ホワイトデーのお返しに悩んでいる男性の方へ。
バレンタインデーにいただいたプレゼントに浮かれていた日も遠くなり、今度はホワイトデーのお返しに頭を悩ませていることでしょう。
「どうせ義理チョコだったから、これでいいか」
なんて簡単に品物を決めてしまったら、後で後悔するかもしれませんよ!
なぜなら、ホワイトデーのお返しの品にはそれぞれに意味があるのです。
本命のあの人に渡したお返しが、実はとてもネガティブな意味を持っていたりしたら、悔やんでも悔やみきれません。
そこで今回の記事では、ホワイトデーについて、由来や主なお返しとそれぞれに込められた意味を紹介します。
せっかくの贈り物のせいで、いつもの暮らしに波風が立たないように、ぜひ最後までご覧ください。
ホワイトデーのお返しは品別に意味がある?由来と起源について
バレンタインデーに贈り物をされたお返しをするというホワイトデーという日は、日本発祥です。
お祝いをいただいたときのお返しや香典返しなどの風習がある日本ならではのイベントで、由来としてよく知られているのは、老舗の菓子店「石村萬盛堂」を起源としたものです。
ホワイトデーの由来
ある日、石村萬盛堂の社長がある雑誌に載っていた投稿を見つけました。
「バレンタインデーでプレゼントを渡しているのに、お返しがないのはちょっと不公平です。せめてマシュマロくらいもらえたらうれしいな…」
そこで社長は考えました。
「バレンタインデーで君からもらったチョコレートを僕の優しさ(マシュマロ)で包むよ」
というコンセプトで、店のマシュマロ商品を売り出したのです。
バレンタインデーのちょうど1ヶ月後なら、覚えやすいということで3月14日を「マシュマロデー」と決めたのですが、あまり定着しませんでした。
それから7?8年過ぎたころ、取引先の百貨店から「マシュマロ以外の品物もお返しとしておすすめできないか」という問い合わせがありました。
そこで、マシュマロのイメージカラーにちなんで「ホワイトデー」と改名します。
以後、ホワイトデーにはさまざまなお菓子や品物を贈るようになり、次第にメジャーなイベントになりました。
ホワイトデーのお返しにも意味がある
バレンタインデーには十数年遅れながらも、ホワイトデーが定着してくると、マシュマロやクッキーなどの手軽な贈り物からもっと多様な品物が贈り物に選ばれました。
義理チョコへのお返しや本気チョコのお返しも差別化されてきいます。
自然とそれぞれの贈り物に意味が込められるようになりました。
渡す相手によって品物を変えることで、言葉にしなくてもわかってもらえる、どちらかと言えば口下手な日本人らしい工夫です。
こうして今では、ホワイトデーのお返しの品に決まった意味を持たせるようになったのです。
もちろん、必ずしもその意味にこだわる必要はありません。
しかし、贈られた相手が無駄に気を悪くしたり、誤解されたりすることのないように、基本的な意味は把握しておいた方が無難です。
では、よく知られているホワイトデーのお返しの品物について、込められた意味・理由などを紹介します。
キャンディーの意味【ホワイトデーのお返し】
キャンディーは「あなたのことが好きです」という意味が込められています。
硬くて割れにくく、口の中で長い時間甘さを味わえることから「二人の甘い時間をずっと過ごしたい・2人の関係は長続きさせたい」という気持ちを表現しています。
今付き合っている人や、告白したい人などへのお返しとしておすすめの品物です。
友達関係でいたい人や、あまり付き合いたくない人へ送ると誤解される恐れがありますので注意してください。
キャラメルにはどんな意味がある?
