。
いただいたギフトのおおまかな価格を調べてから相当額のお返しを選ぶと、
トラブルを避けることができるでしょう。
ただし、本命チョコへかける相場は年々上がっています。
また、本命ならではの手作りのものは、
価格だけでなくその手間も加味してお返しの予算を決めてください。
それでは次に、何を贈るか具体的に考えていきましょう。
続いては、バレンタインのお返しとして贈るお菓子が持つ意味について解説していきます。
バレンタインとは?起源や海外の事情、おすすめギフトなど徹底解説
バレンタインのお返しの意味を
お菓子別に紹介
相手の好みやおおよその予算を立てたら、具体的に何を贈るかを考えていきましょう。
チョコレートのお返しなので、まずお菓子を贈ろうと考えるかもしれません。
しかしお返しとして贈るお菓子にはそれぞれ違った意味があるので、
選ぶときには注意が必要です。
ここではお菓子別にそれぞれが持つ意味をご紹介します。
チョコ
「あなたの気持ちは受け取れない(お返しします)」という意味があります。
近年は、有名パティスリーがバレンタインだけでなく、
ホワイトデー向けの期間限定チョコレートを販売している場合もあります。
その時期にしか食べられないものを渡したいという気持ちがあるかもしれませんが、
お返しの意味を気にされるような方には避けた方が無難といえるでしょう。
クッキー
「あなたは友達」という意味があります。
友チョコへのお返しにピッタリな意味です。
クッキーは価格帯もさまざまで、
いくつも数を用意しやすい点でも、友チョコへのお返しに適しています。
また、焼き菓子は日持ちもするので、
しばらく会えない方や遠方の方へも贈りやすいギフトです。
キャンディ
「あなたが好き」という意味があります。
「あなたのことを大切に想っている」というメッセージと共に贈ってみてはいかがでしょうか。
最近は、カラフルで写真映えするようなキャンディもたくさんあります。
また、キャンディは一気に食べずにゆっくりと味わうものですから、
少しずつ大切に食べ進めることによる満足感も味わうことができるでしょう。
マカロン
「あなたは特別な人」という意味があります。
マカロン専門店では、マカロンのアソートを購入することができます。
その1つ1つはどれも繊細に作り込まれており、
まさに「特別」という言葉がピッタリです。
マカロンは、自分のために日常的に購入することは少ないスイーツです。
だからこそ、ギフトとして贈れば、
グルメな方にもセンスがよいなと思われることでしょう。
バウムクーヘン
「幸せが長続きしますように」という意味があります。
バウムクーヘンは、縁起物として結婚式の引き出物などにも選ばれるスイーツです。
その年輪を重ねたような見た目は、幸せが続いていくことを連想させます。
夫婦やパートナーにメッセージを込めて贈るギフトとしては最適です。
マドレーヌ
「もっと親密な関係になりたい」という意味があります。
バレンタインデーやホワイトデーがきっかけで、
交際に発展したカップルにピッタリの意味です。
バターの風味豊かなマドレーヌは、優雅なティータイムによく合います。
ゆったりとした時間を過ごせば、
持つ意味の通り、親密になるきっかけとなるかもしれません。
ゼリー
プリンやゼリーなどは、特に意味を含みません。
冬のスイーツは特にまったりとした濃い甘さのものが多い傾向ですが、
ゼリーならば甘さ控えめで爽やかに食べることができます。
職場の義理チョコ返しで甘いものが重なりそうだなという時に、
さっぱりと喉越しのよいゼリーは喜ばれるでしょう。
では逆に、ホワイトデーに贈ってはいけないものというのはあるのでしょうか?
続いては、バレンタインのお返しとしてNGなものをご紹介します。
バレンタインのお返しとして
NGなものとは
ここまで、ギフトとしてのお菓子が持つ意味について紹介してきましたが、
バレンタインのお返しには向いていない意味を持つお菓子もあります。
知らずに良くない意味のお菓子を贈ってしまって、
思わぬトラブルにならないようにしましょう。
ここでは、バレンタインのお返しにNGなお菓子をご紹介します。
マシュマロ
マシュマロはバレンタインのお返しとして有名な印象がありますが、
実は「あなたが嫌いです」という衝撃的な意味があります。
この意味も諸説あり、必ずしもNGという訳ではありませんが、
あえて誤解を与えるものは避けた方が無難です。
グミ
マシュマロと同じく、グミにも「あなたが嫌いです」という意味があります。
日持ちがするので贈りやすく、
いろいろな味や見た目が楽しめるグミは喜ばれそうですが、
誤解を避けるためには選ばない方がよいでしょう。
ここからはお返しする相手に応じた、おすすめのギフトをご紹介します。
家族へのバレンタインのお返しに
おすすめのギフト2選
バレンタインのお返しは、チョコレートをもらったからといって必ずお菓子をお返ししなければならない、
といった決まりはありません。
特に、家族へお返しを贈る場合は、
一緒に楽しめるものを選ぶ、という選択肢もあります。
ここでは、家族に贈るおすすめのお返しギフトをご紹介します。
フラワーギフト・お花
家族へのバレンタインのお返しは、フラワーギフト・お花がおすすめです。
お花を飾ると、部屋がグッと明るくなります。
一緒に過ごす部屋に飾ってお花を見るたびに、
お互いの感謝の気持ちを思い出し、温かな気持ちになるでしょう。
