2023/11/18

パンダガジュマルについて解説!育て方や増やし方の注意点も紹介!

パンダガジュマルという植物をご存じでしょうか?「パンダのような模様があるの?」「パンダが好きな植物?」実はどちらも違うんです!ではなぜ『パンダガジュマル』と呼ばれているのでしょうか。

今回はパンダガジュマルについての基本的な情報をご紹介するとともに、育て方や増やし方などもご紹介していきます。

パンダガジュマルとは|普通のガジュマルとの違い

1972年、中国から上野動物園にパンダのカンカンとランランがやってきました。当時の生産者がパンダ人気にあやかろうと、この品種に“パンダガジュマル” と名付けたとも言われています。

一般的なガジュマルとパンダガジュマルの最大の違いは葉の形です。一般的なガジュマルの葉は、少し細長くて力強い雰囲気を持っています。パンダガジュマルは丸くて可愛らしい葉をしています。肉厚で光沢のある小さな葉はキレイな濃い緑色をしており、このまん丸な葉が癒し効果があると人気になっています。

パンダガジュマルの花言葉は、「永遠の幸せ」、「すこやか」、「健康」です。

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パンダガジュマルの育て方

小さく可愛らしい葉で人気のパンダガジュマルの育て方を初心者にも分かりやすく解説します。

適切な鉢と土の選び方

パンダガジュマルは、水はけのよい用土に適しています。 観葉植物用の土2:赤玉土1:鹿沼土1の割合で混ぜた配合土がおすすめです。また、植え替えは1?2年に1回必要で、根詰まりを防ぎ、土の栄養を増やすという2つの目的があります。

パンダガジュマルの植え付け方法

パンダガジュマルは、5月から7月が適期で、湿度が高い梅雨時期がおすすめです。植え付けに使う鉢は水はけのよいものを選んでください。鉢底に鉢底石や鉢底ネットを敷き、土は水はけのよい観葉植物用の土を使用しましょう。

パンダガジュマルの日常管理

パンダガジュマルは湿度が高い環境が好きなので、水やりは多めに行うようにしてください。パンダガジュマルは2?3年で鉢に根が回ります。それ以上に年数が経つと根詰まりを起こして枯れてしまいますので、植え替えが必要です。

パンダガジュマルの木は日光が大変好きな観葉植物ですが、直射日光に当てすぎると葉焼けを起こしてしまうことがあります。春から秋にかけては、直射日光が当たらない明るい日陰で管理しましょう。30%程度の遮光ネットや、レースカーテン越しの日光を当てると理想的です。

冬場は、室内で管理します。日光が入る窓際に置きますが、エアコンなどの風が直接当たらないようにしてください。

病気・害虫対策

ガジュマルは比較的虫がつきにくい観葉植物ですが、完全に虫がつかないというわけではありません。ガジュマルにつきやすい虫は、ハダニとカイガラムシです。

ハダニは水分が嫌いなので、水洗いや霧吹きで駆除することができます。水洗いの場合は、葉の裏側を念入りに洗います。霧吹きの場合は、毎日朝夕に行ってください。

カイガラムシは水洗いでは落ちにくいので、爪楊枝や綿棒などでこすって取り除きます。その後、水洗いや霧吹きをしましょう。

剪定と形成

パンダガジュマルは生命力が強く、枝葉がどんどん伸び早くサイズも変わる観葉植物です。そのため、鉢植えとして楽しむには剪定が欠かせません。剪定には「切り戻し」と「丸坊主」の2種類があります。

切り戻しは、伸びすぎた枝を切りそろえたり、不要な枝を切り取ったりする作業です。樹形を整えるだけでなく、枝葉全体の生長を促す効果があります。

丸坊主は、枝葉を全て切り落として幹だけを残す方法です。日光不足で細く間延びした枝ばかりになった場合に行います。本来の力強い姿を取り戻す効果があります。

季節ごとの管理ポイント

パンダガジュマルは四季によって管理方法を変えることが重要です。そのポイントをご紹介します。

春(3?5月):この時期は生長が始まるので、水やりは土が乾いたらたっぷりと与えましょう。肥料は10?15日に1回液体肥料を与えます。また、植え替えや剪定もこの時期に行ってください。

夏(6?8月):この時期は生長が盛んなので、水やりは毎日しましょう。ただし、水はけのよい土を使って根腐れを防ぐ必要があります。肥料は春と同じで10?15日に1回液体肥料を与えます。日光が強い場合はレースのカーテン越しに置きましょう。

秋(9?11月):この時期は生長が落ち着くので、水やりは土が乾いたら与える程度に減らします。肥料は9月まで与えて、10月以降は与えません。気温が下がってきたら室内に移しましょう。

冬(12?2月):この時期は休眠期なので、水やりは土が完全に乾いてから数日後に少量だけ与えてください。肥料は与えません。室内では暖かくて明るい場所に置きましょう。

パンダガジュマルの増やし方

パンダガジュマルの増やし方には、「挿し木」「取り木」「種まき」の3つの方法があります。しかし、取り木は難易度が高かったり、種はあまり流通しないこと、育苗には適切な湿度・気温の管理が必要になることから、もっとも簡単なのは挿し木で増やす方法です。

挿し木の適期は5月か9月です。剪定した枝を挿し木用の土に挿して、明るい日陰で管理します。水やりはバケツで浸水するか、スプレーで霧吹きしましょう。挿し木に成功すると、ぷっくりとした丸い葉が増えていきますよ。

関連記事:リビングが映える大きいガジュマル!品種や飾り方のコツも紹介!

パンダガジュマルなど観葉植物は通信販売がおすすめ

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そして、価格がお得です。店舗では高額になりがちな観葉植物も、通信販売なら送料無料やポイント還元などのサービスを利用できることもあります。

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実はとても希少なパンダガジュマル!大切に育てておしゃれな生活を送ろう!

パンダガジュマルは、可愛らしい丸い葉が人気の観葉植物です。流通量が少なく希少価値の高い観葉植物なので、手に入れたら枯らさず大切に育てていきたいですね。幸せを呼ぶといわれるパンダガジュマルを日々の生活にプラスして、おしゃれな毎日を送ってみてはいかがでしょうか。

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