キャンディーと同じように甘いキャラメルは、その柔らかさや優しい甘さから「あなたと一緒にいると安心」という意味があります。
穏やかな愛情にも似た温かさをイメージするキャラメルは、本命の人以外にも、家族や長く付き合っている友達にもおすすめのお返しです。
マシュマロの意味【ホワイトデーのお返し】
マシュマロには「あなたが嫌い」という意味があります。
口の中に入れるとすぐに溶けてしまうことから、「長続きしない関係・忘れたい」という気持ちを表しています。
義理チョコのお返しにすると、あなたの評判がガタ落ちになるかもしれません。
もちろん本命へのお返しにもあまりおすすめできません。
ただ、今付き合っている人や告白したい人の好きなものがマシュマロなら、意味にこだわる必要はありません。
その代わり、きちんとメッセージを添えることを忘れないでください。
マカロンの意味【ホワイトデーのお返し】
「あなたは僕にとって特別な人」という意味のあるのがマカロンです。
マカロンは、とてもカラフルで可愛いイメージですが、実は作るのに手間のかかる高級なスイーツなのです。
特別な人・本命の人へのお返しとして、また上司や恩師などへもおすすめの贈り物です。
友達関係や普通の同期などには贈らないように注意してください。
本命への贈り物にはバームクーヘンもおすすめ
バームクーヘンは、生地が何層にも重なっていることから「幸せが重なる」という願いが込められていると言われます。。
結婚式の引き出物としてもよく使われているのは、この意味があるからです。
そのためバームクーヘンも、結婚を意識している彼女や本命の人へのお返しとして、おすすめできます。
ブレスレット・ネックレスの意味【ホワイトデーのお返し】
ブレスレットとネックレスはどちらも「束縛」や「独占したい」という意味が込められています。
ブレスレットは手首につけるアクセサリーなので「手錠」を、ネックレスは「首に鎖をつける」というイメージがあるため、人によっては重たく感じる場合があります。
友達程度の相手を喜ばせようと奮発して贈ったりすると、大きな誤解を生むかもしれませんので、控えておきましょう。
相手が希望している、もしくはすでに長い付き合いでそれぞれの性格をよく知っている場合は、それほど気にすることはありません。
指輪の意味【ホワイトデーのお返し】
指輪は「将来もずっと一緒にいよう」という意味で、エンゲージリングが由来となっています。
結婚を意識せずに軽い気持ちで指輪を贈っても、相手はそう思いません。
これは、結婚を真剣に考えてくれていると捕らえられてもおかしくない状況です。
たとえお付き合いしている相手でも、あなたがまだ結婚を考えていないのなら、指輪を贈ることはやめておいた方が良いかもしれません。
逆に、プロポーズのつもりで渡すなら、ブランド品など普段とは違った指輪を選びましょう。
ハンカチの意味【ホワイトデーのお返し】
ハンカチは、涙をふくものというイメージがあるために「別れ」の意味があるとされています。
「これまでの関係を終わらせたい」と思われてしまいますので、ホワイトデーのお返しにはあまりふさわしくありません。
本命はもちろん、義理チョコのお返しとしても避けておいた方が良いでしょう。
バラの意味【ホワイトデーのお返し】
ホワイトデーに限らず、お花の贈り物は女性にとっては格別うれしいものです。
しかし、お花には花言葉がありますので、その意味によっては相手を不愉快にしたり、思ってもみない反応が戻ってくることもあり得ます。
ここからは、ホワイトデーにおすすめのお花と、花言葉などを紹介します。
まず初めはフラワーギフトの大定番のバラです。
バラは「花の女王」とも呼ばれ、その種類は2万以上もあると言われています。
男性が女性に愛の告白をするときに贈るのも、バラの花束が最も多く、まさにホワイトデーにぴったりのお花です。
バラの花言葉(色別)
バラ全体の花言葉は、「愛」「美しさ」「幸福」「あなたを愛してる」です。
いかにもバラらしい花言葉ですね。
しかし、花色が違うとまた異なった花言葉があります。
色別の花言葉を一覧にしました。
- 赤のバラ…情熱・愛情
- ピンクのバラ…しとやか・感謝・上品
- 白のバラ…純潔・あなたにふさわしい
- オレンジのバラ…絆・健やか・信頼
- 青いバラ…奇跡・神の祝福・不可能
- 紫のバラ…誇り・尊厳・気品
- 緑のバラ…穏やか・希望を持ち帰る
- 黒のバラ…永遠の愛・あなたは私のもの・憎しみ
