リシアンサスは華やかな印象があるので、一輪だけでも存在感があります。別名の「トルコキキョウ」の名前が日本ではよく聞かれますが、名前の由来は、開花した花がトルコ人のターバンのように見えることから来ているのをご存じでしょうか。現在ではほとんどの品種が日本で育種・開発されたものであるため、世界的に誇れる花となっています。
カラーも淡い色を中心としているため、花束やアレンジメントなど他の花と組み合わせがしやすいといえます。見た目の素晴らしさだけではなく、花持ちがよく、お世話がしやすいという特徴のある花といえるでしょう。
今回はリシアンサスの花について、基本の情報と花束用におすすめの種類を7つ、一覧で紹介します。
リシアンサスとは?一般的にトルコキキョウと呼ばれる花
リシアンサスと聞いてもピンとこないという方も多いことでしょう。日本では、トルコキキョウと呼ばれることが多い植物です。リシアンサスの基本情報から気になる花言葉について紹介していきます。
リシアンサスの基本情報
リシアンサスは、別名「トルコキキョウ」もしくは、「ユーストマ」と呼ばれており、一年草で梅雨の時期から夏にかけて咲く花です。原産国は北アメリカです。草丈は20?120�p程に成長し、白やピンク、紫、緑、複色とカラーバリエーションが豊富なことで知られています。
日本では品種改良が盛んに行われた結果、シックな色合いの品種も登場しました。昔からあるリシアンサスの印象とは全く異なる色合いのものも増えているため、あらゆるシーンで花束に利用されています。
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リシアンサスの花言葉
リシアンサスの花言葉は、「優美」「すがすがしい美しさ」「希望」「良い語らい」といった意味があり、花言葉の数が多い印象です。リシアンサスの花の印象がそのまま花言葉になっているかのように見受けられます。
色別の花言葉では、白色は「永遠の愛」「思いやり」、ピンク色は「優美」、緑色は「良い語らい」、黄色は「毅然とした態度」、紫色は「希望」となっています。花束にするときには、花言葉を考えて選んでみるのもおすすめです。
リシアンサスの花の特徴
リシアンサスは咲き方によって花ビラの形状が異なり、さまざまな表情を見せてくれます。
リシアンサスの花の特徴1:一重咲き
一重咲きのリシアンサスは花びらの枚数も少なく、桔梗のイメージそのままです。和のイメージが強く、生け花などに多用されています。一輪のみではどうしても印象が弱くなりがちですが、小さな花束にするとかわいい印象のブーケとなりますよ。
リシアンサスの花の特徴2:八重咲き
リシアンサスは八重咲きになるとゴージャスな雰囲気があります。八重咲きの品種は300種以上といわれているため、花の大きさやカラーバリエーションも豊富。アレンジメントやブーケに利用されることが多く、センスを生かしてさまざまな花束を作ることができます。
リシアンサスの花の特徴3:フリージア咲き
フリンジ咲きとは、フリルがかった豪華な花形のこと。花弁の縁に細かい切れ込みが入った形であり、花が細かくギザギザとなっています。華やかでゴージャスな印象を与えてくれる咲き方です。
リシアンサスの花束におすすめの種類
華やかな印象を持つリシアンサスは花束にピッタリです。幅広い種類の中から、花束におすすめの種類をピックアップしてみました。
リシアンサスでおすすめの種類1:アンバーダブルモヒート
光沢のある濃いグリーンの色が特徴的な品種です。グリーンの色をした花は少ないので、珍しさも相まって注目される品種といえます。グリーンの癒やし効果を存分に発揮できるので、あえて他の色を入れない組み合わせもおすすめです。
リシアンサスでおすすめの種類2:ボヤージュホワイト
花びらのフリンジが特徴的であり、白い花びらが美しさを際立てます。波打つような花びらとなっていますが、意外と厚みがある花です。しっかりした茎を持つので、ブライダルフラワーとして多用されています。
リシアンサスでおすすめの種類3:ロジーナラベンダー
バラの花びらを彷彿させるような整った巻き方が特徴的です。美しいうすい紫色の花では定番品種となっています。花そのものはしっかりしていて、八重咲きのトルコキキョウがコンパクトになった印象です。小さく可愛らしい花が魅力の品種といえるでしょう。
リシアンサスでおすすめの種類4:ソロブルーピコティー
無花粉の花であるため、花弁が花粉で汚れることもなく、受粉しにくく開花日数も長くなっています。従来のブルーピコティーよりも少し早く開花することや、ピコティー(花弁を縁取るように異なる色が入っていること)が濃くなっています。色のコントラストを楽しめるため人気の品種です。
リシアンサスでおすすめの種類5:クラリスピンク
クラリスピンクは濃すぎず薄すぎないピンク色が特徴で、花束として利用しやすくなっています。茎が硬く、ボリュームが取りやすい花です。温度が上がる時期であっても花首が折れることなく、園芸向きの花となっています。
リシアンサスでおすすめの種類6:NFラベンダー
花型が美しく、立体的なフリンジ咲きが特徴的な青みのあるラベンダーは、涼し気な印象です。花弁のフチには、ブルーのエッジが効いており、存在感と深みを演出しています。NFラベンダーの中には2?8までのバージョンがあります。
リシアンサスでおすすめの種類7:セシルピンク
かわいらしさが全面に出たピンク色で一重咲きとなっています。花の形そのものはシンプルであり、花径も小さめ。しかし、花付きがよいため、他の花とも合わせやすいですし、セシルピンクのみの花束でも存在感があります。
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リシアンサスを花束にして大切な人に贈ろう
リシアンサスは日本で積極的に品種改良が進められたこともあり、現在ではかなりの数の品種があります。今後もその数は増え続けていくことでしょう。咲き方によって花の形状に違いが大きくカラーバリエーションが豊富なことから、花束にしたり、アレンジしたりするのに適しています。
どのリシアンサスを選ぶのかによっても花束の印象は大きく変わってくる点も面白味がありますし、センスを活かすことができます。リシアンサスを大切な人に贈りたいというときは、オンラインを利用すると鮮度の高い状態の花を届けることができますよ。結婚・出産、誕生日、母の日、敬老の日など様々なお祝いのシーンやお悔みにもご利用いただけます。
サプライズ要素もあるので、ぜひご利用してみてください。
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