2024/06/29

還暦祝い　母へのプレゼント　〜感謝を込めて花を贈る〜

父や母が還暦を迎えると、今まで支えてきてくれたことに感謝の気持ちを込めてプレゼントを贈りたいものです。
昔であれば赤いちゃんちゃんこを着せるのですが、近年ではそんな風習に変化が見られ、還暦に由来して赤いものをプレゼントするか、これからの生活に役立つ贈り物をするという方が増えてきています。

いくつになっても嬉しいお花のプレゼントなら「赤い花」。花言葉と共に美しい花をプレゼントできたら素敵ですが、どのようなものが喜ばれるか気になりますよね？

一体どんなプレゼントを贈ると、還暦にふさわしく喜んでもらえるのでしょうか？
この記事では、母へ贈る還暦祝いにぴったりのプレゼントや花を紹介します。

はじめに、還暦についておさらいしましょう。

還暦のお祝いとは？　60歳は人生一巡の節目

還暦祝いとは満60歳を無事に迎えたことのお祝いです。数え年では、61歳です。

昔の日本では、60歳を迎える人は貴重であったために長寿を祝うようになりました。
還暦祝いが始まったのは、鎌倉時代です。戦前になっても、60歳まで生きられることは珍しかったため、還暦祝いがなじむようになりました。

現在は、医療技術の発達と健康寿命の延伸により、60歳でも心身ともに元気な人が多いです。そのため、第2の人生の門出を祝う意味合いが強くなっています。

60歳でお祝いをする理由は、干支に関係します。干支は「十干十二支（じっかんじゅうにし）」と言います。十干（甲乙丙丁戊己庚辛壬癸）」と「十二支（子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥）」の組み合わせが60年経つと暦が一巡するので「還暦」と呼ばれるようになりました。

還暦は、現代においても喜ばしい行事です。母にプレゼントを用意して還暦を祝いましょう。

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還暦祝い　母に贈るプレゼントを選ぶには

還暦祝いで母にプレゼントを贈るには、どのようなものがよいのでしょうか。
還暦には赤いちゃんちゃんこを着ていたことから、赤いものを選ぶこともひとつです。

しかし、年齢を感じさせてしまうこともあるので「赤」にはこだわりすぎず、感謝やお祝いの気持ちが伝わるかどうかをポイントにプレゼントを選ぶのがおすすめです。女性が喜ぶ花は花言葉もあるので、還暦祝いの母へのプレゼントにぴったりです。

他に還暦祝いの際に喜ばれるプレゼントとしては、好みや趣味を考慮したファッションアイテムや食べもののギフトなどのアイテムがあります。ファッションアイテムでは、腕時計や財布、ネックレス、ブランドのバッグなどがあります。
また、物をプレゼントするだけでなく、両親そろっての食事や旅行といった時間をプレゼントすることも記念になります。

還暦祝い　母にプレゼントを渡すのはいつ？

還暦祝いをする時期は厳密には決まっていません。最近は、お祝いする側の都合に合わせて決める傾向があります。

昔は「還暦のお祝いは満60歳になった年に行うもの」とされてきましたので、慣習にのっとるのであれば、60歳の誕生日に行うことになります。

還暦祝いと一緒に誕生日でお祝いをする場合、スケジュールが調整しやすく、早い段階から日取りが決められるので、時間をかけてプレゼントを熟考できるというメリットがあります。
還暦祝いをいつ行うか迷ってしまったら、まずは誕生日を第一候補にしましょう。

そして、還暦祝いプレゼントを贈るにも、マナーがあります。

還暦祝いのプレゼントにもマナーがある

還暦祝いでは、赤いものを身につける慣習があります。
なぜかというと還暦には、生まれたときに還るという意味があるからです。生まれたときには赤い産着を着せていたことから、赤いちゃんちゃんこを着てもらうことが多いです。

しかし定番とはいえ、まだ働き盛りの60歳にちゃんちゃんこなんか着たくないと思う人もいます。なので、相手が喜ぶものをプレゼントするとよいでしょう。

還暦祝いのプレゼントのマナーとしては、年寄り扱いされていると感じてしまう杖や老眼鏡、死を連想させる菊の花や白いハンカチを避けると良いです。

では、還暦にはどのようなプレゼントが喜ばれるのでしょうか。

還暦祝いで母にプレゼントを贈るなら　おすすめのギフト

還暦祝いでは、日ごろの苦労をねぎらうプレゼントが合っています。たくさんの商品がありなんでも選べるからこそ、還暦ならではの特別感が伝えられるギフトがおすすめです。
店舗だけでなく通販でも購入できます。