- 黄色のバラ…友情・平和・嫉妬
バラの花言葉は、ほとんどが愛に関係のある言葉ですので、恋人や本命の人へのお返しにおすすめです。
友達に贈るなら信頼の花言葉があるオレンジや友情の花言葉の黄色がおすすめですが、黄色には嫉妬という花言葉もありますので、注意してください。
バラの花言葉(本数別)
バラは、贈る本数によっても花言葉が存在しています。
本数ごとの花言葉は、次の通りです。
花色とともに贈る本数にも注目して、あなたの想いを込めた花束を贈ってください。
1本…一目ぼれ・あなたしかいない
2本…世界はあなたと私だけ
3本…告白・愛しています
4本…死ぬまで愛は変わりません
5本…あなたに出会えて本当にうれしい
6本…お互いに愛し、敬いましょう
7本…ひそやかな愛
8本…励ましに感謝しています
9本…いつも一緒に
10本…あなたは本当に完ぺきな人
11本…最愛の人
12本…私と付き合ってください
13本…永遠の友情
14本…あなたを誇りに思います
18本…誠実
19本…我慢・期待
20本…真実の愛
30本…縁を信じています
36本…ロマンティック
99本…ずっと一緒・永遠の愛
100本…100%の愛
108本…結婚してください
365本…毎日あなたが恋しい
999本…何度生まれ変わってもあなたを愛します
ほとんどが良いイメージの花言葉ですが、
15本・16本・17本は次に示すように少しネガティブなイメージの花言葉が含まれています。
15本…ごめんなさい
16本…不安定な愛
17本…絶望的な愛
他に何か意図があれば別ですが、せっかくのお返しですから、あえてこの本数は選ばなくても良いのではないでしょうか。
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関連記事:【本数別】バラの花言葉紹介!それぞれ意味が異なるものまとめ!
関連記事:バラについて徹底解説!贈るシーンや花言葉・育て方や買い方まで
チューリップの意味【ホワイトデーのお返し】
チューリップは、多くの人に親しまれている春の花です。
色のバリエーションも多く、プレゼントランキングなどでもいつも上位にある人気のお花なので、可愛い花束やアレンジメントフラワーにして贈る方法がおすすめです。
チューリップの花言葉
チューリップ全体の花言葉は、「思いやり」「博愛」です。
この花言葉には、ある言い伝えが由来になっています。
昔、オランダのある村に、とても美しい娘がいました。
その娘に恋した3人の騎士は、それぞれ王冠・剣・黄金をもって娘にプロポーズしました。
しかし、3人の中から1人を選ぶことができなかった娘は、花の女神に自分を花の姿に変えてほしいと願います。
美しい娘は、王冠の花、剣の葉、黄金の球根を持つチューリップの花となりました。
娘の美しい心を表したのが、チューリップの花言葉なのです。
チューリップの花言葉(色別)
チューリップも花色の多いお花ですので、色別の花言葉には注意をしてプレゼントしましょう。
- 赤のチューリップ…愛の告白・真実の愛
- ピンクのチューリップ…愛の芽生え・誠実な愛
- 紫のチューリップ…不滅の愛
- オレンジのチューリップ…照れ屋
- 緑のチューリップ…美しい目
- 白のチューリップ…新しい愛・失われた愛
- 黄色のチューリップ…正直・望みの無い恋・名声
- 黒のチューリップ…私を忘れて
花言葉から見るホワイトデーにおすすめの色は、赤・ピンク・紫・オレンジですね。
「美しい目」という花言葉の緑のチューリップは、少し年上の女性にプレゼントすると喜んでもらえるのではないでしょうか。
チューリップの花言葉(本数別)
チューリップも本数で変わる花言葉があります。
主な花言葉は次の通りです。
1本…あなたは私の運命の人
3本…愛しています
4本…一生あなたを愛します
6本…あなたに夢中
8本…思いやりに感謝します
9本…いつまでも一緒にいよう
11本…最愛
12本…恋人(妻)になってください
40本…永遠の愛を誓います
50本…永遠の愛
99本…永遠の愛
108本…結婚してください
バラと同じくネガティブイメージの花言葉は、次の本数ですので気を付けてください。
15本…ごめんなさい
16本…不安な愛
17本…絶望的な愛
関連記事:「色と本数」で花言葉が変わるチューリップで多彩なメッセージを
ガーベラの意味【ホワイトデーのお返し】
ガーベラは、鮮やかな花色と可愛らしい花の形で花束などのギフトに人気のお花です。
他のお花との相性も良く、色や大きさも豊富です。
