2023/11/18

実はブーケに「造花」が人気!メリットと8つの基本スタイルをご紹介

意外かもしれませんが、結婚式で花嫁が持つウェディングブーケとして、実は「造花」で作られたブーケ、ブートニアにも人気があります。

造花とは、発色や手触りが生花に近いポリエステルの布や樹脂を使い、生花に似せて作られた花をいいます。形や色など細部まで生花を再現するように作られており、最近では生花と見分けがつかないほど上質な造花もあります。

造花ブーケは、生花に比べて手軽に取り入れられるウエディングブーケとして人気が集まっています。

そこで今回は造花ブーケの特徴やメリットをご紹介します。ウェディングブーケとして造花を検討されている人は、ぜひ参考にしてください。

造花ブーケの基本スタイルもまとめているので、ドレスの種類や雰囲気に相性が良い、お気に入りのブーケスタイルを見つけてくださいね。

ウェディングブーケに造花を使うメリット

ウェディングブーケには、造花ブーケのほかに、生花ブーケ、ドライフラワーブーケ、プリザーブドフラワーブーケなどがあります。

造花ブーケと聞くと安っぽいイメージがあるかもしれませんが、最近の造花は高品質のものが増えており、アーティフィシャルフラワーやアートフラワー、シルクフラワーと呼ばれています。

ここでは造花ブーケを使用するメリットについてご紹介しますね。

生花より価格が安い

造花ブーケは生花のブーケに比べて価格が安いのがメリットです。

価格が安いと品質が気になりますが、最近の造花は高品質でよく見ないと生花との違いが分からないほど精巧に作られているものもあります。

生花よりも価格を抑えられるので、胡蝶蘭やあじさいなど高価だとあきらめていた花のブーケにも挑戦できそうですね。

造花ブーケを選べば、何かと費用がかさみがちなウェディングイベントで、選択肢の幅が広がるでしょう。

生花より長持ちするため思い出として残せる

時間がたつと枯れてしまう生花ブーケに対して、造花ブーケは思い出として残せるのも魅力です。比較的長持ちするドライフラワーやプリザーブドフラワーなどと比べても、保管に特別な管理技術や知識が必要なく手間もかかりません。

結婚式で使用したあとは、ブーケから他の形に加工することなくそのまま部屋に飾れます。特別な思い出の品を部屋のインテリアとして長く楽しめるのはうれしいですね。

前撮りと挙式で同じものを使える

造花ブーケはしおれたり枯れたりしないので、前撮りに使ったブーケを挙式当日にも使えます。通常使う回数分用意しなければならないブーケですが、造花ブーケなら同じものを何度も使えるので価格も抑えられます。

海外挙式の場合、生花ブーケは持って行くことができませんが、造花ブーケなら機内持ち込みが可能です。またほかのブーケと比べて比較的丈夫なので、ハネムーンに持って行っての撮影や家族で行うリゾート挙式にも安心して使うことができます。

生花と比べて軽い

生花ブーケは花持ちを良くするために、たっぷりと保水しなければならず意外と重さがあります。それに対して造花ブーケは保水の必要がないので軽量です。

結婚式と披露宴は、ドレスや打ち掛けなど身動きしづらい衣装を着て長時間過ごすため、負担が大きく疲れるものです。そんな中でブーケが軽いことは少しでも負担の軽減になるでしょう。意外と時間がかかるウエディングフォトでも新婦の負担が少なくてすみます。

しおれてしまう心配がある生花ブーケの場合、ガーデンウェディングや真夏の結婚式などでは式中に定期的に保水しなければなりません。しかし造花ブーケなら管理する手間も少なく、保水した水分で大切なドレスを汚してしまう心配もないので、リラックスして式に臨めますね。

関連記事:おしゃれなミニブーケを贈ろう|相場や人気のお花もあわせて紹介

季節に関係なく好きな花を使える

お気に入りの花や思い出の花が結婚式の時期と異なる場合はブーケとして使うことができませんが、造花ブーケであれば季節に関係なく好きな花が使えます。

ミモザなどの旬が短い花や、生花では取り扱いが難しい桜やあじさい、芍薬(しゃくやく)などを使ったブーケも用意できます。

人気のニュアンスカラーや、くすみカラーなど微妙な色みのブーケも、造花なら作りやすいでしょう。

また、日本では流通していない海外の珍しい花でも、造花であれば準備できるかもしれませんね。

造花ブーケの8つの基本スタイル。ドレスとの相性をチェック

ここまでご紹介してきたように造花ブーケは高品質なものが増えています。そして価格が安くて思い出として残せるなどのさまざまなメリットがあります。

ここから人気が高い8つの造花ブーケの基本スタイルと、それぞれと相性が良いドレスをご紹介します。

造花ブーケの基本スタイル�@ラウンドブーケ

ラウンドブーケは、名前のとおりコロンとした球の形のブーケです。王道の形なのですべてのドレスと比較的合わせやすいですが、とくにピンク色などのかわいいデザインのドレスやフェミニンなドレスとの相性は抜群です。

