ペペロミアは小ぶりの葉っぱが可愛らしい観葉植物で、アメリカの熱帯地域をはじめとするいくつもの地域に自生している多肉植物です。とても豊富な品種が現存しており、その数は1000種を超えるほど。
日本では"ペペロミア・オブトゥシフォリア"という品種が定番の一つで特徴的な姿がとても人気です。
「はじめての観葉植物にペペロミアを買っても大丈夫?」
「オブトゥシフォリアってどんな品種なの?」
この記事では、ペペロミアに関する基本やオブトゥシフォリア種の特徴、伸び伸びと生育させる方法や育て方のポイント、お手入れの際の便利グッズ等をご紹介していきます!
ペペロミア・オブトゥシフォリアの基本情報を知ろう!
ペペロミア・オブトゥシフォリア(peperomia-obtusifolia)は、コショウ科ペペロミア属の常緑性多年草です。ペペロミアという名前は、ギリシャ語でコショウを意味する"ペペリ"からつけられていて、樹形がコショウに似ていることが由来となっています。
深緑色の肉厚な葉が特徴的で、ペペロミア属の品種の中では葉のサイズが大きい種類に位置づけられます。
ペペロミアは主に、茎が細く生長していくと横や下方向に広がる"ほふく性"の種類が一般的ですが、オブトゥシフォリアは茎が太く、直立性の性質があります。
生長すると樹高が40?p程度になることもあり、高さのある鉢植えがお好きな方にはピッタリの品種です。
他にも「ペペロミア」と名のつく品種は多くありますが、代表的なものには「ペペロミア・ホープ」や「ペペロミア・アングラータ」があります。
関連記事:ペペロミア・ホープのご紹介!基本情報や育てる際の注意点等も!
関連記事:ペペロミア・アングラータの基本情報!育て方や飾り方をご紹介!
ペペロミア・オブトゥシフォリアは初心者でも簡単に育てられる!
ペペロミアは小型観葉植物の中でも管理が簡単で、オブトゥシフォリアは乾燥に強いため初心者向きと言えます。それではポイント別に育て方を見ていきましょう!
置き場所
ペペロミア・オブトゥシフォリアの置き場所を決める上で、
・日当たりのいい場所を好む
・通気性が良い方が丈夫に育つ
・18?28℃が快適な温度
以上の3点が押さえておきたいポイントです。
おすすめはレースカーテン越しの窓際や、リビング等の日当たりが確保された部屋の卓上に置いてあげるとベストです。乾燥には強いですが寒さが苦手なため、15℃以下の気温は避けましょう。
水やり
ペペロミアは葉に水分を蓄えられるため、頻繁な水やりは必要ありません。
水やりのコツは、乾燥気味な状態を保ち、潤わせる時間と乾燥させる時間のメリハリをつけることです。
春から秋の時期は10日に一度、冬は15日に一度程度が水やりの目安になります。
肥料
オブトゥシフォリアの株は肥料がなくても元気に育ちます。肥料は与える季節を選んだり、量によっては肥料焼けを起こしたりと調整が難しいので、最初の内は肥料を与えずに植えて育てましょう。
もし肥料を与えたいのであれば、冬の休眠期を避けて生長期の春から秋に与えましょう。
夏でも気温が高い日は、根が上手に栄養を吸い上げられないこともありますので注意が必要です。
与える肥料は固形であれば遅効性を選び、液体肥料であれば通常より薄めの希釈で与えてください。
注意点
オブトゥシフォリアはペペロミア属の中では比較的葉のサイズが大きい方です。
乾燥に強いという特徴がありますが、極度に乾燥していると葉の表面にダメージを受け、ハダニやカイガラムシの発生原因となってしまいます。
葉の表面をさわってみて乾燥しすぎていると感じたら、葉水をしてあげましょう。
葉水は霧吹きで掛けてあげても良いですし、濡らしたティッシュ等でサッと拭いてあげるだけでもOKです。
ペペロミア・オブトゥシフォリアのお手入れ便利グッズをご紹介!
これまでに紹介した通り、ペペロミアは特別な手入れの癖もなく、とても育てやすい品種です。
それでも、
「水やりのタイミングがイマイチわからない・・」
「自宅に丁度いい置き場所が見つからない・・」
こんなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるはずです。
そこで、お手入れ関連の便利なお助けアイテムを4つご紹介します!
水分計
用土の様子を見ても乾き切っているのか判断できず、水やりのタイミングがわからない!という方におすすめなのが、土の中の水分量を知らせてくれる水分計です。
各メーカーから色々な商品が販売されていますが、使い方はとっても簡単で、植木鉢に挿して放置しておくだけ。土の中に水分がある状態か、水やりが必要かをインジケーターの色で教えてくれるので、水やりのタイミングが一目でわかるようになります。
価格も数百円程度で購入できる商品が多く、はじめて観葉植物を育てるという方には必須級のアイテムです。
サーキュレーター
ペペロミア・オブトゥシフォリアは通気性が重要と紹介しましたが、自宅の風通しがあまり良くないことでお困りの方は、サーキュレーターの活用をおすすめします。
お部屋に一台置くだけで室内の空気が定期的に循環するので、観葉植物にはもちろん、空調の効き等も良くなるため快適性能もUP出来ちゃうんです。
直接風にあたって涼む目的の扇風機とは違い、サーキュレーターを冬に稼働させて冷えてしまうということもありませんので、一年中使用することができます。
植物育成ライト
室内での日当たりが確保できないという方には、植物育成ライトがおすすめです。
太陽光に近い光線を出せるライトを当てることで、日光不足の解消が期待できます。
商品によって高出力が可能なものや調光機能がついている製品もあり、最近はLEDを使用したおしゃれでインテリア映えするような製品もラインナップされていますので、お部屋にあったデザインを選びましょう!
植木鉢トレー
水やりのタイミングや日光浴させる際に頻繁に植木鉢を移動させる方は、植木鉢トレーを利用すると作業効率がUPします。
下部にキャスターがついているトレーに植木鉢を載せることで、複数の鉢を一度に移動させたり、サイズの大きい鉢を無理なく移動させることができます。
トレー部分が受け皿になっていて、室内でそのまま水やりをしても床に水がこぼれないようになっている商品等もあり、とても便利ですよ!
人気の観葉植物や花が見つかる「花百花」の魅力
新しい趣味を始めたい、お部屋に新鮮な緑を加えたいなら、花百花で手軽に育てられる観葉植物や、フラワーギフトを見つけてみてはいかがでしょうか。
花百花では、様々なフラワーショップの品揃えが一つのサイトに集結しており、オンラインで簡単にご注文いただけます。
自宅用はもちろん、大切な人への贈り物用にも。お花の専門家「お花コンシェルジュ」への無料相談など、ご注文前からご注文後までサポートが充実しているので、初心者の方も安心して選べます。
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元気で可愛い葉っぱの「ペペロミア・オブトゥシフォリア」と一緒に暮らそう!
ペペロミア・オブトゥシフォリアは比較的小型で、室内でも手軽に育てることができるので初心者にも扱いやすく、半日陰から日陰で育てることができるため、室内でもどこでも育てることができます。
観葉植物としては若干地味な印象があるかもしれませんが、その丈夫さや育てやすい、とても魅力的な植物です。
是非、お部屋のアクセントとして取り入れてみてはいかがでしょうか?