上品な雰囲気がありながら可愛いらしさも持っているガーベラの花言葉は、「希望」「前向き」「常に前進」です。
ガーベラの花言葉(色別)
ガーベラの花色別の花言葉は次の通りです。
- 赤のガーベラ…燃える神秘の愛・限りなき挑戦
- ピンクのガーベラ…思いやり・感謝
- 白のガーベラ…純潔・希望
- オレンジのガーベラ…我慢強さ・冒険心
- 黄色のガーベラ…究極の愛・親しみ
- 青のガーベラ…神秘
以上のようにガーベラの花言葉はどれもポジティブなイメージがあります。
また、ガーベラは花の中心(芯)の色が、白っぽいものと黒っぽいものがあります。
花色と芯の色の組み合わせによって雰囲気が変わりますので、贈る相手に合わせて選んでみてください。
ガーベラの花言葉(本数別)
ガーベラも本数による花言葉がありますので、お返しをするときの参考にしてください。
1本…あなたが運命の人
3本…あなたを愛しています
4本…一生愛します
5本…あなたに夢中
8本…思いやりに感謝
9本…いつまでも一緒にいたい
11本…最愛
12本…恋人(妻)になってください
40本…永遠の愛を誓います
50本…永遠
99本…永遠の愛
108本…結婚してください
15本…ごめんなさい
16本…不安な愛
17本…絶望的な愛
バラ・チューリップとともにガーベラも15本〜17本の花言葉は良いイメージがないので、お返しとして贈るのには適しません。
関連記事:ガーベラがもつ花言葉は?意味や由来を詳しく紹介
ミモザの意味【ホワイトデーのお返し】
ミモザは、ふわふわとした黄色いお花で、とても可愛らしい印象があります。
マメ科アカシア属の植物で、和名は銀葉(ぎんよう)アカシアです。
ドライフラワーとして楽しまれることも多く、アクセサリーやリースにもよく利用されています。
ミモザの花言葉(色別)
ミモザの花言葉には、次のようなものがあります。
- 優雅
小さくて可愛い花がたくさん咲いているミモザの見た目からきた言葉です
- ひそやかな愛・真実の愛
インディアンの世界での男性から女性へミモザをプレゼントするという愛の儀式が由来となっています。
- 感謝
イタリア人の男性が感謝の気持ちを込めて、女性にミモザを贈る習慣から付いた花言葉です。
ミモザは、ほとんどが明るい黄色の花色ですが、白やオレンジのミモザも存在しています。
- 白のミモザ…頼られる人・死にも勝る愛
- オレンジのミモザ…エレガント
ミモザは、腐りにくく丈夫な性質があることから「頼れる」というイメージがついたようです。
また、ミモザの果実には毒があることから「死にも勝る」という言葉になったとされています。
「エレガント」は、オレンジのミモザが華麗に咲いている様子から付いた言葉だと考えられます。
関連記事:ミモザの花言葉は?春香るミモザのフラワーギフトの作り方まで解説
関連記事:花のギフトはいつ贈る?贈るシーン別に贈り方のポイントを解説!
お花をホワイトデーのお返しに!感謝や愛の意味をこめて通販で贈る
ホワイトデーのお返しギフトの中でも、種類も多く特に女性に好まれるお花。
他のギフトと違って生き物ですから、贈る日から逆算して注文しておく必要があります。
しかし、ホワイトデーのお花ギフトは人気が出てきているものの、まだお菓子でのお返しよりは一般的では有りません。
感度の高いお花屋さんではホワイトデー用のお花ギフトを用意している店舗もありますが、すべてのお花屋さんが同じように対応している訳では無いのです。
というのも、実店舗のお花屋さんでは販売用にストックしておけるお花の数は決まっています。販売できないお花はロスになってしまうので、売れる分だけ、売れやすい種類を中心に在庫しているので、目当てのお花がある場合は実店舗のお花屋さんでは在庫がない場合もありえます。
そこでオススメしたいのが、ネット通販でのホワイトデーのお返しのフラワーギフトです。
ホワイトデーは、恋人や夫婦なら愛を確かめる日となり、友達なら友情を確かめる日となります。
それぞれに合ったお返しをすることが、これからの人間関係にも拘わってくる場合もあります。
高価なお返しは必要ありませんが、それぞれの品物に託された意味を確認した上で、相手に喜んでもらえるような贈り物をしましょう。
ホワイトデーのお返し次第では、あなたの男性としてのランクがアップするかもしれませんよ。
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