また、花言葉まで調べてお花を選べば、
普段は恥ずかしくて口にできないメッセージも伝えられます。
お花なんて照れくさいと思わず、
ぜひ今年の家族へのバレンタインのお返しにはフラワーギフトを贈ってみましょう。
ギフト券・チケット
ギフト券やチケットも家族へのプレゼントにおすすめです。
家族みんなで楽しめるコンサートや遊園地のチケットを購入すれば、
一緒に思い出も作ることができます。
ギフト券やチケットで、
家族みんなで行きたい場所を提案してみるのはいかがでしょうか。
次は友達へのお返しにおすすめのギフトをご紹介します。
友達へのバレンタインのお返しに
おすすめのギフト2選
家族ほど近しくない、恋人ほど親密でもない、
でも大切にしたい友達へのお返しには、どういったものが適しているのでしょうか。
ここでは、友達に贈るおすすめのバレンタインのお返しギフトについてご紹介します。
スイーツ
スイーツは、友達へのお返しに最適といえます。
友達同士でのプレゼント交換は、複数人にわたることが多いので、
スイーツなら単価や数を調整しやすく、
誕生日や記念日といった特別な日でもないホワイトデーのプレゼントとして
贈りやすいギフトです。
友達同士では、
あまり高価すぎるものを贈るとかえって気を遣わせてしまいますが、
スイーツなら気兼ねなく贈り合うことができます。
ファッション雑貨
バレンタインギフトとして、お菓子以外に何かをもらった場合には、
ファッション雑貨をお返しするのもよいでしょう。
友達目線で選ぶファッション雑貨は、
相手に似合うものを熟知している間柄だからこそ喜ばれます。
ピアスやストールなど、
いつもの服装にプラスして遊び心を加えるファッション雑貨を選んでみてはいかがでしょうか。
続いては同僚へのお返しにおすすめのギフトをご紹介します。
同僚へのバレンタインのお返しに
おすすめのギフト2選
友達ほど親しいとは言えないけれど、
仕事でお世話になっている同僚にも、
普段の感謝の気持ちと「これからもよろしく」という気持ちを込めて
お返しを贈りたいものです。
ここでは、同僚に贈るおすすめのバレンタインのお返しギフトをご紹介します。
紅茶・お茶
紅茶・お茶は同僚へのギフトにおすすめです。
日々会社で一緒に仕事を頑張る同僚だからこそ、
ホッとひと息つけるドリンクギフトは喜ばれるでしょう。
年代を問わず、女性でも男性でも楽しんでいただけるのもポイントです。
さまざまなフレーバーが入ったアソートセットを部署全体に贈れば、
休憩時間に自由に好きなものを取って飲んでもらえます。
今日はどのフレーバーにしようか、と盛り上がることでしょう。
リップ
特定の同僚に向けて贈るなら、リップクリームもおすすめです。
異性にはなかなか贈りにくいコスメ商品ですが、
保湿目的のリップクリームなら日常的に使うものであり、
どんな方にも喜んでいただけるでしょう。
好き嫌いが別れないように、
あまり香りがキツくないもの、オーガニック系のものを選ぶのもポイントです。
次は本命へのお返しにおすすめのギフトをご紹介します。
本命へのバレンタインのお返しに
おすすめのギフト2選
バレンタインのお返しに贈るギフトで、
一番気持ちを込めたいのは、本命の相手へのギフトではないでしょうか。
大好きな相手だからこそ、本当に相手に喜んでもらえるものや、
自分の気持ちを代弁してくれるような、素敵なギフトを選びたいものです。
ここでは、本命へのバレンタインのお返しにおすすめのギフトをご紹介します。
フラワーギフト・お花
フラワーギフト・お花は本命へのお返しにもおすすめです。
お花は特別な機会がないともらうことのないギフトであるため、
特別感を演出することができます。
特に花束は、母の日のようなイベント事、
もしくは送別会などでの感謝とお別れの挨拶、
プロポーズや誕生日、結婚記念日などといった
特別な相手との特別な日に贈るギフトというイメージがあるかもしれません。
花束を贈るなんて気恥ずかしいと思うかもしれませんが、
その照れる気持ちを乗り越えてプレゼントしてくれることを、
きっと相手は嬉しいと感じてくれるでしょう。
また、何回目かのホワイトデーを迎えるカップルは、
ネタが尽きてきてプレゼント選びに苦慮することと思います。
そんなマンネリを脱却するためにも、
お花のプレゼントを選んでみてはいかがでしょうか。
アクセサリー
本命へのプレゼントで常にランキング上位に入っているアクセサリーは、
ホワイトデーのギフトとしても人気です。
アクセサリーは、いつでも肌身離さず身につけることができます。
いつでもお互いのことを想い合える、
アクセサリーはそんな願いを込めて贈れるギフトです。
バレンタインのお返しは相手好みの物を
お菓子の意味は要注意
ここまで、バレンタインのお返しギフトについて解説してきました。
バレンタインのお返しを考える時、
一番重要なのは相手の好みをあらかじめ調べることです。
いくら高価で希少なものであっても、
相手のことを考えていなければ、相手にとって負担になることもあります。
逆に、相手のことを真剣に考えて贈ったギフトは、喜ばれること間違いなしです。
お菓子を贈る際は、今回ご紹介した注意点を参考に、
メッセージを添えて選んでみてはいかがでしょうか。
また、お菓子だけでなく、贈る相手によってぴったりのものを探すのもよいでしょう。
想い出に残る素敵なホワイトデーとなることをお祈りしています。