ネームインポエム

指定した名前をもとに作詩してくれるネームインポエムは、母の名前にゆかりのあるメッセージを贈ることができます。依頼時に母の個性や魅力を伝えると、ポエムに反映してくれます。
写真を送ると、似顔絵とポエムを一緒に作ってくれるサービスもあります。名入れグッズには他にもいろいろなタイプのものがあります。名前を使ったオリジナルのプレゼントは、心に残る思い出になるでしょう。

キッチン家電

毎日ごはんを作ってくれたお礼に、キッチン家電のプレゼントもよいでしょう。料理が楽しくなり、時短できればご夫婦の時間をゆっくり過ごすこともできます。

今回は、購入予算1?2万円程度で買えるおすすめキッチン家電をご紹介します。

お料理ケトル

1台3役の便利なケトルです。料理・食事・保存の3つがひとつのケトルで実現します。また、お湯を沸かすだけでなく、パスタやうどん用の湯切りもついています。
料理がケトル一つで済むので、便利かつ洗い物が少なくなります。

電気圧力鍋

圧力鍋というとガスで使うイメージですが、電気で圧力がかかるので見張る必要がなく便利です。年齢を重ねると、料理の間立っていることが辛くなってきます。そこで、電気圧力鍋にかわりに作ってもらいましょう。おいしい料理を食べて、いつまでも元気に過ごしてもらいたいです。

液晶付きIHクッキングヒーター

テーブルの上で温かい料理が食べられます。卓上タイプなので持ち運び可能です。IHヒーターなので家事の心配が少なく、お手入れが楽です。今までがんばって料理をしてきてくれた母にぴったりのプレゼントとなるでしょう。
液晶付きなので、画面操作が簡単で画面を見やすいこともおすすめです。

還暦祝いにおすすめの品を価格と共にランキング形式で紹介しているサイトもあります。迷った時は参考にしてください。

ジュエリー

ジュエリーは身に付けるものなので、見るたびにもらった時のことや、贈ってくれた人のことを思い返すことができます。
また、誕生石を選ぶこともできるので特別感があるのもポイントですね。

いずれのプレゼントもすてきですが、最もおすすめなのは「お花」です。

還暦祝い　母に一番のプレゼントは「花」

花は、見た目の華やかさに加え、花ごとの花言葉に関連して祝いと感謝の気持ちを伝えることができます。還暦では花とともに思いを伝えてみてはいかがでしょうか。

赤い花は還暦にぴったり

赤い花は、情熱的で還暦にぴったりのカラーです。花言葉とともにプレゼントできたら、喜んでもらえること間違いないでしょう。

バラ

バラの色は豊富ですが、赤いカラーには「愛情」「美」「情熱」といった花言葉があります。バラは1輪でも華やかですが、他の花とセットにして花束にするのもきれいです。
生花だけでなく、プリザーブドフラワーやハーバリウムはデザイン性もあり、おしゃれなインテリアになります。美しいです。好みの装飾が選べ、長く楽しむことができます。

ダリア

存在感あふれるダリアは、ガーデニングや花束に用いられます。
花言葉は「栄華」「華麗」です。母がいつまでも美しくいてもらえるようプレゼントするのにぴったりです。
見た目とは裏腹に、ダリアは非常に繊細です。できるだけ早い水揚げが必要となります。
長く楽しむためには、お手入れが大切です。花びらが外側から縮れるようになってきますが、抜かずに先端をカットするとよいでしょう。

サルビア

サルビアは英語では「セージ」と呼ばれています。抗酸化作用や消化促進、解熱などの効果が期待できることから、古代ローマ時代から薬草として用いられてきました。
花言葉は「燃ゆる想い」「家族愛」です。
サルビアは、鉢で販売されていることが多く、すぐにガーデニングできます。また、初夏から秋の終わりまで開花期間が長いです。鉢底から流れるくらいたっぷり水を与え、乾燥に注意すると長持ちします。

グロリオサ

グロリオサは、アフリカや熱帯アジアに自生するユリ科の植物です。
花束に加えると明るく豪華になる花です。
「栄光」「勇敢」という花言葉をもっているため、これまで家族を支えてきてくれた母にぴったりではないでしょうか。
鉢植えの場合は、つるが伸びやすいので支柱で支えましょう。朝顔用のあんどん支柱が便利です。支柱を立てた後は、麻ひもやビニール紐で軽く結びましょう。

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