使用する花やカラーによって大人っぽくも仕上げられます。同系色でグラデーションにするのもおしゃれな雰囲気になりおすすめです。

造花ブーケの基本スタイル�Aオーバルブーケ

オーバルブーケとは、楕円形のふっくらとしたブーケです。ラウンドブーケがコンパクトなのに対してオーバルブーケはボリュームがあるので、より大人っぽい印象になります。

ふっくらとしたオーバルブーケは、スカートの大きく広がったプリンセスラインのドレスと相性が良いでしょう。最近トレンドの上品さと華やかさを兼ね備えた半袖ドレスにもぴったりです。

造花ブーケの基本スタイル�Bキャスケードブーケ

滝のように流れるフォルムをした逆三角形のブーケをキャスケードブーケといいます。

優雅な雰囲気なので、クラシカルでエレガントな雰囲気のベールの長いドレスと相性が良いブーケです。裾が長く広がったロングトレーンのドレスや、ロイヤルな雰囲気の長袖のドレスに合わせても、ブーケとドレスがお互いを引き立てます。

造花ブーケの基本スタイル�Cクラッチブーケ

クラッチブーケは、茎を長めにしてリボンなどでざっくりとまとめた形のブーケです。最近人気があるデザインのブーケで、スタイリッシュな細身のドレスに合わせれば、抜け感が出て一層おしゃれな雰囲気になります。摘んできた花を束ねたようなブーケのため、胡蝶蘭やカラーなどで作られたクラッチブーケは和装にも良く合うでしょう。ナチュラル感も演出できるので、アンティークなドレスにもおすすめです。

造花ブーケの基本スタイル�Dクレッセントブーケ

クレッセントブーケとは、三日月のような形をしたカーブが印象的なブーケをいいます。ブーケのラインが非対称で美しいので、シルエットがきれいなスレンダーラインのドレスにおすすめのブーケです。気品のあるエレガントで大人っぽいデザインのAラインのドレスとも相性が良いでしょう。

造花ブーケの基本スタイル�Eアームブーケ

スッとした長いお花を束ねて腕で抱えるように持つブーケをアームブーケといいます。スレンダーなドレスや、膝下から尾ひれのように広がったマーメイドドレスに合わせることで、大人っぽくモダンな雰囲気を演出できます。最近人気があるトップスとスカートが分かれているセパレートタイプのドレスにもぴったりです。

造花ブーケの基本スタイル�Fハンギング(ボール)ブーケ

ハンギングブーケは、ボールのような球体をしたブーケにリボンや紐で持ち手をつけたものです。ドレスと同系色の花を使うと、カジュアルな雰囲気のカラードレスにぴったりでしょう。白い胡蝶蘭のハンギングブーケの持ち手に美しい紐をあしらえば、白無垢にも合うブーケになります。

造花ブーケの基本スタイル�Gリースブーケ

永遠を意味するリースのような形をしたものをリースブーケといいます。軽やかでナチュラルな雰囲気があり、ギリシャのヴィーナスをイメージしたエンパイアラインのドレスにおすすめのブーケです。ヘッドドレスに同じ花材で作った花冠を合わせても素敵ですね。

リースブーケは、挙式後にインテリアとしてそのまま飾れるのも魅力のひとつです。

枯れない美を贈るなら「花百花」のブーケ

美しさが長続きする造花ブーケには多くのメリットがありますが、人工的な質感がちょっと・・という場合には「プリザーブドフラワー」や「ドライフラワー」の購入を検討してみてはいかがでしょうか。

花百花では、プリザーブドフラワーやドライフラワーなど、生花ならではの質感を保ちつつ、造花のように長持ちするフラワーギフトを多数取り揃えております。

レッド、オレンジ、イエロー、グリーン、ブルー、ホワイトなど、様々な色合いのお花を検索いただけます。品種も多種多様で、ローズやダリア、ラナンキュラスやチューリップ、ひまわりなど人気のお花が勢ぞろい。

フラワーコンシェルジュによるお花に関する無料のサポートを利用いただけるので、ご不明点などはお気軽にご相談ください。

造花で思い出に残るブーケを作ろう

造花ブーケは価格が安く、前撮りと挙式で同じものを使えるなどのさまざまなメリットがあります。結婚式のあと、造花ブーケをインテリアとして飾っておくことができるので、思い出の花を使用してオーダーメイドのブーケを作るのもおすすめです。思い出のブーケを手間をかけずに長く手元に残せるのはうれしいですね。

造花ブーケの基本スタイルを確認して、ぜひお好みのドレスにぴったりと合う造花ブーケを見つけてくださいね。

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